danekoのNZホテル隔離日記はシリーズです。
一つ前の記事はこちらをどうぞ。
さあ、泣いても笑っても、これで最終日。
いろいろあった隔離ホテルでの2週間。
これからは、ふつうの生活が始まるのだ〜(^^)v
昨日のワインを引きずる朝食タイム
前の晩がオンライン飲み会だったので、
おしゃべりしながらワインを飲みすぎたかな?
朝起きたとき、ちょっと頭が重かった。
安いワインを飲んだせいかもしれない。
このホテルで買えるものしか飲めませんからね。。
![isolation meal 2020 day15 B](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/isolation-meal-2020-day15-B.jpeg)
おっと、新顔メニューがお目見え。
ウィートビックスというシリアルの仲間。
どんな感じなんだろうって、
前の日に頼んでおいたのだ。
ちゃんとミルクも付けてくれていますよ。
でも、頭が重くてシリアルの気分ではなく、
両方とも、お土産になりました(^_^;)
![isolation meal 2020 day15 B2](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/isolation-meal-2020-day15-B2.jpeg)
ヨーグルトはイチゴのフレーバー。
個人的には、ベリー味がやっぱ一番好き。
もう明日からは、この朝食も食べれない。
そう思うとちょっと感慨無量。
まあ、ジュースとヨーグルトは、
スーパーで買ってくればいいんですけどね。
部屋を片付け始める
朝はゆっくり起きて支度ができる。
その理由は、
午後6時まではチェックアウト不可だからだ。
午後6時までの、レイトチェックアウト。
おかげで、パッキングも慌てなくていい。
![isolation hotel 2020 bedroom](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/isolation-hotel-2020-bedroom.jpeg)
ちょっとずつ、荷物を詰めています。
ほんのちょっとだけど・・
なぜかというと、
シャンプーしたり、顔を洗ったり、
グルーミングを終えるまでは、
片付かない荷物が色々とあるのだ。
![isolation hotel 2020 jet washer](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/isolation-hotel-2020-jet-washer.jpeg)
ジェットウォッシャー・ドルツ。
日本から持ってきた、
パナソニックの「口腔洗浄器」、というのかな。
4月ころから使い始めて、
歯茎の色がホントにピンクに変わったのだ。
danekoの歯医者は効果など無いと笑っていたが、
5月に歯医者のチェックアップに行ったとき、
その歯医者が初めてdanekoの歯を褒めたのである。。
歯茎のマッサージには良さそうだし、
ピンクに変わった歯茎をキープしたくて、
海外OKな機種を買って持って来ていたのだった。
このタイプは、お風呂の中でも大丈夫な防水タイプ。
荷物にはなるけど、もう旅行にも手放せません。
でもなぜか、日本の外出自粛以降、
お値段が上がってしまったのです(T_T)
みんなdanekoと考えることは同じ?
家で歯でも磨いてましょうかってね。。
最後のランチは猫缶の香り。。
そうこうしていると、
最後のランチがやって来た。
ドアがノックされ、
ルームサービス!
と声がかかる。
楽しみにドアを開けたのだが・・
![isolation meal 2020 day15 L2](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/isolation-meal-2020-day15-L2.jpeg)
じゃ〜ん!!
プルドポーク・蒸し野菜添え
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
な、なんだ! このニオイは(@_@)
容器のフタを開け、danekoは思わず後ずさった。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
ぐ、グサイよ〜!
これは紛れもなく、猫缶のニオイ!
いくら駄ねこだからと言ったって、
猫缶は食べれないゾ。
それにしても、最後の記念すべきミールが、
なぜ、猫缶仕様なのであろうか?
いや、ネコを飼ったことのない人にはわからない。
でもあの、缶詰を開けたときに、
部屋に漂う独特の猫エサの香り。
danekoはこれが苦手だったのだ。
だから、しろねこにも乾燥エサしかあげてなかった。
その昔、東京に住んでいた頃、
アメリカンショートヘアというネコを飼っていた。
当時、ちょっと流行っていた猫種だ。
そのアメショの奴らは(2匹の多頭飼いだった)、
なんと、乾燥エサなど食べなかった。
贅沢な奴らのため、
danekoと弟はネコ缶を毎日開けていた。
たしか、弟もあのニオイが苦手だった。
二人して、
食事の前に缶を開けるのはやめにしよう
という協定を定めていたくらいである。
・・などという、昔の思い出が、
最後のランチを開けたとたん、一気によみがえった。
香り(ニオイ)にまつわる記憶というものは、
なんと鮮明なのであろうか!!
野菜だけでも食べなくっちゃ
だが、食べれないと言ったって、
夕食はもう来ない。
午後6時のチェックアウトでは、
夕食はまだ来ない時間帯であるから、
頼んでいなかったのである。
ここでちょっとは食べておかないと。
もしくは、
お土産用のカップヌードルを食べるか・・
![isolation meal 2020 day15 L4](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/isolation-meal-2020-day15-L4.jpeg)
ぐへ〜、臭い臭い。
と鼻をつまみながら、野菜だけを食べる。
豚肉がクサイのか、ソースがクサイのか、
それが問題だ。
どうやら、
ソースはそれほど臭わないと分かってきた。
ソースに浸った蒸し野菜は食べれるからだ。
となると、問題は、この豚肉。
ニュージーランドでときおり見かける地雷豚か。
家畜の肉が臭う場合、エサに原因があることが多い。
いったいこのブタさん、どんなエサを食べて育ったのだろう。
猫缶フレーバーのお肉に、danekoもギブアップ。
コークゼロも役には立たなかった。
![isolation meal 2020 day15 L](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/isolation-meal-2020-day15-L.jpeg)
これまたおまけのクッキーが付いてる。
残念である。クッキーは嫌いなのだ。
もしもdanekoになにかお土産を持ってきてくれるときには、
ぜひともクッキー以外でお願いします(図々しい)
な〜ンていってる間に、
ランチタイムは空しく終わってしまった。
部屋に残るニオイを追い出すため、窓を開放。
それにしても、最後の午餐で、
完全にノックアウト。やられました〜。
多分、もうひとつのベジメニューのほうがマシだった。
・かぼちゃとフェタとひよこ豆のバルサミコ・サラダ。
が、しかし、これも甘そう〜な予感がする。
最後のランチはどちらをとっても失敗だったのだ。
danekoはガックリと肩を落とし、
スーツケースのパッキングに戻るしかなかった。
最後のヘルスチェック
最終日には、
看護師チームが最後のヘルスチェックに来るのだという。
その時間は、午後3時〜午後6時と聞いていた。
できれば早めに来てほしいよね、と思っていたら、
午後2時半頃やって来た(^_^;)
前にずれても後ろにズレても、
時間の正確性に価値が置かれない国である・・
そして、最終のヘルスチェックといっても、
毎朝の健康チェックとほとんど同じだった。
検温と、問診くらい。
ただ、
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/obasan-1.jpg)
ココでのステイはどうだったかしら〜?
楽しめた?
楽しめた?
などという会話がマスク越しに交わされる。
もちろん、タダ飯にエジプト綿のシーツのベッド。
快適でないはずがない。
danekoは思いっきりお礼を言った。
実際、ご飯の支度と片付けが必要ない生活というのは、
仕事やブログを書くのにもとても快適だった。
こんな楽な2週間は、
もう再び訪れないであろうな・・
夕暮れが近づき、チェックアウト
ニュージーランドの、冬の日暮れは早い。
まだこの時期だと午後5時過ぎである。
いかん、暗くならないうちに、荷物を詰めてしまうのだ。
間接照明の下では、細かな作業がやりにくくなる。
![isolation hotel 2020 sunset pool](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/isolation-hotel-2020-sunset-pool.jpeg)
窓からの眺めも、これで最後か。
お世話になりました。
今度はプールに入れる時期に。
な〜んてね(^_-)
もう隔離は嫌だよ〜ん。。
![isolation hotel 2020 sunset](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/07/isolation-hotel-2020-sunset.jpeg)
danekoの目を毎日なぐさめてくれたお庭。
ありがとう〜(^o^)
最後のご飯がマズかったからって、
このホテルを嫌いになるわけがない。
エジプト綿の寝心地も忘れない。
ベッドメイキングは大変だったけどね。
さ、お部屋に忘れ物が無いよう、最終チェック。
帰国者=バイキンのdanekoの忘れ物など、
絶対に保管しておいてはくれまい。
チェックアウト時の荷物は、
1. スーツケース大
2. キャリーケース
3. ミニボストン
4. ヨガマット
5. お土産の紙袋3個
と、膨れ上がった。
いかん、こんなものを一人で運べるはずがない(-_-;)
じーこ、じーこ。
danekoはダメ元で、
荷物を手伝ってくれないかとフロントに電話した。
レセプションのオニーサンは、
10分くらい待ってくれたら部屋まで行くと言ってくれた。
ホッ。助かった。
このホテル、廊下の絨毯が厚いので、
danekoの力ではスーツケースを引くのも大変だろう。
3月には入院していたのだし、
ここは、他人様の手を借りて、無理をしないことだ。
しかしね、この大荷物、
ホテルの人も一回で運べないかも・・
ヤバいゾ、と考えていると、
やがてドアがノックされ、
ドアを開けると、
そこには大きなラゲージラックを持った若者がいた。
鳥かごみたいな、大きなアレです。
スーツケース類は全部台に乗って収まり、
紙袋は、コート掛けにぶら下げて一気に運べる。
良かったあ!
ロビーまで一緒に歩きながら、話をする。
ベルボーイのオニーサンは、
日本人女性と友達だったんだって。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/boy.jpg)
でも、彼女は帰っちゃったんだよ、日本に。
大阪だよ。寂しいね・・
大阪だよ。寂しいね・・
こういうお話、
こちらのオトコから何度聞いたことであろう。
NZでの日本人女性のウケはとっても素晴らしく、
帰国した彼女?を懐かしむオトコは数知れぬ。
このオニーサンも、彼女を失ってから、
その大切さに気づき、懐かしんでいるのだ。
そして、そんな日本人女性への憧憬から、
まったく若くもないdanekoにも、
ついでに親切にしてくれる人は多かった(笑)
日本人同胞、様様。ありがたいことである(ー_ー)!!
danekoも、後から来る日本人のため、
できるだけ誠心誠意、この国の人たちと向き合おうと思う。
ベルボーイは親切にも、
駐車場に停めた友人のクルマまで、荷物を運んでくれた。
もちろん、迎えの人間は、ホテル内には入れない。
ホテルは、いまだにレベル4の世界だから。
午後6時過ぎ。
駐車場には迎えの車が何台も入ってきていた。
同じ飛行機だった人たちかも。
このホテル、陽性者は一人も出なかったから、
きっと全員帰宅できるのだろうな♬
danekoのニュージーランドホテル隔離日記、
これにて最終章。
最後までお付き合いありがとうございました!
【しろねこに1日1ポチ】
にほんブログ村
なにヨdaneko、猫缶をバカにしたワネ(-_-メ)
関連記事
- 気持ちの悪~いビジネスホテル、その理由は(>_<)
- 魔のシドニー紀行(>_<)2・空港編
- 南島ハイライト⑮・クイーンズタウン夕景(^_^)/
- セントラル•オタゴは次の日も霧(^_^;)
- 南島ハイライト㉔・ハーミテージ・ホテル(^o^)