オークランドのお洒落エリア、ポンソンビーのSaan。
本格的な北部タイ料理のレストランだ。
だがしかし、
そのインテリアは人気のデザイナーによる、
流行り好きなポンソンビーの人々を引きつけるオシャレ系。
この外観写真は以前の記事からですm(_ _)m
(今回は、急いで入店して撮り忘れ。。。)
2015年の鳴り物入りのオープンから3年強。
少し前に、ヘッドシェフが変わったと、メールが来ていた。
danekoの前回の訪問記事は、今年の4月。
オークランド・タイ料理の雄!なのに最近空いているのは(?_?)Saan
オープン当初の大人気もそろそろ落ち着き、
いつ行っても予約無しで座れるくらいになっていた。
今回は、正直言うと、
月曜日で他のほとんどの「イイ店」が閉まっていたので、
定点観測もいいか、
とSaanに寄ってみたのである♬
新しく変わったシェフの料理には、
実のところ、少し不安のタネもあったのだが。。。
まずは、ワインを。
正直、辛いタイ料理に合わせるワインは難しい。
danekoはQuarts Reefという泡を、
同行者はアルバリーニョという白ワインを。
泡はかなり元気がなく、ちょっとガッカリ。
しかし、クレーム言うのも大人げない、
というレベル(^_^;)
中途半端にフラットな泡というのも困る。。。
このお店の、マスト。 グリーンパパイヤのサラダ。
Thai ソムタム。 15ドル。
量はかなりたっぷりめ。
しかし、相当な辛さである。
なんのインストラクションもなしに、
キウィのお客に出しても大丈夫なのだろうか(?_?)
口の中で火が出そうである。
辛いものが苦手な人は、
注文前にお店の人に確認したほうがいいと思う。
タイ料理の味付けとは、
1.甘い
2.甘辛い
3.辛い
の3種類のどれかに、当てはまるものが多い。
トムヤムクンみたいに、酸っぱ辛いのものや、
ほとんど中華料理みたいな炒めものもあるけど。
日本人にはまあまあ、
なじみやすい料理であるとは思う。
こちらのグリーンパパイヤのサラダは、
タレが非常に美味しい。第一、甘過ぎない。
キウィの経営母体、
コメンサ・グループが運営するお洒落な店内を見て、
danekoは、
なんちゃってタイ料理ではないかと疑っていた(-_-)
そこで、
娘danekoの友人のタイ人数名に確認。
danekoの友人のグルメなタイ人にも確認した。
結果は、全てのタイ人から、
「ここの料理は本格派のタイ北部料理に間違いなし!」
とのお墨付きをもらっていたのである(ー_ー)!!
料理の実力はなかなかのものであるらしい。
ここのソムタムは、ソースもとても美味しい。
干しエビのダシが効いていて、
ピーナッツの香りも高く、
病みつき系。
以前は毎週食べたくなって困った・・
今は・・どうだろう。
昨年くらいから、メニューが変わっている。
今回は、かなり広範囲にメニュー変更があったようで、
danekoが好きだった、この料理も変わっていた。
これ、今年の3月の写真。
少し甘く仕上げたお魚と、各種スパイスやナッツ。
それに少しの春雨をえごまの葉っぱで巻いて食べる一品。
これとともに、Saanでのディナーは始まっていたのに、
同じものはもうないのだと。
今現在は、ほうれん草の葉っぱ。 15ドル。
載っている具材は前よりもたっぷりだが、
ホウレンソウの葉は硬めで巻きづらい。
手が汚れるのにも困った。
甘い具材で指がベタベタしてくる。
おしぼりが欲しいよう(泣)
いや、フィンガーボウルだって良いのに。
さらに、具材は甘過ぎた。。
ああ、ひとつの時代が終わっていたのだ(T_T)
danekoが他の店の訪問にかまけている間に、
Saanは変わってしまっていた。
いつもの、女性マネージャがいれば、
もっと詳しくメニュー変更の事情など聞けるのだが、
月曜日のせいだろうか、姿が見えない。
ホールスタッフは、新しい人間が目立ち、
こういう人たちは以前のメニューなど知らないだろう。
グリーンパパイヤのサラダが辛かったので、
前菜もう一つと3品を食べるのに時間がかかった。
さて、とこのへんでトイレに行ってから、
なにか温かなメインでも・・
と思い、席を立って奥のトイレに。
オープンキッチンの脇に、トイレはあるのだ。
が、まだ午後8時台というのに、
キッチンはもう、ガンガンお片付け中。
鍋やフライパンが洗って積み上げられ、
翌日のために乾かしている最中だった。
「ヤバい、これは、閉まる・・」
まだ、ラストオーダーとは言われてなかったけれど、
店内の客はdanekoたちの他に、もう一組だけ。
「これは、もう閉めたいのだ」
と、danekoは観念した。
片付けたキッチンで、
danekoたちだけのために、メインを作るなんて、
ふつうは誰でもイヤだよね(-_-;)
仕方がない。
今晩はもう撤収だ。
しかし、同行者もdanekoも、
まだお腹が空いている。
それに、温かい料理をまだ食べてない。
これは、どこかに行かなければならない(^_^;)
月曜日の、閑散としたポンソンビーで、
果たして、マトモな物が食べれるのか??
お会計のとき、
「How was everything?」
と、本日のデューティマネージャに聞かれ、
「まだ食べたかったけど、もうどうせ閉めるみたいだから、帰る」
とdanekoは答えた。
ひげモジャモジャの男のマネージャは、
「いや、そんなこともないけど・・」
と、口ごもったけれど、
「Have a seat again and we’ll take your order!」
とはハッキリと言わなかった。
danekoだって、ただ二人で誰もお客のいない空間で、
メインを食べたくないもんね。。。
午後7時前には入店したんだけど、
遅かったのかなあ。。
月曜日の営業時間はもちろん、
Till Late
ニュージーランドで一番当てにならない表記方法。
これを採用しているレストランは多い(~_~メ)
せめてラストオーダーの時間を知らせてほしいのだが、
ラストオーダーの時間さえも、
マネージャとシェフの「感覚」で決まるらしい。。
おとなしく、ここは退散だ。
ただ、サービスそのものは悪くなかった。
以前の激混みの頃よりも、
お客を大切にしているようだ(当たり前?)
さてさて、
月曜日のポンソンビー・ロードに放り出された、
不発なdanekoたち。
どこへ行くべきか・・・
Saan
160 Ponsonby Rd, Ponsonby, Auckland
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猫パ〜ンチ!
甘い料理はネコだって誰だって好きに決まってるのヨ、
danekoって味がわからないのネ(-_-メ)
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