danekoが入院したのは、
新型コロナウィルス流行の真っ最中。
2020年3月である。
場所は九州のイナカの病院。
![daneko illness 2020 hospital bed](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/04/daneko-illness-2020-hospital-bed.jpg)
入院した時はマスクをしていたが、
入院患者は誰もマスクをしていなかった。。
入院前半の病棟のようす
この頃、
日本国内の感染者はまだそんなに多くなかった。
ジリジリと増えてはいたが、
イナカの病棟内の危機感は薄かった。
入院時にはCTを撮るので、
ついでに肺の映像も撮っていたのだろうか?
入院を許可された患者たちは、
毎朝熱を測らされる以外、
これと言って感染対策も言われない。
看護師さんも、
前半はマスクをしていなかった。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/02/img-1.png)
などと話していたのだが、
danekoにはずいぶん警戒が薄いように思われた。
入院後半になると・・
だが、入院後半、
この県で感染者が出始める。
感染の場所は車で1時間以上離れていたが、
そのうち院内感染だとわかり、
クラスターを検査するうちに、一気に増えた。
さすがにイナカの病院でも焦り始める。
看護師さんたちも、
もう、病棟も病院も閉鎖してほしいわ。怖くて。
などと口々に言い始め、
まだ放り出されたら困るdanekoは、
ドキッとして、安易に同意したりできなかった。
その頃からすべての看護師さんがマスク着用。
でも入院患者は相変わらずマスク非着用。
なんの注意も受けず、病棟を歩き回っていた(^_^;)
頼みの綱は、手洗い
danekoも、マスクこそしないが不安はあった。
そこで、トイレに行くたびに、
![corona 202004 wash hands](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/04/corona-202004-wash-hands.jpg)
鬼のように手を洗った。
一日に10回近く、トイレに行ってた。
入院中でヒマだとトイレに行きたくなる?
そのたびに、ハンドソープをたっぷりつけて、
丁寧に手指の間も手の甲も洗い、
しっかりと流して、ペーパータオルで拭く。
手荒れ防止にハンドクリーム必須である(-_-)
リハビリで部屋を出た時は、
廊下の手すりなどを触るのでこれもリスク。
部屋に戻る前に、除菌ジェルで手を消毒。
部屋の前に置いてあるのは助かった。
これ、どこでも売っていないであろう。
貴重なアルコール消毒ができるのは嬉しかった。
トイレのドアノブも、念のため、素手で触らない。
肘で開け閉めしたり、
ペーパータオルで触ったりと気を使っていた。
自分がうつらないためでもあるが、
人にうつさないためでもある。
看護師さんや掃除の人も触ったりもするので、
トイレのドアノブも公共物と思っていい。
神経質になっていても、
どこかに抜けはあるだろうな。
そんなふうに思いつつも、
気がつくことでできることはやっていた。
母が好きだったお煎餅が来た
そんな中、
danekoの母が好きだったお煎餅が食べたくなった。
たぶん、入院食が甘いせいだろう。
塩気の効いたものが欲しくなったのだ。
娘danekoに頼むと、
他の必要品と一緒に送ってくれた。
![daneko illness 2020 souvenir](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/04/daneko-illness-2020-souvenir.jpeg)
これ。九州エリアではめったに見ない。
いぶし銀、という名のおせんべい。
ひとつひとつはかなりでっかい。
揚げてあり、塩が掛かっている。
danekoは塩味のほうが好きなのだ。
母は、醤油味のほうが好きだった。
一つ食べると、すごく食べた感がある。
だがしかし、
入院中にdanekoが袋を開けることはなかった。
見ただけで満足してしまったのだ(^_^;)
そういうこと、ありますね。。
入院食日記、相変わらず
入院もこの頃になると、
だいたいの食事のパターンが分かってくる。
2度3度と、
繰り返し出されるメニューや小鉢などがある。
![hospital meals 0318B](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/04/hospital-meals-0318B.jpeg)
朝ご飯
・白ご飯
・具だくさんみそ汁
・昆布の煮物
・漬物
・牛乳
着色料いっぱいの漬物は不要だが、
昆布の煮物はありがたい。
コロナウィルスの予防になりそうじゃない?
IT担当大臣はデマだというが、
まあ海藻食べて悪いこともなかろう。
と、喜んでいただく。
さいわい、
甘さも強すぎず、食べやすかった。
![hospital meals 0318L](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/04/hospital-meals-0318L.jpeg)
昼ご飯
これ、嫌いなメイン。。
・白ご飯
・味噌汁
・赤魚の煮付け・煮野菜
・マカロニサラダ
・りんご
このパターンだと、
魚はほとんど残し、
マカロニサラダも残すことになる。
なぜだろう。。
小学校の給食でも、
マカロニサラダや春雨サラダは嫌いなものの筆頭であった。
小学校の給食は、
食べてくれる男子が周りにいてよかったなあ。。
![hospital meals 0318D](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/04/hospital-meals-0318D.jpeg)
夕ご飯
・白ご飯
・野菜スープ
・豚肉とタマネギの炒め煮・ブロッコリ添え
・がんもどき、人参、ふきの煮物
・白菜、キューリ、人参の浅漬け
これは好きなパターン。
がんもどきは甘過ぎるので残したが、
あとはすべて完食(^^)v
ニュージーランドでは手に入りにくい、
クセのない豚の細切れ。
日本では、病院食でも食べれるありふれたものだけど、
danekoにとっては嬉しかったりする。
お肉でも、アブラが多少ある方が好き。
量をたくさん食べるわけじゃないけど、
ステーキでも、
フィレよりサーロインが好きだ。
サーロインの炭火焼きステーキ。
退院したら食べたいなあ(^q^)
おやおや、
danekoもアブラ好きだったのであろうか?
お恥ずかしい・・
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第一売ってないしね〜。