ホーマット・キャピタル@白金台

2010 homat capital
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ホテルの部屋からの眺め



今回、眺望は特に良くはありませんが、


金・土・日と3泊していたのに、


チェックアウトの今日になって初めて外を眺めている(^_^;)


そんな余裕も全くなく、

ホテルには寝るだけに帰っていたからね


ところで、建物のこちら側からは、

結婚式で有名な、八芳園の庭園などが見える




そんな中で、danekoの垂涎は、


これです


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ホーマット・キャピタル


もう築年数はかなり経っているが、

外人用超高級賃貸マンション

ファーニッッシュド(家具付き)です


ほとんどの物件が、

1室月家賃100万円を下らないという


現在地方人のdanekoなどが、

なぜそんなことを知っているのかというと・・・


その昔、外資系で秘書モドキをやっていたときに、

上司の外人たちが住んでいたのが、

このホーマット・シリーズだったのだ



当時から六本木や麹町など、東京タワーの見える都心部の高級住宅街にあり、

家賃は月120万とか180万とか、

部屋タイプによってさまざまで


外人ボスたちは、

それぞれの役職、地位、家族構成により、

それぞれのホーマットに住居が振り分けられていた


秘書たちは、

「うちのスタンガーさん、月160万円」

「うちのミラソルは、月120万円」


などと、経理伝票を見て噂しあっており、面白かった


しかし、

その家賃が自分の給料の何倍かなどということは、

哀しくなるのであんまり話題にならなかった



ひとは上手に自分に不都合な真実から目をそらす・・・



友人の秘書から誘われて、部屋の中に入ったこともある。


外人ボスたちは、出張などで留守にするとき、

秘書に犬や猫の世話を頼んだりする 。


お礼は、ホーマットの部屋に(必ず立派な客用ベッドルームがある)泊まり、

冷蔵庫のものやお酒など、手の届くものは何でも

飲んだり食べたりしていいということ


パジャマパーティやり放題だった


けっこう日本人秘書は信用があったのね


そうはいえ、主寝室には鍵がかかっていて、

私たちの目に触れて困るものは、

そこに収納して出かけたのだろうけど。


ホーマットお泊りはミニ修学旅行の豪華版、という感覚で

もちろん楽しかった



すべての部屋の温度を一定に保つ

オールセントラルヒーティングは快適この上ないが、

ひと月の電気代18万円なんていう伝票の意味が、

この時わかった



リビングからは何の障害物もなく東京タワーが見え、

自分のものだと勘違いしそうなくらいだった

ワインも特別な味がした


「格差社会」などといわれるずっとずっと前から、

そんなものはフツーに存在していて、

danekoはちょっと衝撃を受けた


いま中国の日系企業で働く現地採用の中国人たちも、

danekoと同じような思いを抱えているのだろうか


不動産は別としても、

北京の生活物価は日本の8分の1くらいだろうから、

日系企業の日本人の給料は、目をむくほど高いに違いなく、

日本人ほど大人しくない彼らは、

当然、待遇改善を要求してくるだろう。




現在のホーマット・キャピタルは、もう、

以前ほど元気がないようだ


2008年のリーマンショックの後、

昨年から明らかに空室率が上がっているみたい・・


荒れたまま放置されているガーデンバルコニー。

打ち捨てられたガーデン・テーブルのセット。

雨ざらしの子供のブランコなど、


ホテルの窓から丸見えなのだから


2007年くらいからここに泊まっているdanekoは、淋しく思う


以前は週末の夜など、

メイド付きでホーム・パーティをやっていたり、(@_@)


間接照明の暖かい光がカーテンから少しもれている様子は

とっても素敵だったからだ


日本がまた元気になって、

ホーマット・マンションの全棟に光があふれる日がまた来るのだろうか。。

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