danekoのNZホテル隔離日記Day15・最終日のランチに打ちのめされる!

isolation meal 2020 day15 L


danekoのNZホテル隔離日記はシリーズです。

一つ前の記事はこちらをどうぞ。



さあ、泣いても笑っても、これで最終日。

いろいろあった隔離ホテルでの2週間。

これからは、ふつうの生活が始まるのだ〜(^^)v


昨日のワインを引きずる朝食タイム



前の晩がオンライン飲み会だったので、

おしゃべりしながらワインを飲みすぎたかな?


朝起きたとき、ちょっと頭が重かった。

安いワインを飲んだせいかもしれない。

このホテルで買えるものしか飲めませんからね。。





isolation meal 2020 day15 B
おっと、新顔メニューがお目見え。

ウィートビックスというシリアルの仲間。


どんな感じなんだろうって、

前の日に頼んでおいたのだ。


ちゃんとミルクも付けてくれていますよ。

でも、頭が重くてシリアルの気分ではなく、

両方とも、お土産になりました(^_^;)




isolation meal 2020 day15 B2
ヨーグルトはイチゴのフレーバー。

個人的には、ベリー味がやっぱ一番好き。


もう明日からは、この朝食も食べれない。

そう思うとちょっと感慨無量。


まあ、ジュースとヨーグルトは、

スーパーで買ってくればいいんですけどね。


部屋を片付け始める



朝はゆっくり起きて支度ができる。

その理由は、

午後6時まではチェックアウト不可だからだ。


午後6時までの、レイトチェックアウト。

おかげで、パッキングも慌てなくていい。




isolation hotel 2020 bedroom
ちょっとずつ、荷物を詰めています。

ほんのちょっとだけど・・


なぜかというと、

シャンプーしたり、顔を洗ったり、


グルーミングを終えるまでは、

片付かない荷物が色々とあるのだ。




isolation hotel 2020 jet washer
ジェットウォッシャー・ドルツ。


日本から持ってきた、

パナソニックの「口腔洗浄器」、というのかな。


4月ころから使い始めて、

歯茎の色がホントにピンクに変わったのだ。


danekoの歯医者は効果など無いと笑っていたが、

5月に歯医者のチェックアップに行ったとき、

その歯医者が初めてdanekoの歯を褒めたのである。。


歯茎のマッサージには良さそうだし、

ピンクに変わった歯茎をキープしたくて、

海外OKな機種を買って持って来ていたのだった。






このタイプは、お風呂の中でも大丈夫な防水タイプ。

荷物にはなるけど、もう旅行にも手放せません。


でもなぜか、日本の外出自粛以降、

お値段が上がってしまったのです(T_T)


みんなdanekoと考えることは同じ?

家で歯でも磨いてましょうかってね。。


最後のランチは猫缶の香り。。



そうこうしていると、

最後のランチがやって来た。


ドアがノックされ、


ルームサービス!


と声がかかる。


楽しみにドアを開けたのだが・・




isolation meal 2020 day15 L2
じゃ〜ん!!

プルドポーク・蒸し野菜添え


daneko
な、なんだ! このニオイは(@_@)



容器のフタを開け、danekoは思わず後ずさった。


daneko
ぐ、グサイよ〜!


これは紛れもなく、猫缶のニオイ!


いくら駄ねこだからと言ったって、

猫缶は食べれないゾ。


それにしても、最後の記念すべきミールが、

なぜ、猫缶仕様なのであろうか?


いや、ネコを飼ったことのない人にはわからない。

でもあの、缶詰を開けたときに、

部屋に漂う独特の猫エサの香り。


danekoはこれが苦手だったのだ。

だから、しろねこにも乾燥エサしかあげてなかった。


その昔、東京に住んでいた頃、

アメリカンショートヘアというネコを飼っていた。

当時、ちょっと流行っていた猫種だ。


そのアメショの奴らは(2匹の多頭飼いだった)、

なんと、乾燥エサなど食べなかった。


贅沢な奴らのため、

danekoと弟はネコ缶を毎日開けていた。


たしか、弟もあのニオイが苦手だった。

二人して、



食事の前に缶を開けるのはやめにしよう


という協定を定めていたくらいである。


・・などという、昔の思い出が、

最後のランチを開けたとたん、一気によみがえった。


香り(ニオイ)にまつわる記憶というものは、

なんと鮮明なのであろうか!!


野菜だけでも食べなくっちゃ



だが、食べれないと言ったって、

夕食はもう来ない。


午後6時のチェックアウトでは、

夕食はまだ来ない時間帯であるから、

頼んでいなかったのである。


ここでちょっとは食べておかないと。

もしくは、

お土産用のカップヌードルを食べるか・・




isolation meal 2020 day15 L4
ぐへ〜、臭い臭い。

と鼻をつまみながら、野菜だけを食べる。


豚肉がクサイのか、ソースがクサイのか、

それが問題だ。


どうやら、

ソースはそれほど臭わないと分かってきた。

ソースに浸った蒸し野菜は食べれるからだ。


となると、問題は、この豚肉。

ニュージーランドでときおり見かける地雷豚か。


家畜の肉が臭う場合、エサに原因があることが多い。

いったいこのブタさん、どんなエサを食べて育ったのだろう。


猫缶フレーバーのお肉に、danekoもギブアップ。

コークゼロも役には立たなかった。




isolation meal 2020 day15 L
これまたおまけのクッキーが付いてる。

残念である。クッキーは嫌いなのだ。


もしもdanekoになにかお土産を持ってきてくれるときには、

ぜひともクッキー以外でお願いします(図々しい)


な〜ンていってる間に、

ランチタイムは空しく終わってしまった。

部屋に残るニオイを追い出すため、窓を開放。


それにしても、最後の午餐で、

完全にノックアウト。やられました〜。


多分、もうひとつのベジメニューのほうがマシだった。

・かぼちゃとフェタとひよこ豆のバルサミコ・サラダ。


が、しかし、これも甘そう〜な予感がする。

最後のランチはどちらをとっても失敗だったのだ。


danekoはガックリと肩を落とし、

スーツケースのパッキングに戻るしかなかった。


最後のヘルスチェック



最終日には、

看護師チームが最後のヘルスチェックに来るのだという。


その時間は、午後3時〜午後6時と聞いていた。

できれば早めに来てほしいよね、と思っていたら、

午後2時半頃やって来た(^_^;)


前にずれても後ろにズレても、

時間の正確性に価値が置かれない国である・・


そして、最終のヘルスチェックといっても、

毎朝の健康チェックとほとんど同じだった。

検温と、問診くらい。


ただ、


看護師さん
ココでのステイはどうだったかしら〜?

楽しめた?


などという会話がマスク越しに交わされる。


もちろん、タダ飯にエジプト綿のシーツのベッド。

快適でないはずがない。

danekoは思いっきりお礼を言った。


実際、ご飯の支度と片付けが必要ない生活というのは、

仕事やブログを書くのにもとても快適だった。


こんな楽な2週間は、

もう再び訪れないであろうな・・


夕暮れが近づき、チェックアウト



ニュージーランドの、冬の日暮れは早い。

まだこの時期だと午後5時過ぎである。


いかん、暗くならないうちに、荷物を詰めてしまうのだ。

間接照明の下では、細かな作業がやりにくくなる。




isolation hotel 2020 sunset pool
窓からの眺めも、これで最後か。

お世話になりました。


今度はプールに入れる時期に。

な〜んてね(^_-)


もう隔離は嫌だよ〜ん。。




isolation hotel 2020 sunset
danekoの目を毎日なぐさめてくれたお庭。

ありがとう〜(^o^)


最後のご飯がマズかったからって、

このホテルを嫌いになるわけがない。


エジプト綿の寝心地も忘れない。

ベッドメイキングは大変だったけどね。




さ、お部屋に忘れ物が無いよう、最終チェック。


帰国者=バイキンのdanekoの忘れ物など、

絶対に保管しておいてはくれまい。


チェックアウト時の荷物は、

1. スーツケース大
2. キャリーケース
3. ミニボストン
4. ヨガマット
5. お土産の紙袋3個

と、膨れ上がった。


いかん、こんなものを一人で運べるはずがない(-_-;)

じーこ、じーこ。


danekoはダメ元で、

荷物を手伝ってくれないかとフロントに電話した。


レセプションのオニーサンは、

10分くらい待ってくれたら部屋まで行くと言ってくれた。


ホッ。助かった。

このホテル、廊下の絨毯が厚いので、

danekoの力ではスーツケースを引くのも大変だろう。


3月には入院していたのだし、

ここは、他人様の手を借りて、無理をしないことだ。


しかしね、この大荷物、

ホテルの人も一回で運べないかも・・

ヤバいゾ、と考えていると、


やがてドアがノックされ、

ドアを開けると、

そこには大きなラゲージラックを持った若者がいた。


鳥かごみたいな、大きなアレです。

スーツケース類は全部台に乗って収まり、

紙袋は、コート掛けにぶら下げて一気に運べる。


良かったあ!

ロビーまで一緒に歩きながら、話をする。


ベルボーイのオニーサンは、

日本人女性と友達だったんだって。



オニーサン
でも、彼女は帰っちゃったんだよ、日本に。

大阪だよ。寂しいね・・


こういうお話、

こちらのオトコから何度聞いたことであろう。


NZでの日本人女性のウケはとっても素晴らしく、

帰国した彼女?を懐かしむオトコは数知れぬ。


このオニーサンも、彼女を失ってから、

その大切さに気づき、懐かしんでいるのだ。


そして、そんな日本人女性への憧憬から、

まったく若くもないdanekoにも、

ついでに親切にしてくれる人は多かった(笑)


日本人同胞、様様。ありがたいことである(ー_ー)!!


danekoも、後から来る日本人のため、

できるだけ誠心誠意、この国の人たちと向き合おうと思う。


ベルボーイは親切にも、

駐車場に停めた友人のクルマまで、荷物を運んでくれた。


もちろん、迎えの人間は、ホテル内には入れない。

ホテルは、いまだにレベル4の世界だから。


午後6時過ぎ。

駐車場には迎えの車が何台も入ってきていた。


同じ飛行機だった人たちかも。

このホテル、陽性者は一人も出なかったから、

きっと全員帰宅できるのだろうな♬


danekoのニュージーランドホテル隔離日記、

これにて最終章。


最後までお付き合いありがとうございました!


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なにヨdaneko、猫缶をバカにしたワネ(-_-メ)


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