danekoの入院食日記20・イナカの病院にもコロナの波が・・

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danekoの入院食日記はシリーズとなっています(^o^)

最初から、または途中からお読みになりたい方は、

もくじページからどうぞ。



danekoが入院していたのは3月。


3月初めの入院当初、病棟の看護師さんは、

ほとんど誰もマスクすらしていなかった。


入院患者は安全と思われていたのだろうか?

まあ、毎日熱は測るのだが・・


看護師がマスクをしない理由とは?



そんなイナカの病院の、

のんびりとした空気に違和感を感じたdaneko。


数少ないマスク派であった、

リハビリ担当のSさんに聞いてみたのだ。

(理学療法士さんのことである)


Sさん
そうですね〜。

ウチはマスクはしてもいいんですけど、

自己負担で用意しなくちゃいけないんですよ。

それがちょっとキツいって人もいますね。


なるほど。

おカネの問題であったか(^_^;)

自分の懐は傷めたくないですよね。。


クラスター見つかってその後



しかし、世界的なコロナウィルス感染の流行は、

連日ニュースで報道されている。


大声でしゃべったり笑ったりしている、

元気な看護師さんたちに首を傾げていると、


そのイナカの県でも、

夜の街クラスターが見つかったニュースが流れた。


感染を運んできたのは、

県外から夜の街を訪れた男の客であったので、

県民はブーたれていた。


幸い、病院がある市からその街は遠かったが、

日に日に、マスクの看護師が増えていった。


その後なんと、県庁所在地で院内感染が発生。

こちらはクラスターも大きかった。


とある看護師さんはdanekoに、


もう、私たちも心配で、怖くて。

この病院ももう閉鎖してほしいわあ。


と、思わず本音を漏らしたのである。


danekoは


daneko
ヤバいぞ!閉鎖されて追い出されたらどうしよう?


と不安になった。


まだ今、ポイッと捨てられては困る。

完全に歩けるようになってないしね(-_-;)


いまや入院患者はお荷物だというのであろうか?


そういやその後、愛知県の県知事が、

コロナ患者を「重い荷物」と表現して物議をかもしたが。


まあ、看護師さんにとってみれば、

danekoたちもお荷物だったのであろう。




corona virus 2020 daneko
そしてこの頃、全員がマスク着用となった。

3月中旬を過ぎた頃である。


マスクの次は、手袋着用



皆の話題が、コロナばかりになってきた。

danekoの部屋に毎日来るお掃除の人も、


掃除の人
もう、息子があちこちフラフラ出かけるから、

ウィルス持ち帰るんじゃないかしらってねえ。。

と、心配そうである。


皆、真剣に感染の心配を口に出すようになった。

他人事のようにニュースを見ていた頃とは、

完全にフェーズが変わったのである。


この頃から、毎日の食事の際に、

看護師さんが手袋をして配膳するようになった。




daneko illness 2020 gloves
使い捨ての手袋は、たぶん100均のものだ。

danekoも近所の店で買ったことがある。


それでも直接触らないのでずっとマシなのだろう。


いよいよ面会禁止へ



danekoはもともと、

家族以外は面会謝絶にしてもらっていた。


会社のスタッフが総出で来たり、

友人がお見舞いに来たら落ち着かないからだ。


神様がくれた休日、というには大げさだけど、

入院期間はひとりでくつろいでいたかった。


まあ、それだけじゃない。

この病院のパジャマは薄ブルーの縞模様で、

えらくカッコ悪かったというのもある。


で、カラオケ王子と外出した頃から、

病院は家族も含め、全面的に面会禁止となった。


家族が届け物などするときも、

ナースステーションを通してくれという。


もちろん公立病院ではないので、

「じゃあ、5分だけでお願いしますね」

と看護師さんに言われていた人もあった。


毎日リハビリで階段を歩くのだが、

階段の一番下には、三角コーンが置かれた。

だんだん物々しい雰囲気になってきたのだった。


だが、相変わらず、

入院患者はひとりもマスクをしていなかった。


danekoもマスク無しの生活に慣れていたので、

ときどきレントゲンなどで呼ばれて外来に降りると、


マスクをした患者さん達にジロっと見られた。

そう、マスクしてない人間は悪者なのだ。


入院した日にはdanekoだって、

救急車で運ばれるときもマスクをしてたのに、


いつのまにか、

マスクのことなど忘れて他人事だったのだ。


急いで同居人にLINEをし、

マスクを持ってきてもらったのだった。


入院食日記は続く



日々3度の食事は、なんか楽しみである。

これは、クルーズとまったく同じですね。

ま、退院してももうクルーズなんぞ行かないと思うけど。


コロナ前とコロナ後で、

クルーズほどイメージが地に落ちたものもないだろうな。


それまでは羨望の目で見られていたクルーズ客が、

一気にバイキンみたいな扱いに変わったもんね(^_^;)



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朝ご飯。

・白ご飯
・具だくさんみそ汁
・人参とガンモの煮物
・たい味噌
・牛乳

もう、この感じにもちょっと飽きてきた。

が、ごま塩やふりかけを掛けていただく。


あと、長くても1週間くらいだろう。

飽きてきた頃に退院とは恵まれている。



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昼ご飯。

・白ご飯
・具だくさんみそ汁
・鶏の照焼き、トマトとアスパラ添え
・もやしとほうれん草、人参のナムル風
・オレンジ(本物)

本物のオレンジのスライスが出てきたので、

けっこう嬉しかった。


あと5〜6切れは食べれそう。

それにしても、野菜が豊富でありがたい。


この野菜たっぷりだけは、

退院後より恵まれているかもしれない。




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夕ご飯。

・白ご飯
・タマネギのスープ
・豆腐ハンバーグ ブロッコリ添え
・いんげんとカマボコの胡麻和え
・かぼちゃの煮物

豆腐ハンバーグとはいっても、

鳥ひき肉が入っているようだった。


これはカマボコ以外完食。

看護師さんに喜ばれたのであった。


どうもdanekoは少食と思われているらしい。

単に嫌いなものを食べないだけなのだが、


高齢者ばかりの病院にあって、

ご飯を平気で残す患者は珍しいようだった。


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