餃子をいくつ食べれるか、やってみた・Zhou’s Dumplings

zhous dumpling 201807 dumplings

NZで餃子といえば、どちらかというと、

中国式の餃子を指すことが多い。

 

danekoは、茹でたり蒸したりする餃子が好きだ。

胃もたれしなくていい。

 

それに、中国式餃子は、黒酢で食べることもできる。

日本の餃子の場合、白いお酢だからお酢だけでは物足りない。

 

zhous dumpling 201807 exterior

マウントイデン・ロード沿い。

といっても、マウントイデンの街からはかなり距離がある。

 

住所のエリアでは、マウントイデン地区となっているが、

かなり外れている感じ。。

 

そんなところに、ぽつんとたたずむ、

Mr. Zhou’s Dumplings

 

通し営業だろうと見越して、やってきた午後1時半過ぎ。

店には、もう3組の客しかいなかった。。。

 

やばい、danekoが食べ終わるまでに、

全員帰ってしまうのではないか・・・

 

という不安に駆られたけれど、

もうあとには引き返せない。

 

zhous dumpling 201807 table

静かな店内。

タダのお茶を飲みつつ、メニューを一応開く。

 

この日はもう、餃子一皿と決めていたのだが、

念の為、メニューをずずずっと確認していると、

 

○☓△ギャー!!

みたいな女性の怒声が店内に響いた。

 

な、なんだなんだ??? と、きょろきょろ見回すと、

中華系のカップルがケンカ越しで、ランチの真っ最中。

 

zhous dumpling 201807 interior

この人達が、喧嘩しているのだ。

というより、女性の方が、ものすごく怒っている。

 

相手の男性は、おとなしいタイプなのか、

大声を上げることはなく、でもぶすっとした態度だ。

 

他の、食事中だったキウィ客たちは、

静かな店内に響く怒声にビクついていた。

 

見れば、カップルのテーブルには数品の料理が並び、

何ら不満のある昼食ではなさそうだ。

 

danekoも、なぜこのタイミングで、

その女性がそんなに怒っているのかわからぬが、

 

BGMもない中華料理屋だ、

ケンカの声はストレートに店内に響く。

 

店の人はさほど気にもとめず、

danekoのオーダーを取り、奥に入っていった。

 

よくあることなのかなあ。。。

 

 

zhous dumpling 201807 dumplings

豚肉と白菜の餃子。 13ドル。

あ、そうだ、思い出した。

 

Mr. Zhou が前にいた、ドミニオン・ロードの店では、

美味しい餃子は一種類しかなかったのだ。

 

卵とエビと豚肉とニラ。

豚肉と白菜は、大して美味しくなかったゾ。

 

ああ〜過去の失敗した料理をもう忘れていたなんて、

danekoなんぞ、

ニワトリほどの脳みそしか無いんじゃないか?

 

豚肉と白菜が美味しかったのは、

百味餃子=Barilla Dumpling である(ー_ー)!!

 

しまったと思いつつ食べ始めたが、

この日はそんなに悪いわけでもなかった。

 

ただし、餃子に必須の肉汁の存在がない。

がぶっと噛んでも汁が出てきて困ったりはしない。

 

あーあ、汁が出てきて困るほうがいいなあ。。

やっぱ餃子は肉汁がぷちゅっと出てくるのがいいのに。

 

と、黒酢に絡めながら、そうだ、

せっかくひとりで20個を目の前にしているんだから、

 

この際いくつ食べれるかやってみよう。

と、思った。

 

で、10個を超えると意外にもお腹にたまってきた。

いつも娘danekoと食べていると、

自分がいくつ食べたのかわからずに、なんとなく終わってしまうのだが、

 

この日はひとりランチだったから、

心ゆくまで餃子を独り占め。へへへ・・

 

12個くらいで、やめておこうかと思った。

けっこうお腹がいっぱいである。

 

でも、danekoは考え直した。

中国人は、餃子20個くらい平気で食べるという。

 

danekoだって、餃子だけなら20個くらいいけるもんね。

と、つまらない競争心に火が点いたのである。。

 

 

zhous dumpling 201807 left 4 pieces

残り4個。

16個食べたところで、もう1個も入らない。

 

しかし、たった4個の持ち帰りなんて、恥ずかし過ぎる。

それでなくても、餃子一皿しか注文していないのに、

 

おまけに持ち帰り容器も要求して、

しかもそれに詰めるのは、たったの餃子4個。。

 

danekoは餃子とにらめっこしつつ、悩んだ。

家に持って帰れば、胡麻油で焼餃子になる。

 

皮は本格派だし、中の餡も味付けも及第点だ。

ただ、大事なスープがないのが痛いけど。

 

でもでも、やっぱ4個の持ち帰り、やめとこう。

くくぅ〜〜(T_T)

 

もったいなく、残念だったが、お会計して外へ出る。

最初にいたキウィ客は、もう全員帰ってしまい、

 

喧嘩していたカップルも、もう席を立ちそう。

男のほうがテイクアウェイを持って怒って席を立ち、

レジへと向かっている。

 

女性の方は、なんと化粧直しをしている。

念入りに化粧をするべく、メイクボックスを手にしている。

 

男のほうが支払いを終え、店の外に向かうと、

仕方なく席を立ったその時、danekoはびっくり!

 

あんなにパタパタ、化粧直しをしていたのに、

履いていたのはくたびれたジャージだったのだ。

 

上半身がピンクのニットだから、

そこそこオシャレしているのかと思ったら、

アラアララ??

 

ちゃいにーず様の世界は、不思議な事が多い。

でも、女性がすご〜く強いのは確かだ。

餃子を食べに行って、異文化体験。

 

しかし、

次回は12個食べて、残りは持ち帰りにしようと心に誓った。

 

Mr. Zhou’s Dumplings

839 Mount Eden Rd, Mount Eden, Auckland

 

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中華屋さんにしてはキレイなトイレだったワネ(^^)

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