前日、いきなり杖が登場した。
それまで、赤ちゃんのような歩行器ぐらし。
![daneko illness 202003 baby walker](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/04/daneko-illness-202003-baby-walker.jpg)
おっとっと。
まあ、似ていますね。
![daneko illness 202003 walker2](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/04/daneko-illness-202003-walker2.jpg)
こんなのですから。
情けなかったdanekoも、
自分の足で歩けるのだと思えてきた。
時は春
入院病棟にも、春は来る。
![daneko illness 2020 orchard](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/04/daneko-illness-2020-orchard.jpeg)
窓の外には、果樹園。
右奥には、ピンクの花が見える。
danekoはそれを早咲きの桜ではないかと思い、
いつも楽しみに眺めていたのだが、
療法士さんによれば、それは桜ではないとのことだった。
なんかがっかり(T_T)
梅か、桃か、そんなところ?
その証拠に、桜が咲き始める頃には、
ピンクの花は消えて、葉っぱになっていた。
入院してから2週間以上たつが、
一度も外に出ていない。
「外に出たい」などという気にもなれなかった。
とても無理だとわかるからだ。。
杖なんか、と思ってきたけど・・
しかし、杖が登場した今、
自力歩行への道は開け始めていた。
![daneko illness 202003 old man](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/04/daneko-illness-202003-old-man.jpg)
danekoの杖は、こんな感じ。
一点杖、というそうです。
3点杖というのもあって、
それは3点で体を支えるからそう呼ぶのだそうだ。
![daneko illness 202003 stick grip](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/04/daneko-illness-202003-stick-grip.jpg)
グリップはこんなふうに持つのがふつう。
イメージ写真なのだが、
danekoの花柄杖と似ていますね。
danekoの母が晩年、杖を持っていた。
杖を使うのは嫌いらしく、
よく忘れてスタスタと歩いていた。
その後、足元がおぼつかなくなってきて、
3点杖を使えば?と勧めたのだけど、
カッコつけの母は、とうとう使わず車椅子となった。
あの時は杖なんか、
まったくの他人事だったけれど、
ケガをしてみれば、大事な道具である。
![daneko illness 202003 walking cart2](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/04/daneko-illness-202003-walking-cart2.jpg)
カートは一気に卒業し、
danekoも一気に身軽になった。
お魚のおかずは苦手
入院食では、
相変わらず魚のおかずが苦手である。
![hospital meals 0317B](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/04/hospital-meals-0317B.jpeg)
朝ご飯
・白ご飯
・味噌汁
・漬物ふう
・魚の味噌炊き
・野菜ふりかけ
・牛乳
魚の味噌だきが苦手だが、
あとは全部食べれる。
朝がおコメの日は、
一日3食おコメのご飯だ。
お米のゴハンを3食べるなんて、
これまでは滅多とないことだった。
![hospital meals 0317L](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/04/hospital-meals-0317L.jpeg)
昼ご飯
・白ご飯
・にゅうめん
・チキンカツ・サラダ
・昆布と人参・揚げの煮物
・パイナップル(缶詰)
この場合の昆布は、
にゅうめんの出汁を取った残りだろうか?
などとついつい考えてしまう。
まあ、たとえそうであっても全然かまわないけど。
タルタルソースも手作りで、
タマネギのみじん切りがた〜っぷり。
手作りな感じはいいなあ。
![hospital meals 0317D](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/04/hospital-meals-0317D.jpeg)
夕ご飯
・白ご飯
・お吸い物
・野菜の牛肉巻き・ブロッコリ添え
・若竹煮
・春雨と錦糸玉子の酢の物
こちらの病院では、酢の物はあまり出ない。
出たとしても、酸味は控えめである。
野菜の肉巻きに使っている牛肉だが、
どんだけ量が少ないのだろう(^_^;)
入院患者の年齢層を反映してか、
肉は総じて少なめ。
白ご飯だが、
柔らかかったり、ふつうだったり。
danekoは柔らかいご飯がどっちかというと苦手。
ぽくぽくしたご飯が好きなので、
ご飯のフタを開けるときには、
「どうか硬めでありますように」
と願いつつ、フタを開ける。
確率は、6:4くらいか。
ふつうの硬さご飯のときが多いのが救い。
Amazonに依存しまくり
パソコンを開く意欲が出てきたので、
仕事もこなすようになった。
電話も掛かってくれば、掛け直す。
Amazonでいろいろなものを買うようになった。
毎日のように届くので、看護師さんに笑われた。
え?何を買ったかって(?_?)
えへへへ、
入院してるとなんやかや、必要になるのです(^_^;)
まずは、介護用ビーズクッション。
寝姿勢が限られるので、クッション必須。
コロナ感染も心配だから、めっちゃ手を洗うので、
ハンドクリームとか。
そうそう、杖もAmazonで買ってしまった。
頻繁に届く段ボールに、
注意されやしないかとドキドキしていたが、
寛大な病院でよかった。
入院食日記、もうちょっと続きます。
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