先週、友人のオフィスがオープンし、
そのお披露目パーティがあったのだ。
パーティの場所は、近所のカフェ
このオフィスの近くには、
danekoがたまにキャッチアップで使うカフェがあった。
記事を見ていただけばわかるとおり、
ごくごく普通の、カフェなんである。
そのカフェで、パーティはあるという。
オフィスの中を案内してもらったあと、
皆でそのカフェにゾロゾロと移動する。
まあ、数件先なので、移動というほどでもない。
賑わうオープニング・パーティ
会場のカフェに着いて、
顔見知りの面々にちょっとあいさつをし、
カウンターにドリンクを取りに行く。
オフィスのスタッフと客を合わせて50人くらいはいるだろうか。
カフェのアウトドア席は、大変な盛況である。
danekoは座る席がないのではと思ったが、
アジア系の女性客がベンチシートをずれてくれ、
フードにもありつける位置に陣取った。
いえね、お腹が空いていたのですよ(^_^;)
![twenty three cafe 202002 platter](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/02/twenty-three-cafe-202002-platter.jpeg)
お酒のつまみ=プラッターが置かれたテーブル。
この人数で、これだけでは足りないかなあ・・
帰りにラーメンコースだろうか?との不安がよぎった。
なんとドリンク飲み放題!
事前に友人から、
飲み放題ですからね、じゃんじゃんワイン飲みまくってください!
とのありがたいお誘いだったのだが、
そんなに期待はしていなかった。
しょせんカフェである。
ワインリストも大したことはなかろうと。。
ところがどっこい。
この日のワインリストはなかなかのものであった。
下手なレストランのワインリストよりもずっと良い。
![twenty three cafe 202002 party](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/02/twenty-three-cafe-202002-party.jpeg)
まずは、泡をゲット。
プロセッコ(イタリアのスパークリング)であった。
結論から言ってしまうと、
このプロセッコ以外のワインはすべて当たり!
赤白、それぞれに3種類ずつくらいあるゾ。
danekoの好きなGreywackeもあった。
見ていると、どんどんボトルが空いてゆく。
これなら、
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
そのボトル、いつ開けたの?
などと聞く必要もなく、ニューボトルばかりだろう。
danekoはときめいた。
![twenty three cafe 202002 pizza](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/02/twenty-three-cafe-202002-pizza.jpeg)
ピザもこんなふうに。
ほかにも幾つかの種類が出ていた。
こちらのパーティ・フードはきちんと作られており、
好感が持てる。
ちゃんとしたシェフがいるのだろう。
飲み放題のパーティは、午後10時近くまで続いた。
キウィの人々は、2次会にバイアダクト方面へ流れ、
残ったのはアジア人が多かったけど(笑)
誰かが、
フードもっと何か無いの?
と言ったらチキンポップも追加で出てきていた。
ものすごい酒量とフードの量であろう。
たぶん、一人幾らなどという設定ではなく、
頼んだ分だけ支払う契約じゃないかな。
いやいやこれなら、お店は儲かりますね。
キウィはちょっとお洒落なカフェが好き
明るいうちに始まったパーティも、
日が落ちて暗くなってくると、
アウトドア席の雰囲気も変わる。
![twenty three cafe 202002 light](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/02/twenty-three-cafe-202002-light.jpeg)
お洒落な照明がテーブルに一つずつ置かれ、
い〜い雰囲気を作っていた。
座れるシートは人数分の3分の1も無かったが、
キウィのお客達は立って話すのが好きだから、
なにも困ることはなかったのである。
いやいやいや、
NZのカフェ、儲かりますね。
これからも、新規オープンのオフィスは、
このカフェを様々な用途に使うのだろう。
ちょっとした商談はもとより、
スタッフからコーヒーの大量注文(もうやってるらしい笑)
期末ごとのちょっとしたパーティ。
ケータリング。
そのオフィスにはワインセラーもあったから、
数件先のそのカフェにチーズ等を頼むこともあろう。
もちろん、コーヒーやフードに
ある程度のクオリティを押さえたカフェに限るかもだけど、
契約オフィスが何件かあれば、
ウォークインの客以外の需要がかなり大きい。
そのためにも、
キウィのオフィス連中に嫌われないような、
ちょっとお洒落な空間を用意してるのだろう。
NZのカフェの機能は奥深い。
棚にワインのボトルがズラッと並ぶこのカフェ。
そのボトルは、
単なるオーナメント(飾り)ではなかったのだ。
キウィ社会を回す、カフェの役割。
こうしてパーティにお呼ばれしないとわからないものですね。
アクセス
Twenty Three Cafe
23 Mount Eden Road, Grafton, Auckland
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