どこの国のどこの街にも、
「呪われた場所」というものはある。。。
たとえば、何をやってもうまくいかない場所。
見ただけでは、ちょっとわからないけど、
お店が入って長続きせず、すぐ閉店。
そのあと入ったお店も、閑古鳥が泣いて、
結局は、すぐ閉店する・・・
なんていう場所があるものだ(ー_ー)!!
danekoが以前住んでいたシティのアパートメント。
そのすぐ近くに、呪われた場所はあった。
しかし、
引っ越してから通り過ぎることも少なくなっていたのだが、
今回、大好きな店のオーナー、Ismoが勧めてくれた場所が、
なんと! 呪われた過去を持つ一画だったのである(-_-)
この日、オークランド・シティの中心部、
チャンスリー・スクエアは、
チャイニーズ・ニューイヤーモード。
いやね、どうせニューイヤーが終わっても、
すぐには片付けないんですよ(^_^;)
よくいえば、ゆる〜い、オークランド。
日本なんて、お正月終わったらさっさと片付けますからね。
この、白い小ギレイなビルの一階が、
問題の呪われたゾーン(~_~)
店が入ってはつぶれ、
入ってはつぶれ、落ち着くときがない。。
Inti というのが現在の店名だが、
その前は、Meet Fish Wine という名前の店だった。
オーストラリア資本だったらしいが、
Meet Fish Wine なんていう、
ネーミングセンスに疑問をいだいているうちに、
店はいつの間にか亡くなっていた。。。
その前は・・・
Meet Fish Wine との間に、
かなり時が空いているが、タイ料理の店。
その前も、タイ料理の店であった。
danekoが知ってるこの場所の初代タイ料理は、
こちら↓
もうはるか昔、2012年の記事だけど、
ちゃんと記録が取ってあるってちょっと嬉しい♬
そうそう、ここのタイ料理は悪くなかった。
コスパは悪かったけどね。。。
実はこの後、もう一回違うタイ料理になり、
それは長く続かず、
1年くらいしたらまた別のタイ料理に変わっていたのだ。
この時は、
danekoの嫌いなチャイニーズ・タイ料理になっていたので、
その後、行くこともなく時は過ぎ、
いつの間にか Sukhothaiも閉店していた。
クライストチャーチからオークランドに進出したと、
店のマダムは言っていたけど、
今現在、調べてみればチャーチの店も無いありさま。
ニュージーランドといえど、飲食は厳しいんである(^_^;)
あ、ややこしいので、この「呪われた場所」の、
変遷をたどってみると、
タイ料理(名前忘れた)2012年
↓
タイ料理(名前忘れた)2013年
↓
Sukhothai 2014年
↓
Meet Fish Wine 2016年
↓
Inti 2018年2月現在
と、いったような具合なのである。。。
やっぱこの場所、なにやってもダメなんじゃない(?_?)
と思い始めていたdanekoだったが、
今回は注目のお店ということで、行ってみた。
店内は相変わらず広々として、
席数の割に空間がたっぷり。
これって、お客にとってはゆったりできていいはずが、
そんなに流行ってないところをみると、
どうも人間さまは適度に狭い店がお好きなようである(-_-)
鳴り物入りでオープンしたにしては、客少な。。。
danekoは先に入店し、娘danekoを待った。
待つ時は、スパークリングワインを飲みながら。
それが、あまりにも量が少なかったので呆れた(@_@)
ショックのためか、画像も消えていた。。。
娘danekoは、白ワインをグラスで。
この白いせんべいみたいなのは、無料のアミューズ。
こんなものを出されたからって、
料理が安くなければなんのお得感もないけどね(~_~メ)
だいたい、アブラが塗ったくってあって、感心せぬ。
揚げせんべいに更にアブラを塗るとはこれいかに(~_~メ)
お店名物。 グアカモーレ。 16ドル。
サボテンの身が入ってるんだって・・・
メキシコの、優秀おつまみなのだけど、
ここのは、変にアレンジしてしまっていて面白くない。
グアカモーレを妙にオシャレにしてどーするのよ(-_-)
しかもお味は・・ごくふつうである。
サボテンの実が妙にほろ苦いのが、
微妙な感じであった。
お値段は、16ドル。 高いな。
素直に賃料反映して値付けするなら、
もちょっと満足感のある料理にしないとね。
ブリトマートのMexico なんかのほうがお値打ち↓
かつ変なアレンジをしてなくてよい♬
ひさびさに、メキシコへ! 人気のタパス・バー健在(^-^)/
danekoたちは、
もうこの時点でこの店に愛想を尽かしていた。
が、もう一品頼んだ料理があった。
最初からドドドドッと頼まなくて本当によかった。
スイートコーンをたぶん炭火で焼いたもの。
それに、チーズをたっぷりと掛けてある。
18ドル。 う〜〜〜ん。
チーズは、パルメザンで質は悪くない。
が、添えてあるアーティチョークのソースは、(?_?)
疑問符??いっぱい。
コーンとチーズは美味しいだけに、
ヘンなソースは要らなかっただろう。。。
どうも、なんだかね〜、ここのシェフ、
肩に力が入り過ぎているのか、
それとも最初から力量なんか無いのか、
よくわからない料理である(-_-;)
いちおう、
中南米の料理をオシャレにアレンジしたという。
あれあれ?
ヘラルドの記事にはたしかスパニッシュって・・
まあ、スペイン語圏ではあるんだろうけど、
取材間違ってますね。
まあとにかく、オシャレにする前に、
しっかり美味しくないとダメだよ。
中南米の料理って、盛り付けやプレゼンはともかく、
美味しいものなんだから(^_^;)
残念なことにワインも進まず、
珍しく、ワイン2杯と料理2品で店を出たdanekoたち、
お会計、57.5ドル。
まったくおナカに貯まらず。
会計の時に店の人が 「Are you happy with our dish?」
と聞いてきたので、
一応、思ったこと感じたことは言って店を出た。
妙なアレンジは、ケガのもと(-_-)
まずはふつうに美味しいエスニックが作れてから、
いまオークランドで流行りのアレンジをすれば良い。
57.5ドルは、ほとんどムダだったけど、
食べ歩きにムダは付きもの。
。。。danekoたちは放心状態で、
呪われたビルを出て歩いた。
やっぱここも、長続きしないかも・・・
ホントに呪われているんでしょうか・・(?_?)(?_?)
Inti
2 Chancery St, Auckland
【しろねこにも応援ぽちをm(_ _)m】
チョット、danekoが行くから呪われたのヨ(-_-;)
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