この日、
danekoはドミニオンロード沿いのワイン屋に来ていた。
お目当てのワインを買って、
家で試し飲み〜♬ と思っていたら、
その白ワインは冷蔵庫に入っていた。

おっ!ということは、今すぐ飲めるゾ
と、すぐにでもワインを開けたくなった。
ニュージーランドのBYOとBYOWについて
都合のいいことに、そこはドミニオン。
BYO(持ち込み)のできる店が幾つかある。
思うに、このBYOという表現、
Bring Your Own の略なんですが、
ビールなどを持ち込める店はほとんど無い(ー_ー)!!
よって、
BYOといえば、BYOWのことを指すのが一般的だ。
danekoは買ったワインを抱え、
百味餃子に入って行った。
百味餃子の2号店
Barilla Dumplings
百味餃子の店名で日本人にもよく知られている。
一号店は、もうちょっとシティから遠いところにある。
同じドミニオン・ロード沿いだ。
日本人の方のご意見では、
何を食べても間違いないと言われているが、
ま、それはちょっとオーバーだと思う(^_^;)
そこのところを在住の知人に問い正した?所、

まあ、お値段からして満足ってことじゃないですか?
大人数で行くとひとり20ドル未満で腹いっぱいですし。
大人数で行くとひとり20ドル未満で腹いっぱいですし。
との分析であった。
たしかに、20ドルで満腹。
それも食べれる料理ばかりだとすれば、
2020年のオークランドでその存在価値は大きい。
が、この日は2号店。
エリアはマウント・イデンである。
マウント・イーデンのカウントダウンの向かい側。
1号店との違いは、まず客層だろうか。
キウィのお客さんがめっちゃ多い。
そして、なぜかインド系もいる。
最近のインド系の方たち、
お値打ちな中華がお気に入りなのかも。
炒めものを前菜がわりに
さて、席に座ってメニューを眺める。
BYOだよ、とお店の人に伝えると、
ワイングラスを持ってきてくれる。
ま、100均にあるようなグラスではあるが、
この際ぜいたくは言っていられない。
餃子と炒飯を考えていたが、
どっちも炭水化物。
ワインのつまみにならないじゃないか。
と、考え直して迷いに迷う。
残したら持って帰ればいいので、
量的な問題は気にしないのだが、
辛いものばかり食べたくなって困った。
いま、ちょっとストレスフルな時期なのだ。
身体が辛いモノを求めていた。
しかし、
それではワインのテイスティングなどできぬ(ー_ー)!!
と自分を押しとどめ、
なんとか辛くない炒め物に決めたのだった。

干し豆腐とキャベツの炒め 18ドル
これ、湯葉みたいなんですよ。
それに、キャベツがたっぷりと(^^)v
いいでしょ?

ワインとともに。
なんか、大満足〜!
と思ったのもつかの間、
クミンがたっぷり入っていて、
ワインの香りはたちまちかき消された。

あっちゃ〜!!
こんなにクミンが入ってるとは想定外!
こんなにクミンが入ってるとは想定外!
とdanekoはガッカリ。
しかし、文句をつけるのも大人げない。
メニューに書いてなかったからと言って、
クミンを入れて悪いとはいえない。
danekoは黙って3分の1ほどを食べ、
追加の海老炒飯に運を賭けることにした。
海老チャーハン
Shrimp Fried Rice が好きなのは、
肉が入っていないからだ。
八角の効いたチャーシューが好きでないのだ。
すべて、八角のニオイに料理が席巻されてしまうから。

エビチャーハン 12ドル。
お安いですね。
こちら、ゆで餃子は20個で12〜15ドル。
泣きたくなるほどありがたいお値段設定。
隣のキウィ3人組など、
一人ひとつ餃子を頼み、料理はそれだけ。
タダのお茶は気に入らないらしく、
タダのお水をもらって、お店のドリンクを飲んでる。
缶ドリンクは2〜3ドルであろう。
ものすごい、お値打ちディナーですよ。
NZの外食としては。
それに加え、食事が終わってもしゃべり続け、
たっぷり2時間近くは粘ったかな。
(ま、danekoも2時間粘ったことになる。。)
しかし、彼らはdanekoの半分も払っていないだろう。
で、この炒飯なのだが、
ちょっとおかしかったのだ。

おや? 熱々じゃないゾ(-_-)
と、いぶかったdaneko。
感じの良いおにーさんを呼んで、
熱々じゃないんだけど、と言ってみた。
おにーさんは即座に作り直すと告げ、
炒飯の皿を奥に持っていった。

で、ふたたび出てきたチャーハンなのだが、
ひとくち食べて、danekoはのけぞった。

ゲゲ!! 八角のニオイがする!!!
お皿を下げる前は、しなかった、八角のニオイ。
?????
どういうこと?
文句を言ったら八角がサービスで?
いやまさか。
そうだ!
八角の料理を炒めた後のフライパンで温めたのだ。
よく洗わなかったから、ニオイが移ってるんだ。
店はこの日、団体客が3〜4組入っていた。
月曜日なのに、大した繁盛ぶりである。
忙しさにトチ狂った料理人が、
フライパンを良く洗わずにdanekoのチャーハンを温め直したのだ。
が〜ん。。。
八角を全力で避けたのに、
八角さん、いらっしゃ〜い♬ 状態になるとは。。。
やっぱ中華でワイン試飲は厳しいなあ。
と自分の浅はかさが身にしみる。
だが・・・

まあ、ちょっと首をかしげるインテリアながら、
中華のお店としては格段に清潔なほう。
1号店より料理もまんべんなく美味しく、
これまで外れを引いたことは特に無い。
お店の公衆衛生度、サービスのレベルに関しても、
一号店よりずっとマシである。
界隈のキウィやインド人たちは、
そのへんを分かって通っているのだろうか。
使えるバリラ・ダンプリング、
百味餃子が嫌になったわけでは全然ない。
次回は、
・干し豆腐の炒めからクミンを抜いてもらう
というポイントを忘れまい。
そのための備忘録として、
こんなブログを書いてるのだから。
な〜ンて言いつつ、
次回忘れてまた、クミン入りの干し豆腐かも。。
悪いことはすぐに忘れる脳天気なdaneko、
「お店の注意事項集」を作る必要があるのかも(^_^;)
アクセス
百味餃子
Barilla Dumplings
305 Dominion Road, Mt Eden, Auckland
☎ 09 623 2855
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