車椅子で快適に過ごしていたdaneko、
だが、その幸せ?は長くは続かなかった。
![hospital meals 0311B](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/03/hospital-meals-0311B.jpeg)
3月11日の朝ご飯
・白ご飯
・わかめ入り具だくさんみそ汁
・だし巻き卵
・ほうれん草の胡麻和え
・漬物
・ヤクルトもどき
言わせてもらうならば、
だし巻き卵ではなく、ただの甘い卵焼きであった。
ヤクルトもどきの甘さも、そろそろ辛くなってきた。
あれ?もう次の段階に?
車椅子で移動するようになって2日目の午後、
理学療法士さんが、新しいガジェットを持ってきた。
![daneko illness walker](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/03/daneko-illness-walker.jpeg)
ジャン!
これはこれは・・
初めて見るタイプの歩行器。
けっこう、キレイっぽいゾ♬
だが、車椅子に慣れたばかりなのに・・
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
え?もう次の段階に行くんですか?
というと、理学療法士(PT)さんは、
はい。多分いけるんじゃないかと思います。
とサラッというので、半信半疑で、
歩行器に身をまかせてみた。
正直、立ち上がって歩くのはこれが初めて。
記念写真とビデオも撮ったけど、
恥ずかしいのでUPは控えておこう。。
明るい黄色の歩行器は、ブレーキ無し。
怖いなー、っと思ったのだが、
そんなに危なげなく歩ける。
へっぴり腰のdaneko
だが・・
へっぴり腰になってますよ〜。
腰を伸ばして歩きましょう!
との容赦ないゲキが飛ぶのである。
danekoが恐る恐る廊下を歩いていると、
ナースステーションから歓声が飛ぶ。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/02/img-1.png)
あら〜!! danekoさん、
もう歩いてるんだ! すごい、すごい!
もう歩いてるんだ! すごい、すごい!
とおホメの言葉をいただくも、
danekoはこわごわ、必死である。
右脚にチカラが入らない。
というか、リハビリ担当の言うとおり、
腰を伸ばして歩くと足に体重がかかって痛みそう。
担当は、danekoのへっぴり腰に不満のようだった。
だからなのか、歩行器はちょっとおあずけに。
この日は再び、車椅子に戻ったのであった。
ホッ(^o^)
カレー食べれない事件!
お昼ご飯は、カレーであった。
シーフードカレー、とメニューにはある。
![hospital meals 0311L](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/03/hospital-meals-0311L.jpeg)
じゃじゃん!
なんだか、お子様カレーっぽいお皿。
danekoは嫌いな福神漬をまずどけた。
わ〜い! カレーだあ(^^)v
と一口食べると、
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
う、、、なんだこれ(?_?)
danekoのアタマに疑問符が一杯になった。
ふつうのカレーを予想していたのだが。
たとえば、オークランドの、
雄カレーみたいなのだったら、
文句なく美味しく食べれたであろう。
しかし・・
このカレーは、ひたすらユルい。
甘いような、でも甘過ぎるわけじゃない。
辛さは、ほとんどない。
なにが、いけないのだろう?
ジャガイモが入り過ぎなのはさておいて。
それに、シーフード?
そういやエビのかけらがあったかな?
すごい、謎のカレーである。
この病院の患者の年齢層を見れば、
スパイスたっぷりの辛いカレーなど、
とても出せないことはわかるのだが・・
これまでで一番食べれない食事だった。
残念だ。。。
なにしろ、食べれなかったときは、
部屋にお菓子など全く置いて無いので、
プランBがなく、夕食を待つだけだ。
熱々のものが食べたい
カレー食べれなかった事件。
哀しいには哀しいが、入院中の身。
なにしろ運動というほどの運動はしていない。
お腹が空いて困り果てることはない。
同居人が持ってきてたR-1でも飲もうっと。
な〜んてしているうちに、ほどなく夕食。
![hospital meals 0311D](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/03/hospital-meals-0311D.jpeg)
夕ご飯。
・白ご飯
・かき玉汁
・ロールキャベツ・温野菜添え
・サツマイモの煮物
・いんげんとベーコン、玉ねぎとコーンの炒め
温野菜と言っても、温かくはないのだ。
ああ・・なんか・・・
鍋物とか、熱々の、できたての料理。
温かい麺類とか・・
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
熱々のものが食べたいよう〜(T_T)
と、贅沢ゴコロが出てくる今日このごろ。
3月11日午後2時46分
さてこの日、
danekoがカレーを食べれず哀しい午後、
とつじょ、サイレンが鳴った。
のどかなイナカに響き渡るサイレンは、
あの震災から9年を告げるものだった。
danekoも病室から黙祷。
しかし、午後2時48分だと思い込んでいたのだ。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
アレ?なぜ2分早くサイレンが鳴るのだろう?
と、不思議に思っていたのだが、
実際の時間は、午後2時46分で間違いない。
danekoの勘違い。
それにはちょっとした理由があった。
2011年の3月11日。その日。
仕事の許認可に関わる講習を受けていたdanekoに、
IT担当大臣からショートメールが入ったのだ。
LINEが使えないからといって、ショートメール!
その時刻が、午後2時48分であった。
当時、東京にいたITから、
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/02/img2.png)
生きてるから心配ないよ
という謎のメッセージが入り、
福岡にいたdanekoは首を傾げた。
時刻は、午後2時48分。
何かあったのかとググってみると、
東北地方で大地震と出てきた。
なので・・
danekoにとっての午後2時48分は、
記憶に刻み込まれた時刻なのだった。
それから、IT担当大臣に、
すぐ戻ってくるよう司令を出し、
翌日12日には福岡の家に帰らせたのであった。
あのときも、国難だったけれど、
今回のコロナウィルスも国難といえるだろう。
danekoも院内感染を心配したほうがいいのかも?
と思ったりしたのだが、
整形外科病棟は、そんなに緊張感がない。
患者たちはマスクもせず、
リハビリに励んでいるのであった。。
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カレーと地震とコロナと車椅子。
脈絡なさ過ぎるワヨ(-_-メ)
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