コマーシャル・ベイ って何?
danekoはその名を初めて聞いたときから、
違和感を持っていた。
商業ビルに、
「ベイ」つまり「入り江」というのはおかしいのではないかと。
もしかすると、
英語ネイティブにはおかしく響かないのかもしれない。
だが、ウィキによれば、
このあたりに本当にある(もしくは在った)地名なのだと知り、
ちょっと納得したのであった。
もくじ
商業ビルと商業施設
コマーシャルベイは、ビッグ・スリーの会計大手、
プライス・ウォーター・ハウスの高層ビル。
39階。高さ180メートル。
ふむふむ。。
以前は
ウェストフィールド・ダウンタウン・ショッピングセンター
だったのだが、
ウェストフィールドがPWCに売却とあった。
こんな絢爛モダンな商業施設、
danekoなんかには用事ないよね?
と感じていたのだが、フードコートは存在する。
ならば一度くらい、覗いてみようと思ったのだ。
お約束の、お洒落モダンな空間
オークランドの銀座通り、
クイーンストリートからエスカレーターを上る。
エントランスはオープンでなく、
ちょっと奥まった感じで、
隣のH&Mのガラス張り店舗がやたらと目立つ。
H&Mにも一応入ってみたけれど、
以前5ドルで買ったピンクのストールはもうなかった。
当たり前か・・(^_^;)
エスカレータを上ると、カフェがある。
女の子たちが喜んでお茶していた。
ここまでは、そんなに威圧感はなく、
むしろ照明が抑えられていて、落ち着いたインテリア。
おお〜!!!
これこれ。
SNSで見ていた、大吹き抜け。
こんなものが、南半球のイナカ、
ニュージーランドにも出来たんだなあ。
danekoはしばし感慨にふけっていた。。
息子のIT担当大臣が、2006年に語学留学。
移住の下見に行ってくれていたのだが、
帰ってくるなり、
とdanekoに告げたのである。
あれから、14年もの月日が流れ、
ニュージーランドもホントに変わったなあ。
ま、特にオークランドですけど。
※この後、クライストチャーチにも行くことになり、
チャーチ中心部にも、
「リバーサイド」という、
超オシャレな商業施設ができてて驚いた。
チャーチもどんどん変わっている。
アジアン勢が幅を利かせるフードコート
さあさあ、
ブランドブティックなどには一切目もくれず、
フードコートに直行だ。
どんな店が入ってるんだろう?
OJI =伯父 という店。
日本食? フュージョンかな?
餃子にバンズやラーメン、寿司、などなど。
とにかく儲かりそうなものが全部あった(^_^;)
サラダなどのお持ち帰りも。13ドル。
これなら、ヘルシー路線の女子客にウケそうですね。
遅い時間には、半額セールもあるようです。
けっこうお客さんで賑わっていたかな。
サニータウンも入っています。
ローンストリートの店はそのままに、2号店を出したのかな?
けっこう場所が近いですけどね。
その他にも、知っている店がいくつか。
・Darumaラーメン
・Kai Eatery
・Burger Burger
などなど。
ダルマのKazuグループさんの進撃はすごいですね。
他の商業コンプレックス、たとえば、
ニューマーケットのウェストフィールドや、
シルビア・パークなどに比べても、
総じてアジアン系が多い印象だ。
そして、店の数が圧倒的に多いから、
ほぼ全ジャンルを網羅している感じ。
ベトナム料理 Nam Nam
さて、何を食べようか、と迷ったが、
翌日から出かける用事があったので、
あっさり系がいいかな?と考えた。
で、NAM NAMというベトナミーズへ。
店の写真は、消えてしまっていた(^_^;)
こちら、
タカプナにもお店があるみたいですね。
バーン・ミーというベトナム風バゲットサンドか、
フォーにするか迷った。
でも、雨に降られて寒かったので、
軍配はフォーに上がった。
ベジタリアン・フォー 14ドル。
まあまあ、許せるお値段じゃないかな?
揚げ豆腐とシイタケがたっぷり。
スープは少し甘めだけど問題ない。
フォー特有の八角の臭いは強くなくて、
danekoは救われた気分だった。
しばらく間があって、
フォーには八角が入っているのを忘れていたのだ。
スープは、ちょっと色が濃い。
醤油系を多く使っているのかな。
米粉の麺はたっぷり入っていて、
けっこうお腹いっぱいになってしまった。
お腹が許せば何か他のものも・・
と思っていたけどもうこれで、今日はおしまいだ。
バーン・ミーは、11ドル。
次回はこっちを食べてみようっと。
danekoの評価は。。
こちらのフードコート。
ニューマーケットよりもいいかもしれない。
理由はいくつかあるのだが、
・アジアン系が多いので値段が抑えられている
・食べるスペースは清掃が行き届いている
・味重視の店がけっこう多い
という感じかな。
食べるスペースはオシャレだが、オープンな空間。
ゆえに、食器などを下げてもらいやすく、
テーブルなども一応拭いているようである。
この近くには、大失敗したオサレフードコートがあるが、
その失敗からつぶさに見て学んだのだろうか(?_?)
熱々のフォーを食べながら、
キョロキョロとあたりを見回すdaneko。
だんだんこのコマーシャルベイが好きになってきていた。
なんといっても、
15ドルでお腹いっぱいになるというのは、
2020年のオークランドでは本当に貴重なこと。
あ、ドリンク買ったら20ドル行きます。
お水の一杯も供給されないので・・
そこが日本と違ってセコいけど、
安くあげたければドリンクはお持ち込み?
見ていると、キウィの若いお客さんたちも、
ドリンクと料理を両方しっかり頼んでいる人は多くない。
食後のコーヒーを楽しみたければ、
同じビル内に有名カフェがいくつもあるし。
わざわざ混雑した空間で、
専門でない店のコーヒーを飲むこともない。
ごちそうさま〜♬
すごいお腹いっぱい。
旅の支度があるからもう帰ろうっと。
と、ウロウロするのは次回以降に。
ニュージーランドはこれを支えられるのか?
ところで、
素敵な商業施設ができるのは、
単純に嬉しいものではあるのだが、
ただ・・・
ニュージーランドの場合、
こんなお洒落な空間を支えるだけの、
経済的な力が国民にあるのかどうか・・
積極的な移民政策も終わってしまい、
今も続く厳しい入国制限。
インバウンドはほぼゼロだろう。
国内の旅行需要が高まっているとはいっても、
それはロックダウンのストレス発散であり、
今後ず〜っと続くものではない。
500万人しか人口がいないのだから、
旅行需要もすぐに一巡してしまいそうである。
聞く話によると、
この8月で所得補償が終わるので、
9月からあと、失業者が大幅に増え、
経済が落ち込む可能性があると(@_@)
豪州とニュージーランドで、
タスマンバブル経済圏を作ろうとしてたけど、
豪の感染爆発でそれも立ち消えになったし。
喜んでるばかりじゃなく、
先の心配をしないといけないニュージーランド経済なのであった。
半年、一年後に、
この中のどれだけの店が生き残っているだろう?
この中のどれだけの店が生き残っているだろう?
などと考えながら、
ちょっと寒々しい思いで、
danekoはコマーシャル・ベイを後にしたのだった。
アクセス
Commercial Bay
7/21 Queen Street, Auckland CBD
☎ 027 368 8659
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お母さんには合わないと思うよ。