この日、danekoはバスで帰って家で夕食のつもりでいた。
しかし・・
バスはなかなか来ない。
表示版によれば、あと20分はかかりそう。。
danekoは例によってお腹が空いていた。
そんなにペコペコではないけど、
なにか軽いものを食べたいな・・
そう考えつつ、
ビクトリア・ストリートを登り始めたのだった。
Midnight Express
中近東料理の店である。
![midnight express 201904 exterior](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/04/midnight-express-201904-exterior-480x640.jpeg)
ビクトリア・ストリートの、
スカイタワーの向かいあたり。
以前からちょっと気になっていたお店。
友人が、ランチのムサカが美味しかったと勧めていた。
外の黒板に、
25ドル2コースディナーと書いてあるゾ(ー_ー)!!
美味しければ、お得だ!
中をのぞけば、ちょうどよい2人席が空いている。
あそこに座らせてもらおうっと。
と、入店。
一人客はdanekoだけだったが、
あまりかまわぬカジュアルな雰囲気に助けられた。
![midnight express 201904 interior](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/04/midnight-express-201904-interior-480x640.jpeg)
なんとなく、感じの良い店内である。
チャイニーズの店などと違って、
照明がウォームホワイトなのが良いと思う。
25ドルのディナーコース
さて、持ってきてくれたメニューを見て、
最初にワインを選ぶ。
ワインリストはまあ、
こういう店としては、ふつう。
適当にシャルドネを選んで、まず注文。
それからメニューをじっくり見てみた。
25ドルコースは、選べる前菜とメイン。
それぞれに、5種類以上のラインナップ。
グランドメニューを見れば、メインは22〜25ドルの価格帯が中心。
danekoはマネージャさんに聞いてみた。
トルコ人の、気さくな人である。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
コースのメインって、小さめなの?
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/ojisan-1.jpg)
いや、サイズも何も同じだよ。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
それならみんなコースを頼むんじゃない?
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/ojisan-1.jpg)
まあ、コースを頼む人が多いけど、中には2〜3ドル安く済ませたいからメイン一皿のお客さんもいるよ。
とのことだった。
danekoは、とりあえずコースにしようと思った。
が、メニュー選びが難航する。
クリスピー・カラマリは、イカフライだという。
ああ・・パン粉で揚げたフライは要らないな(^_^;)
と、中近東のディップ3種類が楽しめるトルティーヤに。
それから、メインがなかなか決まらない。
すごくお腹が空いているわけではないので、
もったりした料理は避けたい。
そう思うと、中近東系は難しい。
サラダなどは、こんな雨の夜に身体が冷えるし。
マネージャさんがやってきて、danekoに聞いてきた。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/ojisan-1.jpg)
いろいろ迷ってる?
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
そう、今日はすごくお腹が空いてるわけじゃないから。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/ojisan-1.jpg)
だったら、メインとデザートにしたら?同じ25ドルだよ。
うう〜ん。。
中近東系のデザートは、鬼門だ。
甘ったるいものが多いし。
と、困るdaneko。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/ojisan-1.jpg)
料理が残ったら、テイクアウェイできるよ。
との一言が決め手になり、
メイン料理は名物のムサカにすることにした。
ゆったり、コースディナー
さてさて、これでひと安心。
周りをキョロキョロしたり、人間観察。
![midnight express 201904 dip](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/04/midnight-express-201904-dip-480x640.jpeg)
3種のディップとトルティーヤ。
これは、お腹に軽かった。
重くするには、ディップをた〜っぷりつければよい。
ヨーグルトのディップ以外は食べやすかった。
ヨーグルトの酸味は、ディナーには不要なdanekoである。
お客さんは、近辺に泊まっているのだろうか、
観光客が多いような。
物価高のオークランドシティでディナー難民となり、
25ドルの看板にひかれて入店してきたような感じ。
ただ、ガイジンさんには中近東料理がつかみにくいようで、
眉根を寄せてメニューと格闘する人も見られる。
メニューに写真が載っているとだいぶいいんだけどね。。
![midnight express 201904 moussaka](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/04/midnight-express-201904-moussaka-640x480.jpeg)
さあ、メインのムサカ。
お、食べやすいゾ!
中近東風ラザーニャである。
前菜のディップも残しておいてくれた。
![midnight express 201904 moussaka2](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/04/midnight-express-201904-moussaka2-640x480.jpeg)
だが、このほとんどをdanekoは持ち帰ることになる。
喜んで黄色いライスを食べていたら、
満腹信号が出てしまったのだ。
マネージャさんは、
気持ちよく、ムサカをテイクアウェイにしてくれた。
といっても、包んでくれたのはインド人のシェフ。
中近東料理でも、インド人シェフの時代なのだ。
マネージャさんは、誇らしげにシェフをdanekoに紹介した。
次回は、ラム・ムサカを食べるよう言われる。
ラムの匂いがなければいいんだけど、どうかなあ。。
ランチも安い、12ドル
ランチメニューも見せてもらった。
こちらも12ドルとかなりお得。
![midnight express 201904 lunch menu](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/04/midnight-express-201904-lunch-menu-480x640.jpeg)
選択肢も多い。
なんか、大盤振る舞いな店だなあ。
支払いをするとき、マネージャさんに聞いてみた。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
なんでこんなに安くするの?だいじょうぶ?
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/ojisan-1.jpg)
もう、ボスがクレージーなんだよ!!オレはこれじゃあちょっと、って言ってるんだけどね。
まあ、キャントヘルプ。
まあ、キャントヘルプ。
とのことであった。
ほんと、
昨今のオークランドでありがたいお値段設定である。
いつまでも続いてほしいものだが・・
アクセス
Cafe Midnight Express
59 Victoria St West, Auckland CBD
Opposite Sky City
☎ 09 303 0312
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