乗り継ぎ4回、綱渡りの帰国(-_-メ)

daneko,

無事帰国を祝ってくれるメールやお電話を各種いただいて、大変うれしい

ありがとうございますm(__)m


ところで、運命の帰国日、12月26日(日本時間では27日に突入する)、danekoはフィレンツェのベレトラ空港にいた。

13時5分のエール・フランス便に乗るためだ。

フィレンツェーパリ―フランクフルト―成田―福岡  という、ややこしい旅程

これは、もろもろの事情でこうなってしまったのだけれど


カウンターでは、おねえさんが、danekoのeチケットを見ながら、


「あなたは19日の便に乗らなかったのですね」という。

だねこ:「だからー、それは、その便がキャンセルされたからですって」

おねえ:「それはわかるんだけど、どうして今フィレンツェにいるの?どうやってここに来たのかしら?」

だねこ:「便がキャンセルになって、空港も大混乱、それでアリタリアのローマ便を発券してローマにまず飛んだんですよ(-“-)」

おねえ:「弊社便の正式なキャンセルができてないですね」

だねこ:「だからー、いくら連絡しても、オタクの回線はいつもbusyでらちが明かなかったんですよって(むかむか)」

おねえ:「そのローマ便のチケットの領収書を見せてください」

だねこ:「(ファイルを探して・・)もうないかもしれないけど・・・でも、なぜ他社便の領収書を見せないと、今日乗せてくれないの??」

おねえ:「どうやって、パリからフィレンツェに入ったかの証明が必要なんです」

だねこ:「もし、無い時は?」

おねえ:「シャルル・ド・ゴールのオフィスに問い合わせをして、搭乗許可が出るかどうか聞いてみるので、ちょっとそこで待っていて」

と、柱のあたりを指さす。

冗談じゃない 。日本に帰れなくなるよ

だねこ:「おたくのHPで、フライトのリコンファームは不要だっていってるでしょ?なんでいまさら乗せる乗せないの話になるわけ??」

おねえ:「あなたがたは、往復フライトを買って、往きを使っていないから、 特殊なケースなんです」

だねこ:「え~!!私たちの都合に関わらず、勝手にフライトがキャンセルされたのに!!」

このフィレンツェの係員、なかなか頭が堅い


danekoは仕方なく、スーツケースから、アリタリアのあのペラペラのチケットと、クレジットカード控えを取り出した。


「はい、ありましたよ(むかむか)」

「あら、(と、にっこり、パソコンをカタカタと操作しながら)じゃあ、預ける荷物はここにどうぞ」

と、瞬時に豹変

この間、どこにも連絡などしていない・・・


私たちを乗せる権利はアンタにあるのか~

と、danekoは内心怒りに震えていた。

しかし、もう乗ってしまえばこっちのもの

スーツケースがベルトコンベアに載せられて流れて行くと、なぜか怒りもおさまってしまった

(哀しいことに、もうひどい扱いには慣れているの)


このフィレンツェ空港、小さいことも小さいのだが、相当な田舎空港だ。

私たちのパリ行は、バスで飛行機まで行くのだが、

はたして、搭乗ゲートは有るのだろうか・・・という疑問がわいた


バスへの案内人は、ゲートのスタッフが言うのとは違ったバスに乗れという。

「3番のバスに乗って!」

「え?パリージ、3番のバス?」と聞くと、

「Si、Si.パリージ、3」と答える


ヘンに思った娘danekoが、

「1番に乗れって言われたんですけど!」と叫ぶと、

「じゃあわかった。1番でいい」と。

なんと・・

テキトーすぎる


3番のバスにもし乗っていたら、私たちはどこに行っていたのだろう。。。

ああ~恐ろしや、恐ろしや

すべてに油断のならないフィレンツェ空港


これまた小さな飛行機のタラップを上がり、

danekoは CAのおねえさんに、「ボンジュール」といわれた時には

やっとどうにかパリに行けそうだと胸をなでおろした。


この日のフィレンツェでも、何便かフライトのキャンセルは出ており、

嫌な予感がしていたのだ。


そして、はしゃいで目茶うるさいイタリア人たちと、

イタリア人をうるさく思っているであろうフランス人たちに囲まれ、

danekoはやっとこさ、パリに着いた


例の寂し~いターミナルG


連絡バスに乗って、シャトルにも乗って、

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ここから抜け出さなくっちゃ


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着いた!でかいターミナル

と思ったら、

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長~い長~い通路を歩かされ、

なんだか反対側の裏ターミナルに出たような感じ

ここからは、ルフトハンザ機となる。



そう、知っている人は知っているだろうけれど、

ANA、ルフトハンザ、スイス航空などのスターアライアンス系統の航空会社は、

ここ、パリでは端っこに追いやられているのだ(~_~;)


パリ・シャルル・ド・ゴールは、エール・フランスの牙城

KLM、アリタリアなどのスカイチームが一番いいターミナルを使っている


それにしても、

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まだ雪が残っている


ルフトハンザのラウンジで、ワインを飲んだりしていると、

またまた、フランクフルト便に遅れが出た

わ~ん、早く飛びたいよ~


あまり遅れると、乗り継ぎ時間が危なくなってしまうのだ

まあ、ANAが乗り継ぎの自社の客を置いて出発はしないだろうとは思うが・・・


急いで買い込んだチーズや紅茶やフォアグラの缶詰などを抱えて、danekoはどきどき


40分ほど遅れて搭乗アナウンスが出た時には、

他の乗客とともに、それっと、ゲートに向かった


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見えた。ルフトハンザ機

でも、フランクフルトがまた雪だったらやだな~っと心配していたのでした

なんたって、フランクフルトのほうが、寒いんだもんね

今回は、最後の最後まで安心できない飛行機の旅


飛行機がこんなに思うように飛ばないなんて・・・

もし、成田―パリ往復の直行便だったら、こんなことにはならなかったかも・・・

とdanekoは自分の作った旅程を後悔せずにはいられなかった

(本日は、ここまでで正月主婦に戻ります。。。)

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3 件のコメント

  • デューク東郷君に13型トラクターの仕様について広告を出しておきました。
    フィレンツェのおねえ、処置させます。
    バスの案内人にはラズベリーパイを顔面にヒットさせておきます。

  • いつもご支援ありがとうございますm(__)m

    宅のセラーのボルドーを、サンタマリア・ノヴェッラの代わりに進呈♪

  • daneko家のセラーって毎年お抱えのソムリエが
    2~3人、ワインを探しに行ったまま行方不明に
    なるという、カリオストロ城の地下牢みたいな広さ
    ではないですか(推定約16ha×3層構造)
    そんなに飲めません♪

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