客はどのように店に伝えればいいのだろうか
danekoはなけなしのアタマで考えた
そうだ、作ったシェフにこの料理を食べてもらえばいいのだ
その上で、当のシェフが、これが正にウチのfeastだと言えば、
もうそのシェフはRata のレベルに値しない、ニュージーランドによくいる
「自分はデキる」アピールがやたらと強い人間かもしれない
しかし、まともなシェフであれば、これを食べてみて、
この料理に100ドルの値付けをしていいかどうか、
分かろうものではないか
danekoは、女にいってみた。
これを作った人間に、この料理を食べてもらって。
その上で、これが本当に間違いなくfeastなのか、聞いて来て
これが、店と料理人のレベルを測る一石二鳥の方法であろう(^_-)
女はそれを受けて、いったん引き下がった。
さあ、鬼が出るか、蛇が出るか?
danekoはワインを飲みつつ、返事を待った。
マネージャ女は戻って来て、
この料理を作り直そうかと言う
danekoたちは、顔を見合わせ、日本語で相談する。
どうする?
作り直させたら、素晴らしい料理が出てくるのか⁇
(それも40分後に?)
いやいや、作り直させて、似たり寄ったりのものが出て来たら、
そしてそれをまた再度拒絶したりしたら、
なんだかすごく気まずいではないか。
もう充分に気まずいけどね。。。
まさか、
店の奥には、未調理の素晴らしいワカヌイ•ビーフがあるのだろうか
まさか。。。
今日は日曜日。
肉屋も閉まっていたのではないだろうか⁈
熟成肉ってほどではなかったし…
danekoたちは、作り直しに関しては、ほぼ絶望視していた
マネージャ女は、
それとも他のものを食べたいのか、
オーダーを変更し、作り直そうかと言う
danekoは「チガーウ!!!」
と大きな声で叫びたかった。
だいたい、
このやり取りには、なにか決定的に大切なものが欠落している。
それがなんなのか、danekoにはすぐにわからなかった。
しかし、それは、ニュージーランドの最大の欠点とも言える、
よくありがちな間違った方向性に対しての、
danekoの積み重なった憤りであったのだ
(続く。。。)
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テレビに出てる人の店だからってね。。。ミーハーなのね、daneko。
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