午後5時半、
danekoは娘danekoをDepotに残し、さり気なく店を出た。
泡グラス2杯の代金として、50ドル札を彼女に渡しておく。
2杯で30ドルのはずだが、チャージとか有ったかな?
さあ、行くゾ(ー_ー)!!
店内に入ると、チャイナドレスのおねーさんたちがお出迎え。
danekoが「二人だけどテーブルはあるか」と聞くと、
パソコンをカタカタさせて2人で見つつ、
「こことここは、空いてないけどこことここなら・・」
なんてヒソヒソやっている。
可能性は、どうやらありそうだ(^^)v
そして、
「2時間でもいいかしら」と言うので、
「もちろん」と気前よくOKしておく。
中華だし、2時間で十分ではないか。。。
これは、danekoのテーブルから見た店内。
左手奥が入り口とバーカウンター。
右手奥にもカジュアルなテーブル席があり、
右側が広ーいオープンキッチンになっている。
窓を背にした4人がけのテーブルに案内され、
danekoはゴキゲンでムスメをテキストで呼び出した。
「潜入成功。すぐ来たれ」である。
お店の人が「お連れ様の名前は?」と聞いたので、
「入り口で名前を言ってね」と追加メッセージ。
ブルーの濃淡が基調のメニュー。
店のイメージカラーなのだろうか。
ドリンクリストを見ると、グラスワインの種類が多い。
しかし、それは危険な徴候である(ー_ー)!!
開きっぱなしで待機中のワインも多いというサインだ。
見渡せば、ワインなんぞ飲んでる客は少ない。
多くを占めるチャイニーズ系のお客は
中華でワインなぞ飲まないし、
これはここではボトルで頼んだほうが安全だと、
danekoはピノ・ノワールのボトルを指差した。
ヨーロッパから来たというソムリエ氏がやってきて、
うやうやしく大きなグラスに注いでくれる。
「少しずつ注いで」と頼むと、
開かせながら飲みたいのだということをすぐ分かってくれた。
この店、イケるのかも(^^)
と、思いつつも、料理メニューをみて、
恐る恐る頼む。
ソフトシェルクラブの唐揚げ。
上は四川風のキューリ。
キューリは娘danekoの趣味だが、
ソフトシェルクラブの方は隣のテーブルの人が頼んでいたのを見て(^_^;)
これはこれは!
しょっぱなから大当たり!!
サクサク感がハンパない、鶏唐揚げよりも品のいい唐揚げ。
散らばっている揚げカスがまた美味しいので、
かき集めて食べることになる。
でも、キューリはふつうでした(-_-)
お次は、野菜モノ。
アスパラときのこの炒め。
椎茸だけでなく、数種のキノコ入り。
アスパラがたっぷりで、これまた嬉しい一品。
味付けは、塩加減もピタッと決まっている。
お次は麻婆豆腐。
テーブル担当は、中国メインランド出身の女の子が、
ず〜と付かず離れずで担当してくれる。
この店がシェアチップ制(客からのチップを皆で分けること)でなければ、
幾ばくかのキャッシュをあげたであろう。。。
料理は、広東料理、北京料理、上海料理、そして四川料理と
まあ言ってみれば「何でも屋」なのだけど、
このオークランドで、しかもスカイシティのような場所で、
中国の地方料理に特化することは意味が無いのだろう。
だが、四川料理は正直大したことがないレベル。
残念である。danekoは四川料理が一番好きなのに。。
「ここって、四川は本格派ってわけでもないんじゃ?」
と女の子に聞くと、ノーとは言わない。
だって食べれば分かる。
花椒があんまり効いてないし、
どちらかというと辣油主体の味付けだ。
四川料理の醍醐味は、山椒、花椒にある。
が、この山椒という香辛料、人を選ぶらしく万人好みではない。
舌がしびれるあの感じがイヤだという人も多い。
ましてやキウィの客で慣れてない人には??だろう。
ちょいとガッカリして頼んだのは、辛い炒飯。
このへんまで来ると、店の人もdanekoたちの食べる量に驚く。
いやいやいや、
まだまだ本気でないかもしれませんが・・
え? これ、めちゃめちゃおいしい〜\(^o^)/
ふたりとも、すごい好みの炒飯だった。
スッキリと辛く、ぱらりと仕上がっている。
料理人はナカナカの力量なのではないかな?
実は今回、Huamiに行ったのも、
スカイシティに勤める知人から聞いたからだった。
「スカイシティの店はね、Metroの審査員が来るまでは美味しいから、
オープン当初は絶対に食材もシェフもいいんだよ」と。
それを聞いたdanekoたち、さあ早く行かねば!
と勇んで出かけていったのである(^_^;)
デザートのマンゴ・プディング。
これがまた素敵にオイシイ!!
甘くない、フルーツ主体の味付けが好きだ(^^)v
danekoはワインで糖分を摂取しているので、
食後の糖分は要らないのだ。。。
ヘロヘロや飾りは要らないけどね。
2人で分けて、ちょうどよかった。
写真右上に見えるは、お持ち帰りの炒飯。
隣の人も後ろの人も残りをお持ち帰りしていた。
これだけ食べて、フードが125ドル。
洋食系A級グルメよりお値打ち感があった。
まあ、店内は早い時間は子供連れだらけだし、
ムーディな展開には程遠いけど。。
ファミリー層を意識して作ってるらしいので
(そのせいか、ホテルに宿泊中の家族多し)
ベビーカーでも平気で入店スイスイですよ(^o^)
結論:四川料理を避け、オススメメニューを選択すればOK。
また食べに行ってきます♪
Huami
Victoria Street & Federal Street, Auckland
【しろねこにも応援ぽちをm(_ _)m】
フン、辛い炒飯なんか・・(-_-;)
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