ニュージーランドへの道その7(完結編)・予想をはるかに超える、隔離ホテルのおもてなし

isolation meal 2020 fried tofu


ちょっと2週間のつもりが、

コロナ騒ぎで戻れなくなっていた、

danekoのニュージーランドへの道。


いよいよ完結編ですよ(^_-)

ひとつ前の、その6からの続きです。



オークランド空港から、

隔離ホテルへのバスに乗り込んだdaneko。


しかし、そのバスはミステリーツアーであった。。。


ミステリー・ツアーはどこへ?




バスは、雨の中を走り出したものの、

いったいどこに連れて行かれるのだろう・・


外は暗くて、雨も降ってて現在位置も不明。

ただ。。


もしも、モーターウェイに入ったなら、

シティ方面へと向かうことがほぼ確定する。


danekoはそれを望んでいた。

なんか、やっぱね、街の近くがいいんですよ。

自分のアパートにも近いし。


オークランド空港の近くというのは、

治安が悪いことで有名である。


まあ、隔離ホテルはセキュリティ万全だろうけど、

(感染が怖くて泥棒も近づかない?)

それでも良いエリアに越したことはなかった。


誰も、乗客はシーンとしている。

どこに連れて行かれるのか、不安なのだろう。


自分が望んでもいないミステリーツアーは初めてだ。


やがてバスはウィンカーを出し、右折レーンに入った。


daneko
ああ・・こりゃ空港近くのホテルだよ。残念(-_-;)



danekoは観念した。ただ、

「あのホテル」でないことを願うばかり。


空港近くの「あのホテル」とは、

ジェット・パーク・ホテルのことだ。


2度ほど滞在したことがあったのだが、

いやもう、古いし暗いし寒いし。。

アソコだけは行きたくなかった(-_-)


その後ニュースで、ジェットパークホテルは、

PCR陽性者だけの隔離ホテルとなっていることを知った。



daneko
陽性になってはいけない!

アソコに行かされるゾ!


と、恐れおののいたのであった。。。


隔離ホテルに到着すると



ウィンカーを出したバスが、大きな道を右に曲がると、

すぐにホテルに着いた。


黄色いネオンサインが闇に浮かび上がる。


daneko
怪しい・・(-_-;)


というのがdanekoの第一印象であった。

知らない名前のホテル。


オジサン
オイ!スカイシティじゃないのか、ここ?


と、荷物を手伝ってくれたオジサンが叫んだ。

danekoは吹き出す。


もちろんジョーク?なのであろうが、

彼もdaneko同様、ちょっと落胆したのだろう。


ええ、誰だって、これから2週間もの隔離生活、

名の通ったいいホテルで過ごしたいよね。


でも、私達はいま、よく知らないホテルに連れて行かれ、

否応なくここで2週間をすごすしかないのだ。


ドライバーさんが、「動かないで!」と叫んだ。

これから、保健省の人が乗り込んでくるのだという。


今後についての説明が終わるまで、

勝手にバスを降りてはいけないというのだ。


ハイハイ。

もうそんな扱いには慣れっこですよ(^_^;)


ほどなく、金髪の女性が乗り込んできた。

彼女は自分の名前を紹介していたけど、忘れた。

西洋人の名前は、聞いてもすぐ忘れる。。


早口でまくしたてるので、聞き取れないところもあり、

不安だったが、


・このホテルのプライベートルームで2週間過ごすこと
・Wi-Fiもテレビもありますよ。You’re lucky!
・3食付き、ランドリーも付いてる
・運動のできるエリアもある
・滞在中、PCR検査が2回
・陰性でないと家には帰れません

などなど、滞在中の注意事項が続いた。

お役人なのだろうが、ジョークたっぷり。

笑いを取ろうという気が満々である(^o^)


説明の最後に、

お役人さん
So, enjoy your Holiday!


と笑顔で送り出されるところが、

なんかまったくニュージーランドらしい。


説明が聞き取れないところがあっても大丈夫(^^)v

このあと、紙媒体でちゃんといただけるのだった。




letter from govt at managed isolation 2020
NZ政府からのレター。


これにも、

We will do all that we can to make your stay a pleasant one.

とある。

どうも、楽しく過ごしていいらしい♬


日本とは違いますねえ、このスタンス。

なんでも人生楽しくってことか(^^)


これだから、

ニュージーランドはキライになれないのだ。


どうやってホテルが決まったのか



その後、バスを降り、どうも裏口らしいドアから、

だだっ広いホールに通される。


マスクをしていない人には、マスクが配られる。

中国製だろうから、特にもらう必要はないな。


私達は「感染の疑いのある」客なので、

ゾーニングを厳しくしているのかな?と思った。


が、後日、ゾーニングは極めてテキトーなことを知る。

単に、ソーシャルディスタンスを取るための工夫だった。


驚いたことに、

事前に、誰がどのホテルに行くなどというのは決まっていなかった。


バスに乗ったが最後、運命が決まるのだ(@_@)


そのバスも、

出発直前に目的のホテル名を告げられるという、

テキトー? いやきわめて合理的なシステム。


このほうが、さっさとオペレーションできますよね。


事前の準備をしてても、どうせ感染の兆候があれば離脱だし、

現場で対応していくのが一番無駄がないのだった。


ただ、同行家族と離れてしまった客たちは、

連絡を取り合い、同じホテルになるよう申し立てができる。

なので、はぐれてしまっても大丈夫。


その代わり、ホテルにチェックインする時に、

パスポートや便名その他、入念にチェックする。

という方式であった。


チェックイン前に、関門は2箇所



danekoたちはレセプションに行く前に、

2箇所のチェックポイントを通らなければいけなかった。


しかし、スタッフさん達は笑顔である。

Warm Welcome.


ああ、ちょっと安心するなあ。

これまでずっと、緊張続きだったから。


海外からの帰国者達は、ここで歓迎されているのだろうか?

バイキンですよ(^_^;)


最初の関門では、パスポートチェックされ、

到着便情報や、滞在履歴、

そして、健康状態を聞かれる。


danekoは熱を測られた。

37度ちょうど。アレ? 高いなあ・・


ふだんは36度にも行かないことが多いのに。

ここの体温計、壊れているのか?

と、不審に思ったのだが、


38度以下は平熱だという。

ガイジンは平熱が高いらしい。


これも後で考えると、

この時danekoは少し風邪気味だったのだ。


上着を忘れて機内で過ごし、南半球は冬。

緊張のせいで、少々の寒気など風邪だとも思わなかった。


次に、病歴、それと食べ物のアレルギーを聞かれる。

コリアンダーと八角が食べれないと申告したのに、

食事にはコリアンダーがふつうに入ってましたけど(^_^;)


2箇所目の関門では、主に、

PCR検査の問診のようなことを聞かれた。


これまで検査をしたことがあるかとか、

家族や親族に陽性者がいなかったかとか、

いろいろ聞かれるが、自己申告に過ぎない。


嘘を言う客もいるのでは?と心配になった。

ま、danekoも風邪気味だとか、このとき申告してないけど、


発熱スクリーニングがOKならば、

そして咳などしていなければ、

ここでは特にかまわないようだった。


ようやく、お部屋が決まる



2箇所目の関門をクリアし、隣のエリアへ。

そこは、ホテルのロビーだった。


やっとロビーにたどり着いたゾ。

バスの一番前に座っててよかった。

結果的に、一番先に手続きしてもらっている。


インド系のおにーさんが応対する。

ここでも、簡単なヘルスチェックがある。


それぞれ部門別に記録を取っているのだろう。

政府と保健省と、そしてホテルか?

同じことを何回も聞かれた末、チェックイン。


お部屋のキーを渡された。

どうも、数字から、1階か2階の部屋のようだ。

danekoはマズいと思った。


低層階のお部屋は、暗いことが多い。

高層階にしてもらうのだ。



daneko
あのー、せっかく2週間も滞在するのだから、

できれば高層階で、ビューなんかもちょっとあると嬉しいんだけど・・

などと、ダメ元で図々しいリクエストを出してみる。


インドのおにーさんは、


ああ、高層階がいいんだね。それとビュー(笑)

ええっと・・ちょっと待ってね。


とニコニコして、パソコンをチェックし始めた。

ドキドキ。。


ホテルのお部屋決めは、いつもドキドキする瞬間。

しかも今回は、2週間も泊まるのだ。

ヘンなお部屋だったら悲惨である。


おにーさんは、

danekoの目の前に出していたキーの袋を引っ込めた。



ベッド2つになるけど、いい?



もちろん、かまわない。

ツインの部屋が、余っているのか?


そして彼は、後ろのカウンターから、

別のキーの袋を一つとってdanekoに渡してくれた。


いよいよ隔離部屋へ



2階のお部屋? 2で始まる番号である。

??だったが、まあいいや、と受け取った。


(翌日目が覚めて窓から見ると、ホテルは2階までしか無かった)





isolation hotel nz 2020 room
おお〜、広い!!

これなら快適に隔離生活を送れそう(T_T)


図々しいリクエストを出してみてよかった。

もちろん、


そんなリクエストが通るホテルばかりではないかもしれないので、

これから隔離ホテルに行く人の参考にはなりませんm(_ _)m


今現在、

このホテル隔離もNZ国内で議論の的だそうで、

有料にしろという声もあるとか。


だが、danekoの時はすべて無料であった。




isolation hotel nz 2020 room2
部屋に入ったところに、かなり大きな収納が。

タタミ一畳近くはある。

ここに、スーツケースを広げて置けるのは嬉しい。


収納はまあまあ大きいかな。

何よりも、ベッド以外のスペースが広めだったので、

快適に暮らせそう。


そう、暮らす。

danekoはここでこれから暮らすのだ。




isolation hotel nz 2020 bathroom
バスルーム。シャワーしか無い。。

ちょっと残念だけど、NZではそんなに珍しいことではない。


スパバスとかあると嬉しかったんだけど、

それは高望み過ぎるよね(^_^;)

どこまでも図々しいdanekoである・・


そのとき、ドンドン!

と部屋のドアをノックする音が。

なんかな〜、と思ってドアに近づくと、



ルームサービス!!


という声がした。


夕食にありつけた!



ありゃ?



daneko
ルームサービスなんか取ってないけど。。

と不安になってドアを開けると誰もいない。


ドア前の白いトレーに、

茶色の紙袋が置いてあった。


部屋番号が書いてある。

これがきっと、danekoのご飯なのだろう。

思ったよりも早くやって来たので驚き。




isolation hotel nz 2020 meal bag
NZにしては、立派な紙袋に感動。

こういうの、買おうとするとけっこう高いんですよ。


現地にお住まいの方なら、

この立派な紙袋のありがたみを分かってもらえそう。


中をのぞくと、パックの中は湯気で見えない。

まだ温かい食事がありがたかった。


そういえば、レセプションで、

ディナーのチョイスを聞かれたのだ。


揚げ豆腐の、ベジメニューにしておいた。

そうすると、たいてい食べやすい中華系のはず。




isolation meal 2020 fried tofu
やった〜(T_T) これなら食べれそう。

白いご飯もついていて、ラッキー♬


それにしても、お部屋に入ってから、

5分ほどで食事が来るとは素晴らしい!


長旅のあとの客の気持ちをよくわかってるなあ。

danekoは涙ながらに揚げ豆腐の炒め煮とご飯を食べた。


味付けは、ちょうどよかった。

濃すぎず薄すぎず、良い加減である。


嬉しかった。

この味付けなら、ここで暮らせるかもしれない。

神様仏様、ありがとうございますm(_ _)m

完)

これで、

「ニュージーランドへの道」は終わります。


これからは、

隔離食日記でしょうか?

まだ当分外食なんかできないゆえ。。(^_^;)


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入院食に隔離食。外食王も終わったワネ(~_~メ)



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