ニュージーランド立派!「自国の主張を貫く必要がある」

lantern festival auckland


本日は、

最近やれやれと思った時事問題を。


ニュージーランドが5月11日、

台湾のWHO参加への賛成を表明した。


台湾のWHO総会参加OKに不快感



外相のウィンストン・ピータース氏が、

来るWHO総会に台湾の参加を支持。


台湾のコロナ封じ込め政策が見事だったので、

学べるところが多いとの見解だ。






だが・・
さっそく出ました。

中国の人相の悪い報道官からの反撃。


台湾の参加を支持すれば、「ひとつの中国」に反し、

中国とNZの関係に悪影響を与える恐れがある


との脅し文句?

やれやれ・・である(^_^;)


対するNZ政府の対応は?



翌日12日、

アーダーン首相はさっそく会見。


「ひとつの中国」を指示する立場を改めて表明したと。

なかなか、慌てている感じが伝わってきます。


オーストラリアのように、

牛肉禁輸に踏み切られても困るからね。




そうそう、牛肉の制裁だけぢゃなく、

大麦の制裁もやってましたね。。





ロックダウンで内需もインバウンドも止まっている今、

農産物の輸出を中国にストップされたら困るだろう。


以前、フォンテラのミルクが汚染されていたと言って、

中国への輸入をストップされた過去もある。


danekoの友人のキウィ(ニュージーランド人)は、

中国がコロナウィルスの独立立ち入り検査を断ったことを怒っていた。


それにしても、アーダーン首相の、

「ひとつの中国」を認めるが、台湾の参加を支持する。

という発言はちょっと矛盾を含んでいる。


ポリティカル・コレクトネスに基づいているからいいのか(^_^;)

労働党ですもんね。

どちらかというと彼女は火消しに一生懸命な感じ。


手強い恫喝外交にNZ政府は



ニュージーランドに対し、中国からの、

具体的な制裁措置などはまだ聞かないが、


首相が力いっぱい中国をホメたりなだめたり、が効いたかな?

最初のロイター通信の動画にもありましたね。


・中国のコロナ対応に感謝

とか、なにをどう感謝なのかわからないけど。


しかし、NZのピータース外相は12日、

とにかく、中国の強硬姿勢に屈しないことを示した。


ピーターズ外相は12日の記者会見で、中国のこうした反応について質問され、「われわれは自国の主張を貫く必要がある」と表明。「真の友好は公平さに基づいており、友好関係の中で異なる意見を認め合えるかにかかっている」と述べた。


ロイター REUTERSより


なるほど。


柔らかめのアーダーン首相の発言に対し、

ピータース外相ははっきりと、

「自国の主張を貫く必要がある」と述べている。


ロイター報道のこの部分、

日本ではアーダーン首相の発言のように報道されていたけど、

外相発言であったのだ。


ピータース氏は日本での知名度が低く、

「絵にならない」からであろうか?

いやいやまさか・・


自国の立場を貫く必要がある


これ、いつも弱腰の日本から見ると素晴らしいひとこと。

小さな国でもキリッと発言し、筋を通す。


ピータース外相、もっと評価上がってもいいのにね。


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