2021年の隔離ももう最終日を迎えた。
今年中にまた、隔離されるときが来るのだろうか。。
え?ひとつ前の記事を読んでない?
というアナタはこちらをどうぞ。
さまざまな思いがよぎる、Day14。
もう少しだけ、お付き合いくださいね。
もくじ
朝7時半起床
隔離最後の朝。
7時半に目が覚めた。
そろそろ、時差ボケを脱しつつあるのか、
それとも、荷造りが心配で起きてしまったのか。
たぶん後者である(^_^;)
いつものように、お湯を沸かし、熱いお茶を飲む。
![2021 nz isolation meal day14 B](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2021/06/2021-nz-isolation-meal-day14-B.jpeg)
この朝ごはんももう最後。
後ろに見えるのは、飲んでしまったワインの空瓶。
結局、カウントダウンで6本買ったが、
2本はお土産となった。
![2021 nz isolation day14 coffee](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2021/06/2021-nz-isolation-day14-coffee.jpeg)
昨日頼んだコーヒーを、
もう一度頼もうかと考える。
しかし、あんな大きなカップで来ては、
とても飲みきれない。
やはり、やめておこう。。
おっと、モノが増えている
朝ごはんを食べ終わると、
チェックアウトの正午まで、あと3時間半。
十分な時間があるようにも思うが、
油断をすると間に合わない。
danekoは、部屋のあちこちを見回し、
隔離前には無かった荷物が増えていることに気づいた。
そう・・隔離生活の不便さに耐えかね、
通販でいろいろ買ってしまったからである(-_-;)
![2021 nz isolation day14 throw](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2021/06/2021-nz-isolation-day14-throw.jpeg)
ベッドの上の、ひざ掛けをたたむ。
暖房の効きが悪いので、一日中大活躍した。
昼間はひざ掛け、
夜はベッドの上に敷いて、暖をとる。
軽いから、毛布を追加するよりずっとよかった。
これもWarehouseで買ったもの。
なんと、前回の隔離でも同じものを買っていた。
学習能力のないdanekoである。
しかし、今年のはグレーにしてよかった。
前のは元気が出るようにと赤を選んだら、
ものすごい安っぽい赤であった。
家で使うにはちょっと・・な赤なのである。
薄いグレーは正解でしたね。
そのまま、家でも活躍することになる。
そうそう、ひざ掛けのことを、こちらでは、
throw と言うんですね。
投げたようにそこにある、という意味らしい。
なんじゃいな?
![2021 nz isolation day14 yoga matt](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2021/06/2021-nz-isolation-day14-yoga-matt.jpeg)
ひざ掛けと、ヨガマット。
この折りたたみのヨガマットは日本から持ってきた。
ヨガマットは、どうしても欲しくなる。
前回はWarehouseで買って、持って帰ったけど、
スーツケースに入らなかったから荷物になった。
でも後半はあまり使わなかった。
カーペットの汚れが気になったからだ。
ホコリだらけのマットを持って帰りたくない。
な〜んて、つい考えてしまって・・
ホテルのソープと洗剤が臭い問題
ホテルの洗剤セットが気に入らなかったので、
自分で買ったものを使っていた。
![2021 nz isolation day14 detergent](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2021/06/2021-nz-isolation-day14-detergent.jpeg)
これが、ホテルのもの。
食器用洗剤、トイレ用洗剤、そして石けん。
どれもものすごいニオイであった。
人工的なレモンのニオイ。
化学薬品のニオイ。
石けんくらいはホテルのアメニティだからいいと思ったが、
これがまた、スゴい匂いだった。
なんというか、ツーンと来る感じ。
たまりません。
このホテル、隔離バージョンになる前から、
この石鹸を使っていたとすると、駄目なんじゃない?
と思ったが、きっとそうではあるまい。
隔離者用に、いいアメニティなど使えないのだ。
とうとう我慢できなくなったdaneko、
Warehouseで3回目のショッピングを試みる。
3日目くらいだったかな。注文したのは。
![2021 nz isolation day14 soap](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2021/06/2021-nz-isolation-day14-soap.jpeg)
届きましたー(*^^)v
左から、泡のハンドソープ。
隔離ホテルでは手を洗う機会も多いから、
泡ソープが便利です。
ライムとミントの香りにホッとする。
家でもこれを使っていたことがあった。
右は、エコな食器用洗剤。
環境にも優しいが、手にも優しく、
どぎついレモンの香りなどはない。
そして、真ん中の石けんだが、
エコストアのレモングラスの石けんを買った。
これは、カラダを洗うため。
3つも液体ソープがあると大変だと思い、
家に持って帰りやすい固形タイプにした。
天然香料のい〜い香り(^o^)
さて、これらご愛用の品々を、どうすべきか。
やはり、持って帰るべきであろう。
置いていくのはしのびない。
どうせ捨てられる運命なのだ。
danekoは食事が入ってくる紙袋に、
洗剤類とカップ麺を入れた。
食べ物も、幾つかあります
今回は、食べ物はそんなに無かったと思う。
前回は、カップ麺にドリンク類。
相当ストックが貯まっていたが、
今回はカップ麺2個とジュース2個。
そして・・
![2021 nz isolation day14 chips](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2021/06/2021-nz-isolation-day14-chips.jpeg)
食べかけのポテチ。
Warehouseで注文したクリップが売り切れだったので、
仕方なくハンガーで止めておいたのだ。
クロゼットにぶら下げて、時折食べていたけど、
半分くらい余ったからこれも持って帰る。
食べ物は大事(^_^;)
![2021 nz isolation day14 ramen](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2021/06/2021-nz-isolation-day14-ramen.jpeg)
右の乾燥野菜は、日本から持ってきた。
カップ麺に入れて食べようと思っていたのだ。
結局、出番は無かったのだが、
これは家でも味噌汁やら何やらに使えるのでOK。
![2021 nz isolation day14 amenities](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2021/06/2021-nz-isolation-day14-amenities.jpeg)
これはホテルのだけど、余ってしまった。
トイレットペーパーは残念ながら、
家で使っているのより薄くて切れやすい。
これはもったいないが、置いていこう。
でも、ゴミ袋やリネン袋は使えそう。
持って帰ろうっと。
こうしてだんだん荷物が増えてゆく。。(^_^;)
軍のスタッフから電話が
午前11時40分。
danekoのパッキングは大詰めに入っていた。
忘れ物をしてはならぬ。
もう2度と、取りには来たくないし、
だいいち、すぐに捨てられてしまいそうだ。
隔離者の残した荷物なんてね・・
汚いから捨てますよね(-_-)
ジリリリリン!
電話が鳴った。なんだなんだ。
Hello、と出ると、軍のスタッフであった。
「もうチェックアウトの準備は出来てる?」
と聞いてきた。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
あと20分ありますけどー
と言いたかったが、なにせ軍のおねーさんは高圧的。
威圧感ありまくりなので、こちらもひるむ。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
はいはい。もうちょっとですよ。
もうちょっとで、下におりますからね。
もうちょっとで、下におりますからね。
と答え、なんとか勘弁してもらう。
やれやれ、こちとら佳境に入っていたというのに、
集中力が途切れてしまったではないか。
daneko、パッキングが何よりも苦手なのだ。
で、支度ができたのは12時5分前。
スーツケースのお手伝いをレセプションに頼む。
大きなスーツケースが2つ。
ホテルの絨毯にからむと重いのである。
それに、お土産のワインや洗剤もある。
待っていると、もう一度、電話が鳴った。
まだかという、軍からの催促の電話だった。
「今、荷物のお手伝いを待っている」というと、
仕方なさそうに電話を切った。
正午まで待てばいいのに、なぜ5分待てないのだろう?
ほどなくレセプションからお手伝いのオニーサンが来て、
danekoのスーツケースを持って行った。
スタッフ用エレベータは別だから、
一緒に部屋を出ることはない。
おカネを払う瞬間は
はてさて。
隔離ホテル14日間のお値段は、3100ドル。
日本円で25万円ほどだ。
今また、NZドル高なんですよね。ほへー。
1ドル60円近くまで下がったときもあったのに。
最近はずっと高止まりな感じ。。
まあ逆に、NZドルを円に換えるなら今ですよ(^^)v
ロビーに降りると、いつものように、
右手に軍のスタッフのコーナー。
左手が、ホテルのレセプション。
アクリルパーティションがある。
danekoが部屋番号をいうと、
おねーさんはカタカタとキーボードを叩き、
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/girl.jpg)
59ドルよ
と笑顔で答えた。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
ええ?? 59ドル?
そうか、隔離代金は別なのかな?
danekoはカードを出した。
2%のサーチャージだったな(-_-メ)
この時は、エフトポス(デビットカード)で支払おうというアタマが回らなかった。
一応、ビルを見せてもらう。
口頭で告げられた金額に間違いがあるのはよくあること。
danekoはホテルのチェックアウト時は、
かならずBill(明細書)を確認してから払う。
ふむふむ・・ワイン、コーヒー、お買い物。
合っている。
あ、ランドリーの請求がないゾ。
2回目は有料と聞いていたのに。
まあ、でもいいや、このまま払っちゃお。
25ドル得したけど、いろいろ損もあったしね。
ダニにも刺され、ダニ捕りシートを失い、
暖房が効かないからひざ掛けを買い、
洗剤類が臭いから、自分ブランドを買って・・
danekoだっていろいろと散財しているのだ。
ランドリー代金くらい負けてもらおうっと。
クリーニングから戻ってきた物も、糸クズだらけだったしね。
あ、コレ内緒にしててくださいね(^_^;)
隔離のお代はいつ払う?
おねーさんは、これで終わりだという。
???
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/danekos.jpg)
隔離のホテル代はどうなってるの?
danekoは、友人が昨年隔離された際、
チェックアウト時に支払ったと聞いていた。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2019/02/girl.jpg)
それはね、私達とは全く関係ないのよ。
政府からメールが来るから。
多分2〜3週間後になると思うわ。
政府からメールが来るから。
多分2〜3週間後になると思うわ。
へえええ〜。そうなんだ。
きっと、NZ MIQからメールが来て、
そこに支払いリンクが貼ってあるんだろうな。
なんだか嫌だな。請求を待つ気持ち。
3,100ドルが、さようなら〜だもんね($・・)/~~~
メールが来たら、またブログに書きます。
クレジットカードのサーチャージは無いことを願う。。
タクシーで帰宅する
今回は、タクシーで帰っていいというので、
ホテル側に予約してもらっていた。
なんか、Uberとかじゃあね、
嫌がられそうじゃないですか?
59ドルの支払いを済ませ、
荷物の乗った鳥カゴのようなカートの脇で待つ。
すると、ホテルスタッフが荷物を外に出すという。
そして、danekoにも外に出ないかと言ってきた。
![](https://www.newzealand-gourmet.com/wp-content/uploads/2020/02/img2.png)
外のほうが安全だから
というのだが、タクシーはまだ来ないし、
外に出ると風が冷たかった。
danekoがタクシーが来るまで中にいるというと、
スタッフはちょっとマズいな、という顔をした。
後ろの方では、軍のおねーさんが、
「あと2人よ!」とかなんとか叫んでいる。
まだロビーに降りてこない客もいるのだ。
よかった。danekoがビリでなくて(^_^;)
ウォーキングを終えた客が、次々と入ってくる。
そのたびに、スタッフがdanekoに遠ざかるようにいう。
そうか。
隔離期間中の人間と同じ空間に居てはいけないのだ。
danekoはDay14。そしてもう、クリーンなのだ!
まだクリーンでない隔離者と接触してはならない。
と、いうことらしかったが、
広いロビー。ドアは開いたり閉まったり。
換気も良さそうだ。
danekoにはそんな危機感はなかった。
タクシーは、10分ほど遅れてきた。遅いゾ。
ホテルの人が荷物をトランクに乗せてくれる。
礼を言ってdanekoは乗り込み、行き先を告げる。
予約の時に、家のアドレスは伝えていたけど、
どうもドライバーは知らないようだった。
「え?空港じゃないんだ」
と、びっくりされる。
空港に向かう人が多いのだそうだ。
みんな、オークランド以外の人が多いんだなあ。
Day14は、飛行機にも乗れるんだね。
これで、danekoもやっと自由の身。
まだ実感はわかないけど、家に帰ろう。
懐かしいオークランド・シティの町並みを眺めながら。
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クリーニング代、踏み倒し。口止め料ちょーだい(-_-)
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