danekoのNZホテル隔離日記は続きものです。
ひとつ前の記事はこちらをどうぞ。
あっという間に隔離ホテル生活も8日目。
ホテルにも慣れ、生活のリズムも出来てきた。
だが、danekoには心配事があったのだった。
朝食のりんごジュースが好き!
おはようございます。
目が覚めると、もう Day8。
早いものだ。
![isolation meal 2020 day8 B](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/isolation-meal-2020-day8-B.jpeg)
もはや見慣れた朝ごはん。
ヨーグルトがイチゴ&ベリー味に。
そして朝は・・
![isolation meal 2020 day8 apple juice](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/isolation-meal-2020-day8-apple-juice.jpeg)
このりんごジュースで始まる。
ふふふふ・・
ワイングラスに注いで気分を上げているのだ。
当初はオレンジジュースがいいかと思ったのだが、
寒い冬は、リンゴのほうがカラダを冷やさないみたい。
スルスルッと全飲みできる200ミリリットル。
ホームグロウンというブランド。
![isolation meal 2020 day8 homegrown](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/isolation-meal-2020-day8-homegrown.jpeg)
なになに、ふむふむ。
ようするに、100%ナチュラルの、
低温殺菌。砂糖無添加。うんぬん。
無添加だから、色は良くないけど、
お味は美味しいんですよ!
ニュージーランドのスーパーで売っている、
わりとポピュラーなブランドですね。
Day8は、炒飯デー
この日、昼も夜も、フライドライスであった。
チョイスによって、
どちらも炒飯でないメニューも選べたのだが、
消去法でフライドライスにしたのだった。
迷ったときのフライドライス。
イギリスに語学留学してた頃から、
食事がマズくて泣きそうな時は、
テイクアウェイの炒飯を食べていたなあ・・
なんだかとても寂しかった。
![isolation meal 2020 day8 L](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/isolation-meal-2020-day8-L.jpeg)
シュリンプ・フライドライス。
期待していたのだが、
エビは細切れであった・・
そして、ご飯もネチャついている。
味付けも雑。 こりゃダメだ。
と、食べながらため息をつく。
そして・・・
PCR検査はどうなった?
Day5にさせられたPCR検査。
その結果がまだだったのだ。
検査の看護師さんは、
明日か明後日に電話で結果を知らせるから
と、言っていたのだが、
待てど暮らせど電話は来なかった。
PCR検査についてのレターには、
48時間以内に電話かテキストで知らせます
と書いてあったのに。。。
確実に、何度も伝えた携帯番号に、
電話もなければメッセージもなかったのだ。
Day8なら・・48時間は過ぎている(-_-;)
danekoはさすがに気が気でなかった。
何をしていても、気になる。
検査した翌日から、ネットニュースをチェックしまくり。
NZヘラルドという新聞のサイトに、
毎日の陽性者の発表があるのだ。
日本などとは違い、
かなり詳細に陽性者のデータを公表する。
・性別・年代
・出身国
・NZへの帰国便名
・NZに入国した日
・どこのホテルに隔離されていたか
と、まあ、ごていねいである。
国民としては嬉しいよね。詳しくわかるから。
だが、danekoはこの情報が、
自分のことになるのを恐れていたのだ・・
NZへの帰国者で初めての陽性者?
もしも、検査で陽性だったらば、
日本人は危ないと思われるのではないか?
NZに住む同胞の皆さんに申し訳ない。
それより何より、
danekoの陽性を期に、
日本とNZの国境が完全に閉じてしまったり、
日本人に対して検疫がもっと厳しくなったりしたらどうしよう?
などと考え始めるともう、心配で心配で、
ホテル生活を楽しむどころではなかったのだ。
danekoの腸内善玉菌は、完全に死滅した。
2016年にビョーキして以来、
ちょっとストレスが掛かったり、
心のゆとりがなくなったりすると、
立ちどころに善玉菌が死ぬ体質になっていた。
まあ、言ってみれば、
素直なカラダになったのだ(^_^;)
調子の悪いオナカを抱え、
danekoはこの日、
体温スクリーニングをする看護師さんに聞いてみたのだ。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
ええっと、PCR検査の結果がまだなんだけど・・
というと、いつしたのかとたずねられた。
3日前、と答えると、2人は顔を見合わせ、
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/obasan-1.jpg)
ちょっと遅いわねえ。もう出てるはずだから、
MOHに電話するといいわよ。
MOHに電話するといいわよ。
と、いとも簡単に答えたのだ。
あのー、オイオイ、
danekoのことが心配になりませんか?
ここに、
陰性か陽性かがわからない帰国者がいるんですよ。
ふつうなら、どこかに知らせて、調べ上げて、
結果がわかるまで部屋から出るなとか、なんとか、
言っても良さそうなものだけど・・
ホテル付きの看護師2名は気にも止めず、
さっさと次の部屋へ行ってしまった。
おかしいなあ・・
ってことは、陰性なのだろうか?
お昼過ぎに見たニュースには、
danekoの名は載っていなかった。
そりゃそうですよね。
載ってたら、今頃はもうお迎えが来てるって。
そうこうしているうちに、
検査から72時間が過ぎた。
やはり、もう結果は出ているはずである(ー_ー)!!
しかし、電話なんか、できますか??
死刑宣告をもらいに行くようなものだ。
自分から電話など掛けるもんか。
でもなあ、
こうやって、お迎えを待っているのもヤダね。
どうしたらいいのだろう・・
と、悶々とするうちに、日が暮れた。
NZの冬の日暮れは早い。
午後5時を過ぎれば、もう今日は連絡は来ないだろう。
電話する係の人が、残業してまで仕事するような国じゃない。
結果は明日に持ち越しか・・
それとも、夜中にドンドンドン!と、
扉を叩く音がして、起こされて、
danekoさん、陽性でしたよ!
ジェットパークホテルに移ります!
ってな流れになるのはイヤだなあ。。
と、前の日と同じ堂々巡りをしていたのである。
ま、そんなことを言ってる割には、
夜はぐっすり眠ってたんですけどね(^_^;)
夜のフライドライス
夕ご飯は、
ベジタブル・フライドライスであった。
![isolation meal 2020 day8 D](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/isolation-meal-2020-day8-D.jpeg)
う、ランチのと瓜二つ?
なんか、色目も似てますね。
なぐさめは、
本日買ってきたピノ・ノワール。
50ドルもするというのに、
また同じものを買ってきたのである。
このホテルにも何かとお世話になっているので、
ちょっとは儲けてもらってもいいのかも。
毎日何不自由なく暮らせるのも、
NZ政府と受け入れホテルのおかげである(^_^;)
![isolation meal 2020 day8 D2](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/isolation-meal-2020-day8-D2.jpeg)
ごはんがネチャついているのも、昼と同じ。
もしかして、
昼に炊いたおコメの残りだろうか・・
疑惑は広がるが、確かめようは無い。
炒飯じゃなくて、
メディタレニアン・クスクスのがよかったかな?
でも、クスクスって気分じゃ無かったのだ。
あれ、意外と調理が難しいですよ。
パサつかず炊き上げるのにコツが要る。
ニュージーランドには、
北アフリカや中東のクスクスを再現できるレストランは、
まだ本当に少ない。
やはり、クスクスも地雷だったのだろう。
本日は、炒飯の日と思ってたけど、
地雷の日、だったのである(-_-)
ま、明日はまた明日の風が吹く。
おいしい食事も来ることもあるさ。
と、danekoは早めにベッドに入った。
夜中にドンドンドン!、と
ドアが叩かれないことを祈りながら。。。
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