長い長い不在ののち、
ニュージーランドに戻ってきたdaneko。
クルマももちろん汚れていましたよ!
もくじ
かくも長い不在・エンジンはかかるのか?
ニュージーランドに置いてあるクルマのことが、
日本にいるときも、ホテル隔離中も、
とっても心配であった。
ず〜っと動かしてないので、
もうバッテリーが上がってるんではないか?
と、気が気ではなかったのだ。
帰ったら、すぐにクルマは使いたいもの。
しかし、もしバッテリー上がりであれば、
その対処から始めなければいけない。
車のことを考えると、気の重い帰宅だった。
自宅について、部屋の中に入るなり、
車のキーをつかみ、danekoは駐車場に急いだ。
エンストは、今日明日の命かもわからぬ(ー_ー)!!
なーんてことは無いのだろうけどね。。
もう、4ヶ月も動かしてないんだから。
リモコンキーで解錠するときに、
ドキドキは最高潮。
キーを押したとき、少しだけ間があったような。
が、ガッという音とともに、キーは開いた。
しめた! これならエンジンかかるかも。。
一縷の望み。 ドアを開け、中に入る。
エンジンのボタンを押すと、これまたちょっと間があって、
ガルガルガル! っとエンジン音が聞こえたとき、
danekoは涙が出そうなほど嬉しかった。
愛車?の赤い小さなクルマ。 ニュージーランドのdaneko号。
ホントよく頑張ってくれた(T_T)
留守中、元気でいてくれてありがとう〜♬
夜はクルマを動かさないこと
その日はもう夜だったので、
10分くらいアイドリングするだけにして、
クルマを動かしてどこかに行くのはやめておいた。
クルマやさんの友人が、
夜はライトを点けるからバッテリーを消耗する。
だからチャージ運転は昼間の明るいうちに(^^)v
というアドバイスをくれていたから。
ちょっと心配だったけど、
次の日、さっそくバッテリーチャージのためにクルマを動かす。
運転席に座ると、daneko号のエンジンはやはり、
ちょっとだけ間をおいて、グルグルグルっとうなってから、
ボーン!と音を立てて始動した。
この「ちょっとの間」が不安ですね。
やはり力は弱まっているのだ。まあ当然だけど。
行き先は、洗車のできるカフェ
駐車場から道に出るときには、
かなりの上り坂になっている。
ここでエンストしては困るので、
danekoはリモコンキーでフェンスを早めに開け、
グワ〜っと坂を登りきった。
あとは、グリーンレーンまで順調に走る。
この日daneko号を連れて行くのは、
洗車をしてくれるカフェだ。
いや、正確に言えば、
洗車場にカフェがある、といったほうがいいかな。
友人からおしえてもらっていたここは、
手洗い洗車をしてくれるそうだ。
これまで、ガソリンスタンドで、
「タッチフリー」という水流洗車をしていたdaneko。
だが、少し前から、
パーネルのタッチフリーは故障が頻繁になり、
セントルークスの店は寄り付きが悪くて行きづらい。
ちょっと困っていたところに、
手洗い洗車をしてくれる店をおしえてもらい、
ぜひ一度お願いしようと思っていたのだ。
![carfe 202007 entrance](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/carfe-202007-entrance.jpeg)
じゃ〜ん!!!! これが入り口。
メニューを選んでゲートをくぐるシステム。
初回だったので、55ドルの室内清掃付きにしようかな。
と、ゲートを潜るとつなぎを着たおにーちゃんが近づいてくる。
今日はもう、時間がなくて室内清掃は出来ないのだという。
アラアラ、ちゃんとウェブサイトで調べてきたのに。
午後4時半まで受付ってのはウソだったのか?
今まだ、午後4時過ぎである。
danekoが眉をしかめていると、
30ドルの「Carfe X」ならギリギリできるという。
ま、いいか。エックスで。
車内清掃はとりあえず次回でも。
と、クルマを降り、併設のカフェに向かう。
洗車の間、コーヒーを飲みながら待つ
併設のカフェは、この時間帯はもう空いていた。
席数は思っていたほど多くない。
これでは、ランチタイムは満席じゃないかな?
![carfe 202007 cafe](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/carfe-202007-cafe.jpeg)
ソファもあるけど、どちらかというと、
ニュージーランド・クオリティ。
そんなにキレイではなくパンくずが散っていたり、
なんとなくくたびれたソファだったりする。
まあま、それでもお客さんは満足げに、
パソコンを叩いたり、スマホを見たりしていた。
そう、ここは、
仕事や営業の合間に寄る洗車屋さんなのだ。
忙しいビジネスパーソンが、
ランチタイムに洗車を兼ねて食事する、
そんなコンセプトなのだと思う。
へへ、danekoなんかはちょっとアウェーなんだけど、
まあ、いいじゃないですか、とそのへんに陣取ることに。
そして、キャッシャーで洗車料金を支払うシステム。
つまり、お客全員がカフェに入ってくる仕組み。
なかなか抜け目がないではないか?
danekoはコーヒーと、
ついでに軽くなにか食べようと思っていた。
店のおねーさんのオススメは
この日、お昼がまだだったのだ。
朝ごはんにKazuyaのパンを2枚も食べたので、
お昼ごろに空腹にならなかった。
でも、キャビネットが空だったので、
嫌な予感がした。
フードはもう終わってしまったのかも?
と思ったら案の定、何もないという。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
とdanekoがガックリしていると、
インド人のおねーさんは言ったのだ。
このクッキーにしなさいよ
むむっ。
クッキーはガラス瓶に入って、2種類あった。
ひとつはチョコレート色。
もうひとつは少し薄いカカオ色。
danekoはクッキーがそんなに好きではない。
なので、この提案を即座に断ろうと思っていたのだが、
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
どうしてこっちのクッキーを私に勧めるの?
と、追求してみた。
するとおねーさんは、
こっちのクッキーはね、ピーナッツがたっぷり入ってて、
甘さが控えめだし、アナタにいいと思ったのよ。
食事代わりになにか食べたいんでしょ?
と、
danekoの気持ちを見越したようなことをいったのだ。
なるほど〜。
それならば、
ダマされたと思って買ってみますよ。
と、いうわけで、
![carfe 202007 cafe & sweets](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/carfe-202007-cafe-sweets.jpeg)
フラットホワイトとクッキー。
もちろん、洗車料金には入っていない。
ただ、こちらのカフェは、
洗車に来るお客専用だからだろうか、
オークランドのカフェ相場よりも、
少しお値段設定が安い。
フラットホワイトのレギュラーサイズが4ドル。
クッキーは4.5ドルであった。
![carfe 202007 peanuts cookie](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/carfe-202007-peanuts-cookie.jpeg)
大きめのクッキー。
ま、いいんですよ。
残ったら持って帰って鳥にでもあげようかな。
と、一口かじったところ、
!!!
これ、ピーナッツとカカオの香りがとってもいい。
クッキー生地はサクサクして柔らかめだが、
粒ピーナッツの食感とのコントラストがGOOD。
バターがリッチ過ぎるということもなく、
カカオの苦味が大人っぽいクッキーなのだ。
おねーさんの言うとおり、甘さは控えめ。
これは当たりであった。
メニュー・エックスはあっという間の仕上がり
danekoがクッキーとコーヒーを楽しんでいると、
カフェのドアが開き、名前を呼ばれた。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
え?? もうdanekoの番が??
と、周りをキョロキョロ見回す。
danekoより前に座っていたオジサンがまだ数名いた。
おかしいなあ。。とカフェの扉から外に出てみると、
![carfe 202007 finished](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/carfe-202007-finished.jpeg)
daneko号はピカピカになっていた。
おお〜嬉しいゾ(^o^)
洗車メニューの Carfe X には、
カーウォッシュとワックスの他に、
・ホイールのクリーニング
・タイヤ磨き
も入っているのだ。
ガソリンスタンドの水流洗車では、
タイヤの汚れまでは落ちなかったので、
何年ぶりかにタイヤがキレイになった。
ええ、自分じゃ何もやらないんですよ(^_^;)
![carfe 202007 finishing place](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/carfe-202007-finishing-place-.jpeg)
まだ作業中のクルマが何台もある。
皆さん、最後の仕上げに余念がない。
そうか、この車の主たちが凝った洗車メニューを頼んだから、
danekoは一番シンプルなコースしか頼めなかったのだ。
皆さん、午後5時にはピタッと終わって帰りたいのね(^_^;)
ザッツ・ニュージーランド。
水不足でも大丈夫!
ところでこのところのオークランドの水不足。
こういう業態だと、水を使うので気になりますね。
でも、こちらのCarfeでは、
雨水を集めて使っているんだって。
だから、貴重な水資源を洗車に使ってはいないのです。
それと、ウォーターに関するポリシーも。
![carfe 202007 water policy](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/carfe-202007-water-policy.png)
これは、ホームページから抜粋。
なになに?
・普通のカーウォッシュ・マシンより、
80%以上も水の使用が少ないんだって。
まあそれは手洗い洗車のみだから、
じゃんじゃん水を流してるわけじゃないってことね。
なかなか工夫をこらしているではないか。
アイディアマンの会社だなあ(^^)v
![carfe 202007 cockpit](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/carfe-202007-cockpit.jpeg)
奥の方には、洗車のコックピットも見えます。
クルマは最初のゲートエリアから、
このコックピットに流れ、
![carfe 202007 finishing place](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/carfe-202007-finishing-place-.jpeg)
(上の写真)こちらで最後の仕上げをするという、
ベルトのないコンベアーみたいなシステム。
う〜ん、面白い。この合理性。
ちょくちょくお世話になりそうな、
洗車付きカフェ。
いやいや、
カフェ付き洗車屋さんでありました。
アクセス
Carfe
125 Green Lane East, Greenlane, Auckland
☎ 021 778 472
営業時間: 9:00〜17:00
※予約は不要だそうですよ(^_-)
※コロナのせいで営業時間は変わるかもって。
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