ユーロ=Euro といえば、
オークランドの老舗ファイン・ダイニングだ。
![euro 201904 sign](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/07/euro-201904-sign-640x480.jpg)
場所は、プリンセス・ワーフ。
ばりばりウォーターフロント。
アルバート・ストリートを下りきって正面。
ヒルトンホテルの建物内ですよ。
ちょっと前のことになるけど、
食べ歩き仲間の友人と訪問していた。
半額バウチャーゲット
ファーストテーブルというバウチャー・サイトが有る。
そこに、ユーロは料理50%オフのディールを出していた。
実は今も出している(2019年7月現在)
興味がある方は、
Euro First Table
でググってみてね(^_-)
他のお得なディールも出てきますよ。
ユーロのような、高級系でお料理半額。
だいじょうぶかな〜、なんてdanekoはつい考えちゃう。
量が普通より少ないとか、
素材を落としているのか、とかね。。。
ま、意外にそんなことはないんだそうで、
店としたら、ガラガラより客がいたほうがいいとか。
なので、この50%オフのクーポンは、
平日の午後6時とか、土曜日の午後5時半とか、
客の少ない時間帯に集中しているのである。
2時間とか、時間制限がある店もある。。
それでもお得ですね(^_^;)
![euro 201904 princess wharf](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/07/euro-201904-princess-wharf-640x480.jpg)
海を眺めつつ、お店に向かうのはいい気分。
ドアはちゃんと開けてくれました。
クラシックな店内
初めて訪問したユーロ。
福岡の三ツ星鮨店の大将が昔、働いていた。
その当時は最先端の流行の店だったみたい。
![euro 201904 tables](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/07/euro-201904-tables-480x640.jpg)
バーコーナー。
ここで最初にドリンクを飲むかと言われた。
が、danekoたちは空腹だったので、即テーブルへ。
ファーストテーブルの予約だというと、
手前の白いラタンのテーブルはどうかと言われる。
海が見えるので、文句はない。
奥のダイニングは、シリアスなファイン系だ。
店の構造で、海が見える席は少ししかない。
![euro 201904 interior](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/07/euro-201904-interior-640x480.jpg)
カウンター越しに、奥のスペースをのぞむ。
かなり広い店内。
ここを埋めるって難しいよね。
特に平日が厳しいだろうなあ。
キウィの人たちって、火曜日とか水曜日に、
お洒落ディナーを決め込んだりしないもの。
そんな平日、
客はパラパラで、観光客と、法人接待系がメインか。
どこかレトロな雰囲気を感じてしまうのは、
最近トレンドのレストランとはぜんぜん違うから。
そう、流れている空気もレトロなのだ。
メトロ・トップ50にカムバック
実はこの訪問のあと、
ユーロはMetro Top 50 にカムバックした。
この何年も、トップ50から外されていたが、
シェフが変わったのかもしれない。
店自体はそんなに変わっていないからね。
オークランドの情報誌、Metro。
PEUGEOTのタイアップで、
毎年オークランドのレストランを評価している。
そのトップ50をdanekoも毎年追いかけていたけど、
編集長が昨年交代し、つまらなくなった。
もう10ドル出して買ったりしない。
WEBで見ればいいもんね(-_-)
実際、そんな読者が多くなったのか、
月刊から隔月刊に変ったのだとか聞いた。
しかしこのオークランドのトップ50
レストランのシェフたちは相当気にしている。
評価は、星ならぬスプーンで出てくるのだが、
スプーンが増えたとか、減ったとか。
減るとけっこうイヤなものらしい(当然か)
なんかその評価も、ミシュランと同じでよくわからない。
評価基準がよくわからないのに、
そしてミシュランほどの大したバリューもないのに。
Metroなんて読んでいるのはホンの一部の人達だ。
そんなものの評価って、どうなんだろう?
とdanekoは思い、今年は詳しい記事を書かなかった。
そのうち書くかもしれないけど。。(^_^;)
なんでも半額
こういう半額バウチャー、
もちろん店によって扱いが違う。
コースだけが半額だったり。
一部アラカルトのみ半額だったり。
で、なんとここユーロでは、
コースもアラカルトも半額でいいんだって!
これはスゴい!!
と迷った末、danekoたちはアラカルトに。
コースはやっぱ、何でしょうね、
嫌いなものが入っていたりするから。
生モヤシとコリアンダーは不要だ(-_-;)
前菜とメイン
友人とけっこう悩んだけど、
結局は前菜とメインをオーダーした。
デザートは保留に。
![euro 201904 scallop](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/07/euro-201904-scallop-640x480.jpg)
前菜のスキャロップ。
28ドル→14ドル。
同行者のオーダーです。
これはなかなか、悪く無さそう。
![euro 201904 crispy squid](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/07/euro-201904-crispy-squid-640x480.jpg)
danekoのクリスピー・スクイッド。
21ドル→10.5ドル。
もう、どこに行ってもこれが好き♡
さすがの、ファイン・ダイニングのお味。
パブなんかとは違い、スパイスもソースも凝ってます。
それでいて、いやらしさはない。
前菜を見る限り、
シェフのプロデュース力はなかなかです。
しかし、元々のお値段設定もなかなかです(^_^;)
さあ、いよいよメイン。
ワインは白でずっと通す。
![euro 201904 pasta clam](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/07/euro-201904-pasta-clam-640x480.jpg)
じゃん!!!
友人の、クラムのパスタ。
36ドル→18ドル。
パスタは色からして、イカ墨のリングイネだったかな。
もうはっきり覚えてないけど、たぶんそう。
この国の人は、イカ墨のリングイネが好きだ。
Depot とかあちこちでもメニューに載っている。
![euro 201904 fish](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/07/euro-201904-fish-640x480.jpg)
danekoのお魚料理。
38ドル→19ドル。
白身魚をフライパンで火入れし、
あっさりと仕上げてあった。
あっさりとは言っても、
シンプルなだけではない。
付け合せにたっぷりのグリル野菜で彩りを加え、
さりげなく加えてあるスパイスとハーブ。
フェンネルがよい仕事をしている。
地味なお魚料理が多いけど、
見た目華やか、かつ飽きさせない多様なフレーバー。
やはり、こんななに気な料理にも、
シェフの力量ははっきりと出てくる。
魚の火入れも文句ない。
料理は予想以上によかった。
あとは・・・
でも違和感。。。
友人との話は尽きず、
ゆっくりとディナーを楽しめた。
お会計前、
danekoはトイレに行ったのだ。
Euroのトイレは、店の奥の奥にある。
ホテル側の入り口からは近いようだ。
トイレの入口には、
でっかい水槽があり、熱帯魚が泳いでいた!
ぐっは〜(@_@)
こんな維持費のかかるものを。。。
(スマホ不携帯で撮り忘れm(__)m)
Euroの全盛期には、
この水槽はトイレに立ったお客を驚かせたのだろう。
ぶっちぎりの流行最先端をゆく高級店(元)
トイレの入口には、大きな水槽。
中華料理店のように、これから料理される魚が、
これみよがしに泳いでいるわけではなく(笑)
目に鮮やかなトロピカル・フィッシュが迎えてくれる。
でも、なぜだか違和感。danekoには。。
こういう演出自体が、もう昔のような気がして。
そして、美味しい料理だったけど、
もう一度、ぜひ来たいかというと・・
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
なんか目新しさに欠けるよね(-_-;)
って感じてしまうのだ。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
まあ、半額だったら行くけどね♬
腕のいいシェフを入れたであろう、ユーロ。
あともう一息。それはインテリアだ。
水槽をやめて、テーブル・イスを変えたらどうかな?
よっぽど新しいシェフの料理が活きると思う。
設備投資もいろいろ難しいよね。。
デザートは辻利茶舗に行こうということで、
意見が一致し、danekoたちは店を出た。
ユーロ、半額ならイケますよ。特にメイン。
前菜は元々の設定がお高いのでメニューに寄るかな。
アクセス
Euro Bar & Restaurant
Shed 22 Princes Wharf, Auckland
☎ 09 309 9886
【しろねこにも応援ぽちを♬】
チョット、
半額なのにアレコレ文句の多い客ね(-_-メ)
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