ニュージーランドへの道その4・ああ!これだから海外からの帰国者は感染する!

sydney airport 202006 gate31


うわ〜!

昨晩はせっかく書いた文章が、

一瞬にして下書きエディタから消えた(T_T)

よって本日は、2つ配信予定です。。


この記事は、その3からの続きです。


ANA便がシドニー空港に到着して、

降りるまでのこともちょっと書き記しておこう。

めったとない体験かもしれないのだから・・


しかし、今現在、NZの帰国者でホテルに隔離されている数は、

2万2千人以上いるという。


danekoのようにNZに帰国する人から感染者が出ており、

国内ではいろいろと物議をかもしているらしい。。


シドニー空港に到着しても・・・



航空機が到着すると、

ふつうは、機体が止まってからおもむろに立ち上がり、

上に載せた荷物などをおろして降りる準備をする。


しかし、今回は、席から立ってはいけなかった。

案内があるまで、立ち上がってもいけないという。


アナウンスのあと、検疫官?が入ってきた。

そして、乗客に今後の注意を伝え始めた。


その中には、

・空港のスタッフを撮影するのは一切禁止

というものもあった。


厳戒態勢なのだろうか。ものものしいなあ。


その後、ソーシャル・ディスタンスを保つため、

降機する人数を制限するという。


前方の座席だったので、後ろの席よりは早かったが、

案内の人が来るまで、少し待っていなくてはいけなかった。


まったく、こんな目に合ったのは初めてである。

国際線フライトはものすごく危険視されているのだろう。

ま、おっしゃるとおり、危険なんですけどね(^_^;)


乗り継ぎゾーンに移動



danekoはオークランドに乗り継ぐので、

乗り継ぎの表示に沿って進んだ。


手荷物を再度、検査される。

ミニボストンが引っかかって止められた。


係官はボストンを開け、中身を取り出した。

これは何だ?と聞かれたので、

空のスプレーボトルだと答えた。


無印良品で買ってきたものだ。

ニュージーランド製より間違いなく優秀だもの(^_^;)


空だとわかると、係官はOKしてくれた。

ホッ。

大事なボトルを取り上げられなくてよかった。




sydney airport 202006 departure
この日の出発便。少ないですよ。


サンフランシスコ、オークランド、シンガポール、

羽田、ドバイ、ドーハ・・


もしかして、6便だけ?


中でも、danekoには、

20時55分発の羽田行きが魅力的に写った。


いやいやいや、まだ着いたばかりなのに。

でも、34番搭乗口に行って、

リラックスして(笑)待ってれば東京に戻れるのだ。


もちろん、航空券は買わなきゃいけないけど(^_^;)


当該オークランド便が、一時間遅れている事は、

事前にアメックスから連絡が来ていた。


ラウンジでゆっくりしようっと。

なんて考えていたのだけど・・・


ラウンジもすべて閉まっていた!



danekoが空港スタッフを捕まえ、

ディスタンスを保ちながら、


daneko
あのー、ラウンジに行きたいんだけど。。


とたずねると、


ラウンジは全部クローズしてるわよ。

時間まで搭乗口付近で待ってて。


との衝撃の答えが(@_@)


シドニー空港、まったくやる気無しである。

乗客へのサービスをほとんど放棄している。


そのくせ、空港使用料はちゃんと取ってるはずだ(~_~メ)

日本はまだマシだったのだ。


ワインこそ無かったけど、

ANAのラウンジもちゃんと開いてたし、


免税店も営業していた。

(お客はいなかったけどね)


さて、ラウンジが使えないとなると、

4時間あまりの待ち時間は、どこで過ごすのか。


やっぱり、搭乗ゲート付近しかない。

オークランド行きは、31番ゲート。


すべての望みを絶たれ、とぼとぼ歩いていくと、

空港のフードコートもほとんどの店が閉まっている。


写真を撮りたかったが荷物が多かったので通り過ぎて、

31番ゲートまでやって来た。


勇気あるカフェに、危ないお客



31番ゲート。アラまあ。



sydney airport 202006 gate31
なんと殺風景なのだろう。

こんなとこで4時間もすごすなんて・・


と思っていたら、一軒のカフェが開いていた。

素晴らしい。勇気のあるカフェである。


お水を買っておかなければ。

それに、機内で飲みそびれたコーヒーも欲しいかな。


こんなうら寂しい空間で待っているのに、

温かい珈琲くらい無ければミジメではないか。





sydney airport 202006 cafe
こんなカフェ。

座席は半分近く、間引いてあった。

使わないテーブルと椅子が、隅っこに積み重なっている。


水のボトルが、4.9ドル。

フラットホワイトが、5ドル。


もちろん豪ドル建て。

お水が高いですね。ふつうの500ミリのペットボトルなのに(-_-;)


内心不満だったが、他の選択肢があるはずもなく、

danekoはクレジットカードで支払おうとした。


そしたら、アジア系のおねーさんが、

お店の人
ドリンクと一緒に、サンドイッチやブラウニーもどう?


なんて、マクドナルドみたいなアップセールス。

こんなご時勢なのに、商売熱心である。


もちろん、そんなものはお断りした。

すべて、10ドルとかびっくりプライスなんだもの。


ANAの朝食をしっかり食べてきてほんとによかった。

danekoの後ろにはすでに3〜4組が並んでいた。


飛行機で食事が出なかったのだろうか。

仕方なさそうに、高いサンドイッチやトースティーなどを買い、

家族で分け合って食べているファミリーもいる。


割高な朝食を買わされた親は、

もちろん不幸そうにトースティーを頬張っていた。


カフェの客層が悪い



開いていてありがたいカフェだったが、

客層がそうとう悪かった。


朝からビールを飲みながら、

大声でしゃべっているオジサンのグループがいる。

酔っ払っているのだろうか?


かと思えば、窓際のカウンターには、

スマホで大声で電話しているおねーちゃんが。

スピーカフォンは辞めてほしいものだ。


皆、マスクなどしていないのに、

あまりに大きな声で話すので、danekoは呆れ返った。


これじゃあ、店の人も閉めたくなるだろう。

客のマナーがなってない。


31番ゲート周りには、テーブルがなかったので、

ここでコーヒーを飲んだほうがいい。

そう思って、隅っこの小さなテーブルに座ったが、


こんな飛沫飛びまくりカフェ、長居は無用。

コーヒーを飲んで、さっさと立ち去るのだ。


やっぱ、お国柄というのだろうか。

日本の空港より、無防備な乗客が目立っていた。


日本では皆、マスクしてじっとおとなしくしているのに、

ここでは、他人のことを考えて行動する人はごく少ない。


それが、「個人の自由」ということなのだろうか?

これじゃあ、強制的なロックダウンも必要になるだろう。


感染の恐怖がクライマックスに!



だが、コーヒーを飲み終わり、

搭乗口エリアに陣取ったものの、

そこも安全な空間とは程遠いものであった。


だんだんと人が増えてきていた。

降りる時にはマスクをしていた人達が、

ほとんどマスクを外している。


ちゃんとマスク着用を続けているのは、

たったの2割程度であった。


皆、マスクは間違いなく持っている。

でも、喋りづらいからだろう。


それがアゴマスクとなり、ついには外してしまうのだ。

西洋人の言語は、マスクをすると聞こえにくいのか。


そうそう、あの人達は、話している時口の形を見ますよね。

それで、日本人の英語はしばしば間違って伝わるのだが・・


なのでマスクをしての会話というのは、

彼らにとって苦痛なのではなかろうか?

ま、これは単なるdanekoの仮説にすぎないけど。


で、31番ゲート付近は、danekoにとって地獄となりつつあった。


大声でゲラゲラ笑いまくっているグループがいる。

こんな時に、5〜6名で旅行するなら、

せめてふつうに静かにしてほしいものだ。


そのグループは、カウンター席の近くに陣取り、

おかげでdanekoはPCを使えなくなってしまった。

近寄れませんよ、マスクなし西洋人のグループなどに。


コロナで頭がおかしくなったのだろうか。

急に歌い出す男もいる。


ひえええ〜、やめてよ、

空港はカラオケBOXじゃないんだから(-_-;)


ラップはいかん、ラップ系は、

最も飛沫が飛びそうじゃないですか??


走り回っている子供たちがいる。

子供は感染など怖くもなんともないのだろう。


追いかけっこをし、床に転がり、椅子に倒れ込む。

ああ、気になるよねえ・・


たとえ子供は感染していなくても、

空港の床はウイルスの温床かもしれない。

空気中を舞うウィルスは、床に落ちるという実験を見たゾ。


はしゃぎまくる子たちをを追う、アゴマスクの親たち。

子供を止めようと、

大声で名前を呼びながら走り回る迷惑ぶりだ(-_-;)


さっきトイレに行った時に、

トイレの汚さにがく然としたけれど、


この待合スペースの椅子だって、

日本のように鬼掃除している感がまったくない。


たぶん、掃除は一日一度程度であろう。

椅子にはパンくずや紙くずがそのまま放置。


シドニー空港、除菌ティッシュ持参がいいですよ(ー_ー)!!


danekoは手持ちの除菌ジェルで、

座る前に椅子を拭き上げた。


乾いたティッシュでもう一回、仕上げに拭っておく。

ふう、シドニー空港で掃除のオバサンである。


海外からの帰国者が感染する理由



こんな危険な場所に、

4時間も留まっていて、全員が無事なはずもない。


たまたま、daneko便からは、

その後の感染者は出なかったようだが、


シドニー空港のヒドい環境からは、

乗客を感染から守ろうという意思を何ら感じなかった。


そうだ、要するに彼らは、

自分たち(空港スタッフと自国民)が無事ならいいのだ。


通りすがりの乗客が感染したって何らかまわない。

こまめな消毒をする気遣いなど無いのだろう。


danekoはそれを知ってまた、がく然としたが、

案外これが世界のスタンダードなのかもしれない。


自己責任。

そう、自己責任の世界に放り出されているのだ。


日本だと、何でも

「他人に迷惑かけないように、○○しましょう」なんていうけど、

あれってきわめて日本的なアプローチだったのですね。

と心の底から実感したのであった。


このあと乗ったAir NZの機内でも、

それを証明する事実が次々と判明する。


やはり、国際線での帰国者は感染しやすいはず。

もともと感染者が紛れ込む可能性のあるところに、

空港も機内も、乗客を守ろうなんてこれっぽっちも思っちゃいない。


自分たちだけ守られればいいのである(ー_ー)!!

これから、経由便を選択する人はどうぞお気をつけて。


6月25日からNZ-日本直行便が再開したので、

多少チケットが高くても、それに乗るのがいいと思う。

安全には替えられません。


その5では、オークランド便の状況をお伝えします。


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