新型コロナでロックダウン中・ニュージーランドのスーパーからの手紙

farro mt eden 201806 sign


3月25日から始まった、

ニュージーランドのロックダウン政策。


感染者数の増加カーブを緩やかにするため、

死者が出ていないうちからの先手の対策。


その理由の一つが、

NZの脆弱な医療設備にあること。

は、先日の記事に書いた。




日本にいるdanekoにも、

NZの友人知人からSNSのメッセージが入ってくる。


もしかして、みんな退屈してる(?_?)


スーパーは開いてます



スーパーは生活に欠かせないものとされ、

ロックダウン中でも営業が認められている。


danekoが驚いたのは、近所の、

輸入食材専門みたいな、

お高級スーパーまでが営業を許されていたことだ。


daneko
まあ、どこからが高級かって線引きも難しいよね(^_^;)


と、いうわけで、

スーパーという業態なら、何でもいいという、


重箱の隅をつつかないニュージーランドのやり方。

これは評価できる気がする。


日本だと、不要不急の品でない輸入食材店などは、

生活に必須と思わないという意見も多そうだ。


とはいえ、やって来るメールを見ていると、

営業時間を短縮した店がほとんど。


従業員だってできるだけ出勤したくないだろうし、

2メートルディスタンスとか言ってたら、


一日に入店できる客の数も、

当然、通常よりも少なくなってくるだろう。


とあるスーパーからの手紙



NZ滞在中は、いつもお世話になっている、

とあるスーパーから手紙が来た。


いえね、

ホントはメールが来ただけなんですけど。


なんか「手紙」っていう表現のほうが、

情緒があっていいじゃないか、という。。。スミマセン。


その内容は、もちろん、

ロックダウンに伴うスーパー利用の変更点。




farro 202003 lockdown mail
そう、とあるスーパーって、Farroですよ。

オークランド地区にしか店舗はないのかも。


farro mt eden 201806 eco bags
このエコ素材のバッグも現在は無くなってしまった・・


こちらはオーガニックにこだわり、

グルテンフリーやビーガン用の食材も豊富。

特に野菜がフレッシュで愛用していたんだけど。


新型コロナでロックダウン中の今としては、

次のような施策を取っているという。


1. 入口にセキュリティ・ガード(警備員)がいる。
2. 入店する人数を制限している。
3. 営業時間も短縮(午前9時〜午後6時)
4. 入店にはシステム登録が必要

とのこと。

強面が、スーパーのエントランスにいるんだなあ。。


入店するのにシステム登録って?



目新しいのは、

3.の「入店にはシステム登録が必要」という部分。


スーパーからのお手紙(メール)には、

登録用のリンクが付いていた。


それをクリックしてみると、




farro 202003 lockdown register form
こんな画面に変わる。

何を登録するのかと思っていたが、

・フルネーム
・住所
・メールアドレス
・☎番号
・どの店舗に行くかをセレクト

の5項目であった。


免許証などの確認書類を添付する欄はない。

持ってない人もいるからかなあ(^_^;)


IRD番号も持ってない人いますしね。

なので、本人確認は必要ないのであった。


danekoの見たところ、大事なのは、

一に、メールアドレス

二に、電話番号

ではなかろうか。


何かあったらすぐに連絡取れなきゃいけないもんね。

それにしても、厳重だな、Farro。


他のスーパーは、登録制などと言って来ないので、

NZ Health Ministry の統一見解でないとわかる。


あくまで店側が管理を厳重にしたいのだろう。

でっかいスーパーではできないことだ。


スマホの無い人は??



では、NZでもときどき見かける、

スマートフォンを持ってない人はどうする?


というわけで、このお手紙、


モバイルを持たない人は、紙の用紙があるのでそちらに記入してもらいます。


とのこと。


店のボールペンを使ったあとは、即座にサニタイズするように。


という補足もあった。

これ、大事ですよね。

というか、店側でそのつど除菌してほしいものだ。


いったい、紙媒体で登録するカスタマーが、

どれくらいいるのだろうか(?_?)


紙に記入、めんどうくさそうである。。。

そして、感染の危険?


スーパーの入場制限について



どのスーパーも、

「2メートル以上間隔を保って買い物してね」


という部分は同じ。

これは、Ministry of Health の見解のようだ。


一度に入れる人数については、

明記していないスーパーが多かった。


しかし、冒頭の輸入食材店では、

「一度に10人」と決めていた。


この店は小さめの店舗だから、

2メートル間隔では10人くらいが限界なのだろう。


チーズの量り売りも今は中止しており、

プレパックされたものを冷蔵庫からとってほしいとのこと。


注)その後のメールで、この食材店では、一切の店内ショッピングが中止になったという連絡が来た。

オンラインショップと電話での注文は受け付けるという。。

確実にピックアップするには、午前9時までに注文し、

お店には午後12時〜4時の間に来てほしいとのこと。


けっこうコロコロ変わるシステムに、

消費者も振り回されそうだ。


スムーズな食材調達のためには、

お店に行く前にメールチェック・・

という、ニュージーランドの今事情。


ロックダウンはまだ、始まったばかりである。。


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