とある寒〜い夜であった。
買い物を終えたdanekoは、例のごとく、
家に帰る前になんか食べたいと考えていた。
今年に入ってできた、近場の麺屋さんがある。
日本人がやってるのではないらしい。
よし、今夜こそ行ってみるのだ♬
と、楽しみにクルマを走らせたのだった。
読めない看板。。
どうも、ライスヌードルの店らしい。
![dagu 201907 exterior](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/07/dagu-201907-exterior-480x640.jpg)
看板の太鼓という字は読めるのだが、
米のあとの字は、銭?みたいな・・・
謎は深まるばかりであった。
入店すると、
間髪入れずに中国語でまくしたてられる。
たぶん、人数を聞いているのだろう。
ひとりだと人差し指を立てる。
チャイニーズのスタッフさんはちょっと驚き、
2人がけのテーブルに座れと指差す。
中国語の通じない客は珍しいようだ。
たしかに、白人キウィは皆無。
マウント・イデン地区では珍しいことだ。
中華だろうとベトナムだろうと、
たいていは好奇心旺盛なキウィ客がいるからね。
![dagu 201907 interior](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/07/dagu-201907-interior-480x640.jpg)
テーブルも店内も新しいからか、小奇麗だ。
客が帰ると、アルコールスプレーみたいなので拭いている。
妙なメニューに迷いまくる
渡されたメニューは、ファミレスのみたい。
しかも、変な男のキャラクターがそこここに。
![dagu 201907 menu](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/07/dagu-201907-menu-480x640.jpg)
ホラ、こんな人。
誰か、チャイナの有名人なのだろうか?
danekoには検討もつかない。
たぶん、適当なキャラであろう(-_-;)
と根拠もなく決めつけた。。
トマトスープのヌードルは要らないな。
と、パラパラとページをめくる。
メニューには、日本語表記すらあるではないか。
ま、たまに間違ってるけどね(^_^;)
などと突っ込んでいるうちに、ご飯メニューに。
ありゃ? ありゃりゃ??
食べたい麺メニューが無かったゾ(-_-)
んなはずなかろう。。
と、もう一度、最初からメニューをめくる。
この店は、オーダーを決めてからレジで前払い。
という最近メジャーなシステムである。
それにしても、食べたい麺がひとつもない。
なんか妙な具材 ー スパムみたいな肉とか、
内臓系だとか、
?な肉団子だとか、
地雷がいっぱいひそんだ写真ばかりなのだ。
仕方なく、消去法で選んだメニュー。
![dagu 201907 kinoko noodles](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/07/dagu-201907-kinoko-noodles-480x640.jpg)
キノコ入りライスヌードル。
ところがどっこい、レジに行くと、
キノコは売り切れだと言うではないか。
向かいのチャイマで買ってくればいいであろうに。
などと心の中でつぶやいたが、
この店で意思疎通は難しい。
英語ができるスタッフが少ないし。
結局、ライスヌードルならぬライスメニュー
danekoはもう一度、
最初っからメニューを見回した。
ホルモン入りがオススメみたい。
お店の名物のようだけど、
さすがに要りませんね・・
豚骨スープも要らないなあ。
前の日に美味しい肉を食べていたので、
変な牛や豚も嫌だし・・
などと困ったあげく、
フライドライスにしたのであった。
あ〜あ、米粉の麺が食べたかったのにね。
人生思うようには行かないものだ。
スパイシー・ビーフ炒飯。
14.9ドル
麻麻辣辣炒飯というらしい。
スパイシーにしたのは、
肉の臭みを誤魔化せるかと思ってのこと。
この時点で、旨い肉が出てこないと決めつけていた。
肉はたっぷり。でもでも・・
どういうわけかこの店、
新しいのにドアがキチンと閉まらない。
danekoの席は、すきま風がダイレクトに当たる。
寒いので、ホットウォーターを頼んだ。
おねーちゃんは、笑顔で持ってきてくれた。
そう、日本人だってお湯を飲むときもある。
お冷やじゃ寒いですからね。
![dagu 201907 spicy beef fried rice](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/07/dagu-201907-spicy-beef-fried-rice-640x480.jpg)
やって来た、麻麻辣辣炒飯。
ちょっとエキゾチックなスパイスの香り。
八角、クミンなどなど。
この辺、danekoの苦手な香辛料だ。
量が少ないな、、とガックリしたがなんのその。
盛り付けのせいだけで、実際は量が多かった。
食べても食べても減らない炒飯。
まあまあ辛いのはいいのだが、
スパイスと肉の臭みが相まっていただけない。
アウェーなdaneko
チャイニーズの皆様には、お好きな味かもしれない。
danekoは今、麻麻辣辣チャーハンを食べながら、
店の中で完全にアウェーだった。
ライスヌードルを食べている客がほとんど。
中国語を喋っている客ばかり。
その中で、ひとり、
黙々と炒飯を食べているのだ。。
この店、ドリンクメニューが自慢らしく、
(もちろんノンアルコール)
タピオカやフルーツのドリンクが豊富だった。
セットでそれを頼むと20ドルを超える。
だが、週末のちゃいにーず様たち、
日曜日のディナーに20ドル超えなどへっちゃらである。
お残しはテイクアウェイで
danekoは寒くて、
炒飯が来る前に席を移動したが、
店の人はちゃんと対応してくれた。
レジの店主は丁寧に、
炒飯メニューの味の違いを説明してくれた。
店主は英語が堪能のようだ。
炒飯もおすすめメニューだというから、
地雷を踏んだわけではないのだが・・・
![dagu 201907 beef & soup](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/07/dagu-201907-beef-soup-640x480.jpg)
付いてきたスープと炒飯の牛肉
やはり、この牛肉は食べれない。
肉質も?だが、臭い消しのためのスパイスがまた・・
さらに肉の臭みを引き出していてすごいゾ(-_-)
と、danekoは食べながら牛肉を皿によけていった。
小皿は自分で持ってくるシステム。
お水も自分で取りに行く。
それは全然かまわないんだけどね。
![dagu 201907 fried rice left](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/07/dagu-201907-fried-rice-left-640x480.jpg)
半分近く食べたところで、
テイクアウェイを決意する。
持ち帰り容器は、無料であった。
ホッ。。
さあ、がんばって。
スパイスたっぷりの牛肉を除いてしまうのだ。
![dagu 201907 beef left](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/07/dagu-201907-beef-left-640x480.jpg)
で、こんなにありました〜(^_^;)
こんなにたくさん入れるより、もちょっと肉質を考えてほしい。
だがそんなアウェーなdanekoの心の叫びなど、
ここではちっぽけ過ぎて届かない。
また、ライスヌードルを試しに来るべきか。
いやいやもう、多分無理。
足元もいっそう冷えてきたし、
チャーハン抱えて家に帰ろう。。。
※追記:
Zomatoの評価はなんと、3.8であった(@_@)
(2019年7月現在)
アクセス
Dagu Rice Noodles
184 Dominion Road, Mount Eden, Auckland
☎ 09 638 7799
【しろねこにぽちありがとうm(_ _)m】
米粉のように白い、ワタシのボディ(自慢)
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