カラダの話ではない。
danekoは血管が人一倍細い。
それは、入院当初から問題を起こしていた。
danekoの細〜い血管は血筋?
病院というところは、
まず、必要に応じてレントゲンやCTを撮る。
それから、血液を採取する。
これが問題。
![daneko illness 2020 drip2](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/03/daneko-illness-2020-drip2.jpg)
danekoの父が入院していたときも、
血管が出なくて大問題になっていた。
看護師が血管に注射針を通すのに失敗する。
もう一度、二度とトライするが、また失敗。
タッチ交代。でもまた失敗。
こんなことを、3人位は繰り返していた。
父は、
☓☓さんを呼んで。え?今日来てない?
と、注射の上手な看護師さんの名前を呼ぶが、
ちょうど良く来てくれることは少なかった。
まあ、父は公共機関の病院に入院していたので、
そこは患者さんのことを考えるというよりは、
「痛くても何でも、針が通ればいいじゃないか」
というような空気が流れていた。
danekoはその様子を見ながら、
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
入院など、絶対にしてはならない(-_-)
と、内心ビクついていたのだ。
そんな父の母、つまりdanekoの祖母だけど、
この人がまた、同じように血管が出なかった。
お見舞いに行くと、
看護師さんが「ゴメンね」と言って、
何度も腕に針を刺そうとしている。
そのたび失敗するので痛いだろうと思うのだが、
そこは、父と違って温厚な祖母のこと。
いいよ〜。もう一回やってみて。
あなた、上手いね。
などと看護師さんをねぎらいつつ、
毎日の辛い日課に耐えていたのを思い出す。
そう、danekoの体質は遺伝的に、
血を取ろうとしても血管が出にくいのだろう。
入院には不向きなカラダである(-_-;)
温めて、入念な準備をする
今回も、〇〇病院に運び込まれたとたん、
血管が出てこないことが判明。
看護師さんが腕を叩いたり、縛ったりしてみるも、
思うようにそれらしい血管が出てこない。
danekoは考えていた。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
まてよ、この処置室はやたら寒い。
それでよけいに血管が出てこないのだ。
それでよけいに血管が出てこないのだ。
看護師さんに腕を温めたいと告げると、
彼女は温かいアイスノン?みたいなのを持ってきた。
それで、左腕を包み、待つこと15分あまり。
無事、danekoの腕に針は通り、
処置室は歓声に包まれた。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
よ、よかったあ(^_^;)
と、こんな具合だったので、
danekoの細い血管は、病棟で有名になってしまった。
なぜ、血管が出にくいとツラいのか?
注射針や点滴針が血管にスッと通らないと、
やり直しをすることになる。
これでまた、痛い瞬間が増える。
しかし怖いのは、それだけではない。
普通は腕の内側に行う入針も、
なかなか通らないとどうなるか?
1. 腕の内側でなく、表サイドに指す。
2. 手の甲など、血管が元から出ているところに指す。
3. 足の甲などに指す。
これ、1→2→3の順に、より痛みが強くなる。
針を指すときの痛みだけではない。
点滴に長時間かかると、
だんだんと痛みがひどくなってくるばかりか、
血管から液が漏れたりすることもある。
danekoは出産のときに、
手の甲から点滴をされたことがある。
これはもう、出産よりも痛かった。
あれは次男の時だったろうか。
産んだとたんのdanekoの第一声は、
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
スミマセン!!
手の点滴を抜いてください!
手の点滴を抜いてください!
であった。。。
さいわい、気の利く担当医師が、
渋る看護師に「外してあげて」と指示してくれて、
死にそうな痛みから逃れたのである。
今でもハッキリと覚えている。
なので、
手の甲への注射はこんりんざいゴメンなのだ。
入院はや5日目の食事
入院して5日目は、週末で家族が来ていた。
午前と午後と夕方に、
それぞれの都合でバラバラに見舞いが来た。
そのため、食事の写真を撮り忘れたらしい。
この病院には、気の利いたカフェなどもない。
近くにも、店も何にもない。
病室でコーヒー一杯も出せないし。
(まあ、期待されてはいないと思うが)
レストランやカフェなどが館内にあった、
danekoの母の入院先とはエラい違いだった。
この病院は地方の小さな町にある。
まして個人病院、シャレた設備もなにもない。
だが、danekoにとって嬉しかったのは、
![hospital meals 0308D](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/03/hospital-meals-0308D.jpeg)
5日目の夕食。
・白ご飯
・エノキと人参、タマネギのスープ
・すき焼き風炒めもの
・春巻き
・もやしと野菜の和え物
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
食事がマズくないゾ!!!
ということだった。
九州の味付けなので、多少甘過ぎる料理もある。
でも、野菜がたっぷり。
danekoなんかが自宅で作るより、
栄養面でもはるかに優れているではないか!
2020年の病院食に、ちょっとした感動をおぼえる日々。
しかし・・喜んだのもつかの間、
例のヤな看護師が、
danekoに恐ろしい予言をしてきたのだった。
(続く・・)
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