3月25日から始まった、
ニュージーランドのロックダウン政策。
感染者数の増加カーブを緩やかにするため、
死者が出ていないうちからの先手の対策。
その理由の一つが、
NZの脆弱な医療設備にあること。
は、先日の記事に書いた。
日本にいるdanekoにも、
NZの友人知人からSNSのメッセージが入ってくる。
もしかして、みんな退屈してる(?_?)
スーパーは開いてます
スーパーは生活に欠かせないものとされ、
ロックダウン中でも営業が認められている。
danekoが驚いたのは、近所の、
輸入食材専門みたいな、
お高級スーパーまでが営業を許されていたことだ。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
まあ、どこからが高級かって線引きも難しいよね(^_^;)
と、いうわけで、
スーパーという業態なら、何でもいいという、
重箱の隅をつつかないニュージーランドのやり方。
これは評価できる気がする。
日本だと、不要不急の品でない輸入食材店などは、
生活に必須と思わないという意見も多そうだ。
とはいえ、やって来るメールを見ていると、
営業時間を短縮した店がほとんど。
従業員だってできるだけ出勤したくないだろうし、
2メートルディスタンスとか言ってたら、
一日に入店できる客の数も、
当然、通常よりも少なくなってくるだろう。
とあるスーパーからの手紙
NZ滞在中は、いつもお世話になっている、
とあるスーパーから手紙が来た。
いえね、
ホントはメールが来ただけなんですけど。
なんか「手紙」っていう表現のほうが、
情緒があっていいじゃないか、という。。。スミマセン。
その内容は、もちろん、
ロックダウンに伴うスーパー利用の変更点。
![farro 202003 lockdown mail](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/03/farro-202003-lockdown-mail-296x640.jpeg)
そう、とあるスーパーって、Farroですよ。
オークランド地区にしか店舗はないのかも。
![farro mt eden 201806 eco bags](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2018/06/farro-mt-eden-201806-eco-bags-640x480.jpg)
このエコ素材のバッグも現在は無くなってしまった・・
こちらはオーガニックにこだわり、
グルテンフリーやビーガン用の食材も豊富。
特に野菜がフレッシュで愛用していたんだけど。
新型コロナでロックダウン中の今としては、
次のような施策を取っているという。
1. 入口にセキュリティ・ガード(警備員)がいる。
2. 入店する人数を制限している。
3. 営業時間も短縮(午前9時〜午後6時)
4. 入店にはシステム登録が必要
2. 入店する人数を制限している。
3. 営業時間も短縮(午前9時〜午後6時)
4. 入店にはシステム登録が必要
とのこと。
強面が、スーパーのエントランスにいるんだなあ。。
入店するのにシステム登録って?
目新しいのは、
3.の「入店にはシステム登録が必要」という部分。
スーパーからのお手紙(メール)には、
登録用のリンクが付いていた。
それをクリックしてみると、
![farro 202003 lockdown register form](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/03/farro-202003-lockdown-register-form-296x640.png)
こんな画面に変わる。
何を登録するのかと思っていたが、
・フルネーム
・住所
・メールアドレス
・☎番号
・どの店舗に行くかをセレクト
・住所
・メールアドレス
・☎番号
・どの店舗に行くかをセレクト
の5項目であった。
免許証などの確認書類を添付する欄はない。
持ってない人もいるからかなあ(^_^;)
IRD番号も持ってない人いますしね。
なので、本人確認は必要ないのであった。
danekoの見たところ、大事なのは、
一に、メールアドレス
二に、電話番号
ではなかろうか。
何かあったらすぐに連絡取れなきゃいけないもんね。
それにしても、厳重だな、Farro。
他のスーパーは、登録制などと言って来ないので、
NZ Health Ministry の統一見解でないとわかる。
あくまで店側が管理を厳重にしたいのだろう。
でっかいスーパーではできないことだ。
スマホの無い人は??
では、NZでもときどき見かける、
スマートフォンを持ってない人はどうする?
というわけで、このお手紙、
モバイルを持たない人は、紙の用紙があるのでそちらに記入してもらいます。
とのこと。
店のボールペンを使ったあとは、即座にサニタイズするように。
という補足もあった。
これ、大事ですよね。
というか、店側でそのつど除菌してほしいものだ。
いったい、紙媒体で登録するカスタマーが、
どれくらいいるのだろうか(?_?)
紙に記入、めんどうくさそうである。。。
そして、感染の危険?
スーパーの入場制限について
どのスーパーも、
「2メートル以上間隔を保って買い物してね」
という部分は同じ。
これは、Ministry of Health の見解のようだ。
一度に入れる人数については、
明記していないスーパーが多かった。
しかし、冒頭の輸入食材店では、
「一度に10人」と決めていた。
この店は小さめの店舗だから、
2メートル間隔では10人くらいが限界なのだろう。
チーズの量り売りも今は中止しており、
プレパックされたものを冷蔵庫からとってほしいとのこと。
注)その後のメールで、この食材店では、一切の店内ショッピングが中止になったという連絡が来た。
オンラインショップと電話での注文は受け付けるという。。
確実にピックアップするには、午前9時までに注文し、
お店には午後12時〜4時の間に来てほしいとのこと。
けっこうコロコロ変わるシステムに、
消費者も振り回されそうだ。
スムーズな食材調達のためには、
お店に行く前にメールチェック・・
という、ニュージーランドの今事情。
ロックダウンはまだ、始まったばかりである。。
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