鯛ちらし 紫野和久傳

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部屋からの眺め


京都の緑を見ていると、なんだか落ち着きます



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南禅寺



昨年の滞在中には、お天気の悪い日があり、


ほとんど一日中、11階のラウンジから


この同じ景色を眺めていました

(ウェスティンのラウンジは、10階と11階にあります)


夏の暑い盛りには、極力出掛けない


出掛けなくても、幸せになれます。




今朝は、レイトチェックアウトを利用してゆっくりしていたのですが、


帰路、空港に向かう前に、


まだ京都にいるうちに、

どこかで昼ご飯を食べたいな~と



が、しかし。。。


同行者の希望だったホテル近くのお好み焼き屋、きらく は、

1時40分ラストオーダーで、ぎりぎり過ぎて



京都駅近くで何か探そうと、少ない情報源をたどるも・・・


候補に上がったのは、

JR京都駅スバコにある、はしたて(和久傳の系列店) と、

伊勢丹8階の、Honey Beeのカレー。


しかし、苦労して伊勢丹8階まであがったところ、ハニービー伊勢丹店にはカレーは無い


うわ~  カレーって、河原町店だけのメニュー


がっくり肩を落としたが、すでに 「はしたて」は遠い・・・・



ボヤボヤしているうちに、


空港リムジンが、出てしまうではないか


しかし、なにか京都らしい物を食べたいという思いを抑えきれず、


伊勢丹地下2階、老舗弁当コーナーへ。



予約はしていませんが・・・・





あった~


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紫野和久傳の、鯛ちらし


2625円



平日だけに、予約なしで買えました





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ちょっと(かなり)みじめに、バスの中で食べています。


だってお腹空いて、空港までも保たない~



昨日あんなに食べたのに、情けないです。。。。



この鯛ちらしは、ご存知の方も多いように、


塩で〆た鯛の薄切りが、醤油風味の寿司飯に美しく並べられています。



付け合せのおかずは、季節季節で変わります



それにしても、今回は、鯛の光ってる皮の部分が多いなあ・・・



加えて、鯛の下に敷いてあったのが昆布だったので、


魚の臭みが消えず、danekoはそんなに好みではありませんでした



しかし、娘danekoは喜んでいるので、まあ黙っていようと。




その季節季節で、


山椒の葉や、柚子や、紫蘇を散らしてあったときもあり、


昆布じゃない方が香りが良くて、上品だったな~



まあまあ、おかずはなかなか美味しかったではないか


と自分を慰める。。。



ふだん、冷めたおかずは大嫌いなdanekoも、


京都の弁当だけは、例外



なぜ、冷めているのに、こんなに美味しいと感じるのだろう


出汁、出来上がりの水分量、味付けのジャストな濃さ、


もちろん素材、並べ方・・・


となりに何を置くべきか、とか。。。



ひとつの折りの中に、ものすごい智恵と工夫が詰まっている気がします



そういえば、紫野和久傳のお弁当は、

おかずの仕切りがほとんど要らないように、考えられているとか。


あんなに種類が多いのに、すごいなあと思います。



「和久傳はん、京都では、新参の料理屋ですねん」


とタクシーの運転手は言いましたが、


何十年も経っており、福岡ならば立派すぎる老舗だろうなあ



京都に長く住んでいたdanekoの夫に、


「30年で新参者なら、何年続いたら新しいって言われなくてすむの?」


と聞いてみた。


「まあ、100年くらいかなあ・・」



との答えに、くらくらしてしまったのでした





京都人、頑固でプライド高いわけよ

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