魔のシドニー紀行(>_<)23・まともなお部屋編



むむ、悪くない


18階からの眺めのほうが・・・

下層階なのに開けているゾ。



お部屋の向きで、こうも違うのだ。
danekoは、22階で待っている娘danekoを迎えに行った。


る~んるん♪♪

(イヤなことがいっぱいあったので、閾値が下がっている?)


そして、すっかりくつろいでいる娘danekoに、

もっと眺めのいい部屋に変わろうというと、

もう、ここでもいいというではないか(-_-)


毒サソリがいないホテルでは、

あまり冒険をしたくないらしい。


danekoは、まあ、ちょっと見てみたらいいと、

娘danekoを18階に連れ出した。


が、ルームキーがないので、

荷物も持っていかなければならない・・・


後で運んでもらうこともできるが、

このホテルのチップ相場は最低10ドルとみた(>_<)


豪ドル現金はあまりたくさん持っていないし、

はっ! 10ドル札も手元にないゾ。。

=チップが生じないよう、予測しての行動が必要だ(ああ面倒


娘danekoは、18階の部屋に着くと、

「どっちでも同じじゃない?」

と、力が抜けるようなことを言う。


「いやいや、窓の外を見なさい。かの有名なマーチンプレイスと時計台」

と、danekoがうながしても、

今度はカウチにどさっと身を投げ出して、もう動かない。。。


疲れているのであろう。。。

「ままがよければ、こっちでもあっちでもいいよ」

と、いったきり、iphoneのWi-Fi設定に入った


ああ、サソリの毒がまだ、

抜けきらないのであろう。

 

かわいそうに。。(T_T)






お部屋タイプはまったく同じであるのだが、

なんだか明るいし(^^)v


これで米ドル110ドル+ポイントは,

嬉しくて笑える。

(ポイントは貯まってたものだから、痛くもかゆくもないし)







これもさっきと同じではあるけど、


バスルームがキレイ。

クリーム・ベージュ系のマーブルは好きだなあ。。。


ガラス張りだけれど、

シェードはちゃんとついてるから。






お部屋側からバスルームを見たところ。


シャワーブースとトイレが隣り合っています。


danekoは満足し、レセプションに戻った。

電話で伝えてもいいのだが、

たらい回しにされそうだから。


そして、

あのロシア人のオネーチャンのところへ行く。



オネーチャンは、ビジネスマンたちのチェックイン中であったが、

ちょっとひとこと伝えるだけだから、と割り込ませてもらう。


だ: 「18階の部屋に決めましたよ」

オ: 「そうですか、よかったです。お気に召して」

だ: 「で、22階のキーは先ほど、返しましたよね」

オ: 「え?・・・そうだったかしら?


もう。。。danekoの方が不安になってくる。


これだったのだ。 

ルームキーを渡すときに感じた不吉な予感は・・・


だ: 「ちゃんと渡したから、そこにあるはずだから」


と、主張すると、


オ: 「あ、あった。ありました。You’re right.」


まったく、You’re right じゃないよ、ホントに。

客をカギ泥棒扱いして・・・(-_-メ)


danekoがちょっとムカつきながら、

エレベータに乗ると、


ビジネスマンが4人、

エレベータに乗りこんで来た。


パリッとしたスーツ、ピカピカの靴、

会議か何かでシドニーに出張で来たのであろう。

ビジネスキャリーも立派だ。


だが、彼らは次々と、6階と8階のボタンを押した。

低層階・・・(^_^;)


まあ、ビジネスなんだし、

階なんて気にしないよねと思って見ていたら、


「あ、you8階なんだ、おれ6階」

「いいな、おれも8階がよかった」


と、

ビジネスマンでもちょっとでも高層階が好きらしい。


そこへdanekoが、18のボタンを押すと、

いっせいに、羨望のまなざしが降ってきた。


「・・高い階が有るんだよなあ・・・」

「なんで6階とか8階なんだろう、俺たち」

「なあ。。。」


danekoはおかしくなってしまった。

(18階だって、そんな高層階ってほどでもないのに)


こんなパリッとしたビジネスマンたちが、いい年こいて、

部屋が低層階だと嘆いているのである。


まるでdanekoと同等レベルではないか。。。

世界の金融地図を変えるような、

ビッグな仕事をしてるのじゃないのか?


そして、ちっぽけなアジア人のdanekoを残し、

彼らは6階と8階で降りて行った。

後ろ姿は、低層階に泊まる哀愁に満ちていた。


danekoは、このウェスティンにはきちんと、

SPGエリート会員の威光が効くのだと知って、

嬉しくなった(^^)v


毒サソリホテルも、ちょっとは見習ってほしいものだ(~_~メ)






窓の外は、オフィスビルから時計台となった。



時計台なら、のぞかれることはないだろう。

さあ、着替えて、夕食に行こう。



今日の夕食は、ちゃんとしたレストラン、

日本人経営の、人気の店だ\(^o^)/


楽しみ~~♬


でも、

シドニーグルメの水準は高いのだろうか。。。

 

続きはこちらです~(^_^)


魔のシドニー紀行(>_<)24・不思議な夕食・前編

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