ロックアウトでノックアウト!【2022年版】スマホも電池切れ⑦完結編

daneko locked out 202210 door


今年も起こった、danekoのロックアウト事件!

いよいよ本日が完結編です(^^)


「これまでのを読んでないよ〜」

という方は、①〜⑥をのぞいて見てね。













ロックアウト2022年版はつまらない??



さてさて、今回の締め出されだが、

もっとワクワクするかと思ってた

という、半ば失望の声もある。。


たぶん、Kという隣人が登場し、

あやうく野宿寸前だったdanekoを救ってくれたので、


後半は意外とぬくぬくしていたから、らしい。


読者様たち、

danekoがぬくぬくするのを好まないのである(ー_ー)!!


スリルとサスペンスに富んだ記事を読みたい


というのが、どうやらそのご主張のよう。


ま、お気持ちは十分わかりますけどね、

どうしたって、嘘を書くわけには行かないのだ。


2022年版ロックアウト事件が、

danekoのドタバタ劇に終わらないのは仕方ないのです。

(いやけっこうバタバタしているけど)


どうしてそんな親切な隣人がいるの?



もうひとつ、この顛末を話した友人たちから、

友人A
なぜそんなに良くしてくれるんですか?その人。


友人B
どうやってそんなネイバーと知り合いになるの?


などと聞かれたのでありました。


う〜ん、たしかに。

あまりにも、親切かもしれない。


Kだけではなく、

引っ越していった階下の隣人もそうだったけど。


これは、彼らが大の日本びいきで、

danekoから日本の情報を聴くのをとても楽しみにしてたから。

という経緯もある。


Kに至っては、

日本でホームステイしていた学生時代の思い出があり、

日本はいつでも帰りたい懐かしい国なのであった。


だからdanekoが日本以外のアジア人だったら、

こんなに親切にしてもらえなかったと思う。たぶん。


ニュージーランドでニッポン出身。

あちこちで、

けっこう良くしてもらっています(^o^)



時は丑三つ時。。



245ドルを払えと言ったおニーチャンが、

OK. 30分で行く


と言って電話を切ってから・・・


やはりここはニュージーランド、

30分経ってもなんの連絡もない。


Kとdanekoは、「来ないね」と顔を見合わせ、

再度Kが電話をかけてくれる。ホント助かる。


最初にコールしたのはロックスミスの代表電話だったけど、

今はお互いの携帯番号が繋がり、

会話やSMSができるようになっている。


時刻は、午前3時。

こんなことに巻き込んでしまって、Kには本当に申し訳ない。


なのに、嫌な顔ひとつせず、あくびもせず、

danekoに付き合って起きていてくれるのであった(T_T)


ロックスミスという会社は、独立採算制のようだ。

看板はそれぞれ「ロックスミス〇〇」と掲げていて、

〇〇にはエリア名が入っていたりする。


車にも会社のマークがでかでかとペイントしてあるが、

会社から派遣されているのではないらしい。

それは、前回ロックアウトのときに把握していた。

ああ、もうすぐ着くよ。あと5分


な〜んだ、やっぱNZ時間じゃないか。

30分といわれたら、45分〜60分かかるのが普通(-_-)


落としたキーチェーンはどこに?



それにしても、

失くなったキーチェーンはどこに落としたのだろう?


前日、Uberに乗ってシティに行き、

コマーシャルベイのレストランに行った。



そこで落としたのかもしれない。

素敵なレストランで浮かれていたからなあ。。


浮かれることは危険なこと。

しかし、制御できるほど、danekoは大人ではない。


これからも、お洒落なレストランに行って感動したら、

こりずに浮かれまくるであろう。。


その後、深夜営業のバーへ行った。

暗い店で、キーを落としたって誰も気づかなそうな。


もしも落とすタイミングがあるとすれば、

daneko
ここはワタシが払います!


と言ってレジ前でバッグから財布を出した、あの瞬間。


それ以外は、バッグを開けてすらいない。

でも、キーを落とした音はしなかったなあ。

けっこううるさい店だったからかもだけど(-_-;)


帰りのタクシーでは、落としていないと断言できる。

財布からカードを出して支払ったが、

何も落としていなかったはず。


と、するとやはり、

1. 夕食のレストラン
2. 深夜バー

のどちらかだ。


深夜バーは午前3時までだったので、

聞いてみようとKと検索して電話番号を調べた。


しかし、Google Mapには電話の掲載がなく、

ホームページにも、お問い合わせはメールのみ!

K
変な店よね〜


と彼女も首を傾げていた。


さすがは、怪しい深夜営業の店である。

予約など取らないのはわかるとしても、

今日開いてるの?


ってな電話確認もできないのは困るね(-_-;)


来る気があるならとりあえず店まで来てね!

っていうメッセージなのだろうか。


それでも十分すぎるほどに人気がある店。

同じような競合店がオークランドにないからだ。


夜遅くまでオープンしている他の業態といえば、

ミュージックがんがんのクラブとか。

これはdanekoなどはお呼びでないので行かないし。


バーは夜遅くまで、カクテル飲んで話ができる。

シティで唯一無二の店と言ってもいい。


あ、次の記事はこのバーのことを書きますね。


お値段ボッタクリではないので、覚えておくと

日本からのお客さんを案内するときにいいですよ(^^)v


なにせオークランドの夜は早いのだ。

あ、話がそれてしまった。


明日にでも、バーとレストランに連絡しなければ。

やることいっぱい(^_^;)


でもその前に、たっぷり眠らなくては。。

睡眠不足はアタマが余計にボーッとしますからね。


ロックスミス、見参!



そうこうしていると、Kの電話がなった。

もうすぐそばまで来ているという。


Kが、駐車場のフェンスの場所を伝える。

前回danekoがしどろもどろの説明になって、


電話を切られてしまった部分だ。

あれは痛恨の一撃であった。


電話を切ると、Kとdanekoは手分けをして、

Kが1階玄関から外に出てパーキングのフェンスをオープン。


danekoは地下の駐車場に直接行き、

ロックスミスに車を停める場所を案内する。


アパートの前の道路は黄色い破線がず〜っと引かれており、

一時たりとも駐停車禁止なのであった。


車から降りてきたのは、白人系キウィのおにーさん。

daneko基準ではイケメンと言えなくもなかった。


娘danekoには、いつも基準がユルいと怒られるのだが、

西洋人は皆同じようなイケメンに見えてしまうのだ(^_^;)


このNZ版カギの110番、

前回はアイランダーっぽい人が来てたな。

前々回はアジア人(たぶん中国系)であった。


色々なバックグラウンドの人がいるのだ。

そんなことに詳しくなってもしょうがないけどね。。


で、そのイケメン風おにーさんは、

こんな深夜だというのにけっこうニコニコと車から降りてきた。


まあ、245ドルが一瞬にして手に入るんだもんね($・・)


Kもパーキング階まで降りてきていて、

3人でdanekoの部屋の前まで上がる。


さあ、いよいよだ。


ロックアウト解除の瞬間



今回ラッキーだったのは、

玄関のオートロックを解錠しなくてよかったことだ。


もしもKに助けてもらえなければ、

オートロックの玄関と、自分の部屋と、


2箇所の解錠が必要だっただろう。。

想像するだに怖くなる(-_-;)


やっぱ、カギを失くしてもどうにかなるような、

セーフティネットを考えなければいけませんね。


イケメン風おにーさんは、Kと世間話をしながら、

部屋の前にやって来た。


持ってきた機材を作業用ショルダーから出す。

ドリルみたいなもので、そんなに大きくはない。



daneko locked out 202210 door
これはイメージだけど、カギは上と下とあり、

下の方だけ掛かっているよ、と伝える。


もしも・・念入りに上のカギもロックしていたら、

お値段は2倍になったのであろうか?

怖い、怖い。


おにーさんは鍵穴の形状を目と手で確かめ、

ドリルを入れ、すぐにスイッチオン!


ガリガリガリ!! という大きな音がして、

danekoはカギ穴が壊れてしまうと思った。

(これ、前回も同じことを思っていたな)


だが、「あ、壊れてしまう、どうしよう〜」

と思った瞬間に、ロックは開くのであった。

これも、前回思ったこと。



daneko、なかなかに、

ロックアウト解除のエキスパートである。


全く自慢にならなくてお恥ずかしい・・


開いたと分かった瞬間、ヤッター!(^o^)!

Kとdanekoは抱き合って喜んだ。


ドアはもちろん、壊れてはいない。

すごい音がしただけ、のようだ。


神様、仏様、ロックスミス様




今となっては、この辺の記憶がおぼろ。

すべてが幻のようにも思える(事実だが)


疲れていたのだ、きっと。

腕時計を見れば、午前3時20分を回っていた、と思う。


伝えていたように、クレジットカードで支払うというと、

端末が車にあるから来てくれとのこと。


イケメン風おにーさんは、終始感じが良かった。

ま、danekoの顔が245ドルに見えるのであろう$


とにかく、こんな深夜に来てくれたのはありがたい。

ロックスミスが神様に見える瞬間である(ー_ー)!!


神様、仏様、ロックスミス様


3人でまたパーキングに降りる。

Kも行かなくてはいけないのは、


ロックスミス様の車がパーキングを出るのに、

Kのリモコンでゲートを開けなければいけないからだ。


ほんと、最後の最後まで、スミマセンm(_ _)m


イケメン風神様は、端末を車から出してきた。

お店で見るものと、そんなに変わりはない黒い機器。

カードを差し入れて、暗証番号を入れるのみ。


無事決済となり、ロックスミスの神様は、

笑顔でdanekoにサンキュー、と言った。


きっと明るい人なんであろう。

danekoを助けてくれた神様に幸あれ(^^)v

でももう二度と、会わないことを願いたい。。


神様が乗り込み、車のエンジンがかかる。

Kが先にゲートの方に行き、リモコンの準備をして待っている。


danekoも車と一緒にゲートへ向かう。

坂道に建っているアパートだから、登り坂だ。


ゲートが開き、「ロックスミス」と書かれた車は、

プ! とクラクションを鳴らして去った。


さあ、すべてが終わった。

Kと一緒に建物内へ戻る。すごい安堵感。



daneko lockout 202210 moon3
雲に隠れながら、月が空高く。

この日の月を忘れまい、と撮った1枚。


ええ、どうせdanekoのこと。

すぐ忘れてしまうだろうけど(^_^;)


こうして備忘録をとっておけば、

また何かのときに、誰かの役に立つかも??


Kの部屋の前で、

お礼を言い、Good Nightといって別れた。


一人の部屋に戻ると、ひんやりと冷えた空間。

あ〜、やっぱ自分のお部屋が最高だ。


danekoは疲れがどっと出てきて、寝室直行。

顔も洗わずに寝てしまいましたとさ(-_-)zzz


これにて、

ロックアウトでノックアウト!2022年版は完結です。


読んでくださった方、ありがとうございました♡♡♡


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4 件のコメント

    • danekoブログに遊びに来てくれてありがとう〜(^o^)
      おっしゃるとおり、Kがいなければ死んでいたかも!?

    • 猪俣さん、コメントありがとうございます(^o^)

      それが思わぬところから・・近々記事にしようと思っています!これもまたマヌケな展開でして・・アップしたらFBでお知らせしますね(^^)v

  • 猪俣彰男 へ返信する コメントをキャンセル

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